− このウェブページは サイト
「いい家」が欲しい。
>
談話室
の
過去ログ
からコピーしたものです −
gn
グラスウールについて
「いい家」が欲しい。/談話室
迷い人
2001/12/03(月) 19:54:47
皆さん、はじめまして。
私は現在新居の建築を考え、建築会社を検討中の者です。現在住んでいる団地の環境が悪く(結露・カビ・ダニ等)、娘の喘息の一因になっている事から、どんな家がいいのか検討した結果、ソーラーサーキットの家・FPの家・スウェーデンハウスを候補としました。高気密・高断熱が売りなのは全て共通ですが、スウェーデンハウスは断熱材にグラスウールを使っていますよね。このグラスウールですが、一般的に劣化はどの程度なのでしょう?本サイトにも数年経過したグラスウールが傷んでいた旨、書かれていましたが、グラスウールは元来北欧等で使われている主要断熱材と聞いています。もしグラスウールがそんなに脆いならば、北欧の住宅はあんなに長持ちするはずはないと思うのです。現実的に一般的な日本の住宅(ソーラーサーキットの家は別にして)と北欧の住宅の耐用年数を考えてもちょっと納得がいきません。勿論グラスウールが水分を持つとダメということは存じています。その為水分からシャットアウトするような加工が必ずしてあるはずと想像します。スウェーデンハウスの担当者もグラスウールの弱点を論じた上で、水分を寄せ付けない様々な工夫がしてあるとおっしゃっていました。この話は「グラスウールを水分からシャットアウトする技術」にメーカー毎の差異があるということならば納得がいきますが。ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
反プレハブ
2001/12/03(月) 21:04:15
グラスウールは無機質ですから、グラスウール自体が傷むことはまずないと思います。
グラスウールによる壁内結露が構造を傷めてしまうのです。
グラスウールから水分をシャットアウトする唯一の方法は防湿層なのですが、日本の場合はなかなか徹底した施工が行なわれていないのが実情です。さらには防湿層は要らないなどと平気で言うメーカーや工務店まであるのですから防湿層があるだけでもマシといったところです。
高気密という観点から見るとC値5以下が保証されているだけなのでスウェーデンハウスは若干劣っていると思います。(施工例では1〜2程度が標準のようです)防湿層がきちんと施工されていればC値0.5以下になるはずですので、それ以上ということはグラスウールを水分からシャットアウトされていないとも言えます。
日本の場合は夏場の逆転結露もありますのでこれは防湿層では防げない結露なのでグラスウールなどの繊維系断熱材の致命的問題です。
北欧の家が長持ちしているとのことですが、本格的に断熱材を入れはじめたのは60年代以降です。初期の頃の家では防湿層が劣化又は破れている等で機能していないなどの報告もありますので、そもそも防湿層だけに家の寿命を託す繊維系断熱材の充填断熱工法には問題点が多くあると思います。北欧でもノルウェーやフィンランドではグラスウールではなくウレタンが一般的になっています。(FPの家のFPパネルはフィンランドの大手住宅メーカーと共同開発したと宣伝しています)スウェーデンハウスも日本仕様はグラスウール120ミリで本国では140ミリ以上、最近では実験的に600ミリの家も建てられている中ではかなりグレードを落としているといわざるを得ないと思います。
スウェーデンハウスといっても本国とは何の関係もなく単に三菱地所グループの高級木造注文住宅専門会社です。
参考になりました!
2001/12/04(火) 12:15:49
迷い人です。反プレハブさん、ご丁寧に御教授いただき有り難うございました。大変参考になりました。今後とも宜しくお願い致します。
ろく
2001/12/04(火) 13:57:12
遅まきながら以前紹介したグラスウール礼賛サイトです。
http://www.glass-fiber.net/damasare/damasare1.html
礼賛モノですので話し半分くらいに御一読頂ければと思います。
たがみ〜
2001/12/04(火) 14:42:14
そうです、住宅関係はなんでも話し半分が鉄則です。<これも半分に聞いて下さい(笑)
本体は劣化しないけれど、防湿層に高分子を使うグラスウールやロックウール。
防湿層はなくてもいいけれど、本体が劣化する恐れのあるライブウールやセルローズ。
防湿層は必要ないけれど、本体に高分子を使うポリスチレンや硬質ウレタン。
個人的見解としてはどれも20年くらいは全く問題がなく、それをすぎると
保証ができないところと思います。(どこも加速試験はやってると思いますが)
断熱材劣化ゼロを謳っていた体感ハウスもたった築8年です。
点検のしやすさが最後は最も有効という話しもあります。
リフォームのときに、北側や水周りの内装をはがして防湿層やグラスウールを
交換してしまうのも手ではないかと思います。
余談ですが、スェーデンハウス日本仕様の断熱材が薄いのは、日本仕様の
スタッド寸法が違うからじゃないでしょうか?
それと、逆転結露って現実問題として本当に起きるんでしょうか?
簡単な理論でいけば起きる訳ですが、もっと厳密な理論でいった場合に。
反プレハブ
2001/12/04(火) 17:12:25
たがみ〜さん
>スェーデンハウス日本仕様の断熱材が薄いのは、日本仕様の
>スタッド寸法が違うからじゃないでしょうか?
はい全くその通りです(笑)スウェーデンハウスは2×6じゃなくて2×6風木質パネル工法です。ミ○ワホームの2×4風木質パネル工法が壁厚70ミリしか確保できていないのと全く同じ理由です。コンピューターで徹底的にギリギリまでコストダウンしているんですね。
>防湿層はなくてもいいけれど、本体が劣化する恐れのあるライブウールやセルローズ。
繊維系は必ず防湿層が必要なことになっています。ただ、次世代省エネ基準での防湿層の基準が極めて曖昧で、C値2以上5以下の場合は石膏ボードや合板を防湿層とすることができるとなっています。この基準を当てはめるとSCの内壁でも気密が十分取れていることになるんですけどね。ちなみに次世代省エネ基準ではC値2以下の場合は0.1ミリ以上の厚さのある防湿シート、C値1以下の場合は0.5ミリ(?)以上の防湿シートが必要な事になっています。
>逆転結露って現実問題として本当に起きるんでしょうか?
私もエアコンをガンガン(設定20℃ぐらい)かけないと起きないと思っていましたが、実際は違うようです。外壁通気層は直射日光によりかなり暑くなり、しかも通気層のなかは案外蒸れています。日中よりもむしろ日が暮れた後に起きると思います。よく真夏の夜に自転車のサドルが結露して濡れているのと同じです。逆転結露は外壁通気層と防湿層が無い方が起きにくいようですが、これでは10年もしないうちに腐ってしまいます。
余談ですが、最近さかんにCMをやっているブラ○トホームのHPを見てみましたが、ウレタン70ミリ充填断熱でなかなか高性能だなと思っていましたが、残念ながら2地域では建築致しませんとありました。どうしてなんでしょう?
それから、トステムのSWがグレードアップしたようです。ウレタン70ミリから90ミリにグレードアップしてます。FPに対抗してでしょうか?個人的には基礎断熱なのでSWの方が優れている様に思います。
迷い人さん
選択項目でFPとスウェーデンハウスとありますが、両社ともに床断熱です。寒冷地では水道管の凍結やお風呂の床の冷え等を考えると基礎断熱の方が優れています。上記にも書きましたが、個人的にはトステムSWの方がFPより優れていると思うのですが、FPよりも欠陥等の悪い評判が多いのであまり積極的におすすめできないのがつらいです。
迷い人
2001/12/05(水) 02:20:44
皆さん、価値ある情報感謝致します。
反プレハブさん、トステムSWのご紹介有難うございます。FPよりもいいと聞くと気になります。個人的にも調べてみます。ちなみにお書きになっている「欠陥時の悪い評判」とはどんな事なのでしょう?また話は変わりますが、カネボウで出している「パーフェクトバリア」という断熱材がいいと言う話を伺いました。早速カネボウのHPにて調べてみましたが、かなり優れもののようですね。ただ実際に使っている顧客の話がないので、実際にはどうなのでしょう。もしご存知でしたら教えてください。
たがみ〜
2001/12/05(水) 12:30:26
反プレハブさんの膨大な知識にはいつも頭が下がります。
「家オタクKing」の称号を授与したいと… ←誰も要らん要らん
> 日中よりもむしろ日が暮れた後に起きると思います。よく真夏の夜に
> 自転車のサドルが結露して濡れているのと同じです。
ちょっとうむむ?です。確かに夜になって車全体が結露することは良くあります。
これは温度が下がったことで飽和点が動いたことと、金属やガラスの放熱性が良く
他の物質よりも先に温度が下がった為ですよね。
でも外壁や合板やシートが湿気侵入の抵抗となり、また各々の物質には
断熱性があるのに外に置いた車の様に結露が起こるところまでいくんでしょうか。
逆転結露を、実際の家と同じ環境において見た方はいらっしゃるんでしょうか。
家とは全然違う条件の簡単な実験で「ほら起こるでしょ」と言っているような
気がしてしまうのです。
kei2@北関東
2001/12/05(水) 12:43:09
>逆転結露を、実際の家と同じ環境において見た方はいらっしゃるんでしょうか。
今夏、たま〜〜に、会社のエアコンの吹き出し口から、滴が垂れたことがあります。
壁のコントローラーは25℃の設定なのですけど、吹き出し口の冷気の温度は、
露点に達していたようです。
26℃にして、ルーバーをスイングするようにしたら大丈夫でした。
ルーバーを固定にしたことなど、使い方も悪かったようです。
なお、この建物でも、夏の窓ガラスの結露は見たことがありません。
Yahho!
2001/12/05(水) 13:13:03
逆転結露ですが、結露の絶対量が冬の場合と異なり程度が低いこと、および気温が高いので乾きやすいことの2つにより、それほど深刻ではないと思います。
家の場合やや複雑で、合板が吸った水分を再放出し、起こるようです。しかも建て初めのうちは合板の含水率が高く、日射で合板が外壁ごしに間接的にあぶられて水分が蒸発し、起こるようです。1年目では起きやすいが、2年目以降は起きない、もしくは程度が軽くなるとの話を読んだことがあります。
反プレハブ
2001/12/05(水) 17:04:54
窓の結露と違い、壁内は密閉されている空間ですので、窓の結露が起きている起きていないで壁の中まで判断する事は出来ません。暖房方法を工夫すれば1枚ガラスのアルミサッシでも結露させないようにすることができます。(窓下設置のパネルヒーターなど)
よく冬場にカーテンを閉めている窓や気密性の悪い2重サッシのある窓、暖房していない部屋の窓が激しく結露するのと同じでしっかりとした防湿層の無い壁の中では同様に激しく結露します。湿気は冷えた空間に移動する性質があるためです。防湿シートの針の穴から何十リットルもの水分が移動するというのは少々大げさな気もしますが、かなりの水分が侵入することは確かだと思います。
たがみ〜さん
自転車のサドルの例は後からから考えてちょっと間違っている事に気がつきました。すみません(^^;あれは夜露ですので・・・。
夜露と逆転結露は直接は関係ないのですが、外壁通気層に夜露がつくのは良くある事です。水切り板から結露水が滴っているのは見た事があります。それが昼間太陽に熱せられて乾くとなると外気とは比べ物にならないくらい通気層内部が高湿度になることが予想されます。通常、冬場の壁内結露は外気温が7℃以下(室温20℃、湿度45%の時)で起こるとされていますので、温度差は13℃ということになります。冬場はもともと飽和水蒸気量が少ない上に湿度が低いのでかなり乾燥状態になるのですが、夏場は飽和水蒸気量が多い上に湿度はかなり高めです。
ということで、詳しい計算をしていないので断定できませんが温度差10℃ぐらいでも結露が起きるのではないかと思います。外壁通気層は夜露で湿度が相当高い上に太陽に熱せられて50℃ちかくになることも考えられます。
匿名切望
2001/12/05(水) 18:09:20
反プレハブさん、松井さんのような表現で壁内結露の不安をあおるのはどうかと
思いますよ。
カナダでは防湿シートの代わりに透湿性のないペイント仕上げで防湿層とする事も
あるようです。
御自身がお住まいの地域もあるでしょうが、過剰な断定が多いと思います。
ファイ
2001/12/05(水) 18:16:24
> カナダでは防湿シートの代わりに透湿性のないペイント仕上げで防湿層とする事も
カナダでの防湿塗料は研究中と書いてあったのですが、実用化しているのでしたか。
設計品質と施工品質
2001/12/05(水) 20:02:17
反プレハブさん、反プレハブさんの知識の広さにいつも感服いたしております。
ご承知の通り、夏季の逆転結露は、特に南の地域の研究者の間でも今研究が進行中ですね。繊維系断熱材充填断熱による室内防湿層が、冬季のカビ腐れ、結露対策として有効なことは、すでに認知されています。しかし2から5地域では必要か否か、ひとつの研究成果は、建築技術10月号で北九州市立大学の尾崎氏がp154から157で記述しています。(合板を外部に使用したa、グラスウール通気層無防湿層有 b、グラスウール通気層有防湿層有 c、発砲系通気層有防湿層有3つで検証)
その中の図3をご参照ください。広島の例(6月から9月を室内温度26度とした場合)ですが
反プレハブさんのコメント
>日中よりもむしろ日が暮れた後に起きると思います。
について、
もしかしたら昼間の12時ごろから夜の20時ごろまで時間帯を広げた方がよろしいかと思います。
a、b壁モデルについて、結露危険時間帯ピーク時は壁体内温度55度とピークとなる午後5時で、その前後5時間が、壁内防湿層の相対湿度90%から100%となっています。さらに、尾崎氏は、ほぼ2地域以南(少し次世代と地域区分が違いますがご容赦願います)では、夏季湿害、冬季湿害両方の危険があり、対策が不可欠と記しています。次世代で記された通気層有りポリエチレン防湿層充填断熱仕様でも通年での防止の可能性も否定していませんが、壁体内に80%以上の湿度状態を25%の時間以下の滞留とする条件を満足させるには他の壁体仕様を提示しています。その中には、沖縄以外は発砲系による外断熱を付加させる条件をひとつに上げています。
もう一つ反プレハブさんのコメント
>ちなみに次世代省エネ基準ではC値2以下の場合は0.1ミリ以上の厚さのある防湿シート、C値1以下の場合は0.5ミリ(?)以上の防湿シートが必要な事になっています。
次世代基準では、2以下は0,2mm、5以下は0.1mmで、1以下はまだ仕様規定されていなかったので、ご確認ください。すでに次世代基準をアタリマエにして、夏季冬季も含め、今の防露研究を盛り込んだS世代基準が模索中と聞きます。c値1以下はその時かと。
反プレハブさん、今後とも様々な広いお知恵を拝借いただければ幸いです。お願いいたします。
設計品質と施工品質
2001/12/05(水) 20:46:01
匿名切望さん、尾崎氏も、3地域以南での夏季逆転結露に安全な仕様として、発砲系外断熱以外に、下地を石膏プラスターから吸放湿内装下地材に変更した防湿塗料での室内防湿仕様を挙げています。一度決められた次世代基準を否定することをはばかりながら、ポリエチレン防湿層を使用する地域は、2地域以北に限定しています。
様々な議論が為されていますが、夏季逆転結露をより安全にする仕様は、充填断熱では研究途上であることは間違い有りません。3地域以南ではポリ防湿層仕様の見直しも必要になるかもしれません。
反プレハブ
2001/12/05(水) 21:50:53
迷い人さん
確かにSWの方が建物自体の性能は良さそうなのですが、トータルでFPに勝てるかどうかは定かでありません。FPは床断熱であるのが惜しいところですが、窓はシャノンかエクセルが基本で、お客の希望により一定基準を満たした樹脂サッシ、複合サッシ、木製サッシを選択できます。FP本社の松本建工はFPパネルの製造会社ですので、内装や建具に関しては工務店任せです。さらには独自の勉強会や完成保証制度など常に顧客満足度を意識したことを行なっています。それに対し、トステムはSWパネルはもちろんのこと、サッシ、屋根材、外壁材、床材、ユニットバス、建具、洗面化粧台、システムキッチン等幅広い建材会社ですので、こちらから強く希望しない限りトステムのカタログしか出してこないのです。欠陥訴訟があっても本社は知らん振りです。
SWを検討される際は、既に建っている家を訪問させてもらい、構造見学会等できちんとした施工がされているか、完成保証制度に加入しているか、他社の設備を選んでも嫌な顔をしないかどうかなどをしっかりと調べる必要があるかと思います。
以前、テレビで欠陥住宅の特集でFPパネルが出ていたのですが、松本建工のHPを見ると当該の工務店はすでにFPグループから破門されている旨のコメントが掲載されていました。長年FPグループに加盟している工務店は絶対とは言いきれませんが優良であると言えます。
設計品質と施工品質さん
>次世代基準では、2以下は0,2mm、5以下は0.1mmで、1以下はまだ仕様規定されていな>かったので、ご確認ください。
すみません。間違って覚えていました。
以下次世代省エネ基準から引用します
>建設省告示998号
> 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計及び施工の指針
>エネルギーの使用の合理化に関する法律(昭和54年法律第49号)第15条第二項の規定に基>づき、住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する設計及び施工の指針(平成4年建>設省告示第451号)の全部を改正したので、告示する。
>平成11年3月30日 建設大臣 関谷 勝嗣
次世代省エネルギー基準の正式名称ってややこしいんですね(笑)
>(ロ)
> グラスウール、ロックウール、セルローズファイバー等の繊維系断熱材その他これらに>類する透湿抵抗の小さい断熱材(以下「繊維系断熱材等」という。)を使用する場合にあ>っては、防湿気密層(断熱層の室内側に設けられ、気密性及び防湿性が高い材料で構成さ>れる層であって、断熱層への漏気や水蒸気の侵入を防止するものをいう。)を設けるこ
>と。
セルローズファイバーも防湿層は必須です。
>(イ) 相当隙間面積を1平方メートルにつき5.0平方センチメートル以下とする場合
> (i)
> 厚さ0.1ミリメートル以上の住宅用プラスチック系防湿フィルム(日本工業規格A6930−>1997(住宅用プラスチック系防湿フィルム)に定めるものをいう。)又はこれと同等以上の>防湿性及び気密性を有するもの(以下「防湿気密フィルム」という。)
>(ii)
> 透湿防水シート(日本工業規格A6111−1996(透湿防水シート)に定めるものをいう。)>又はこれと同等以上の透湿性、防水性及び気密性を有するもの
>(iii)
> 合板又はこれと同等以上の防湿性及び気密性を有するもの(以下「合板等」という。)
>(iv)
> 吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材(日本工業規格A9526−1994(吹付け硬質ウレタンフ>ォーム断熱材)に定めるものをいう。)又はこれと同等以上の断熱性及び気密性を有する>もの
>(v)
> 乾燥木材等(重量含水率20パーセント以下の木材、集成材、積層材等をいう。)
>(vi)
> 鋼製部材
>(vii)
> コンクリート部材
上記のにあるようにC値5以下の場合は合板などが防湿層として認められるので防湿フィルムは不要ということになってしまうのが問題です。
> (ロ)
> 相当隙間面積を1平方メートルにつき2.0平方センチメートル以下とする場合 (i)
> 厚さ0.2ミリメートル以上の防湿気密フィルム
>(ii)
> 合板等
>(iii)
> コンクリート部材
あらら?C値2以下でも合板が防湿層になっています。だから防湿シートは不要なんだなどと平気で言う業者があるんですね。これでも高耐久仕様として認められてしまうところが怖いものです。
匿名切望さん
>反プレハブさん、松井さんのような表現で壁内結露の不安をあおるのはどうかと
>思いますよ。
別に不安をあおるつもりはありません。私の実家なんか外壁通気層無し、防湿層無しのグラスウール100ミリ充填断熱で室内洗濯物干し、開放式ストーブを使用しています。それでも築20年目ですが、今のところ風呂場が壁内結露で土台から何から全部腐ったのを除けば異常ありません。風呂は日曜大工で直しました。タイルを剥がし、びしょぬれの断熱材を引っ張り出し、柱や土台を切断しジャッキアップ、新しい木材を挿入し金具で緊結、ヒバ油防蟻材をたっぷり塗布し、ポリスチレン断熱材を入れ、隙間を発泡ウレタンで充填、ラス板を貼り、アスファルトルーフィング・ラス網を貼り、モルタルを塗り、タイルを貼って完成です。
松井
2001/12/05(水) 23:26:22
ニューオーリンズで出会った建築関係者は、防湿層は壁の外側に施工するものであると言明していました。
実際に、数々の現場でそれを確認したのですが、その理由は逆転結露の防止にあることは明白です。高温多湿な地方で、エアコンによって室内温度を24度前後に維持する場合の常識になっているようです。
また、カナダでは内側に防湿層を施工するのですが、最近ではパーフェクトな防湿施工をあきらめて、外側の合板に適当に隙間や穴を開けてしまって、水蒸気を外側に拡散してしまおうとする現場が目立っていました。
スウェーデンの家が長持ちしているというご意見がありますが、どこの国においても長持ちするように造られたものがそうなのであって、施工ミスがあるものや、いい加減なつくりのものは短命です。もっとも、スウェーデンの気候条件であるならば、内部結露さえ起こさなければ長持ちして当然だと思います。
アメリカ南部では、腐った家とシロアリにやられた家をよく見かけます。そこで、最近ではグラスウールを止めて板状断熱材を用いる外断熱が目立ち始めているのでしょう。
まあ、いずれにしましても雨漏りに対して、グラスウールに包まれて通気性の乏しい環境にある木材は、哀れなほどに腐りやすいものだということは紛れも無い事実です。
そしてよく考えておくべきことは、その事実に住んでいる人が気づくのは被害が大きくなってからだということです。
グラスウールがいいか悪いかを論じるのであれば、雨漏りに対してを真っ先に配慮するべきだというのが現場からの声です。
ペッコン
2001/12/06(木) 09:27:06
福岡で百葉箱にデータロガー置いて外気温湿度データを取ってますが、
うちのデータより6〜8月の3ヶ月間で、部屋壁温度を↓一定として逆転結露発生時間を計算すると、
部屋壁温度28度で、1時間
部屋壁温度27度で、34時間。
部屋壁温度26度で、219時間
この想定は、うち壁までつうつうで外の湿気が入いるものなので現実には
この計算よりかなり緩いと思われます。
しかし、たった1度の差で結露時間は結構大きく変わるので
設定温度を低くするとかなりやばそうです。
そして、建築技術10月号のように熱射による駆体温度上昇で、
駆体木材からの水分蒸発までからむとしたら事は複雑です。
模型パネルでなく住宅での実験なら10月号を見てみたいですね。
逆転結露が実際にどの程度悪さするのかは未だ不明でしょうが、
決定打は、やはり透湿抵抗の大きな断熱材による外断熱ですか。
たがみ〜
2001/12/06(木) 10:10:06
ちょっと腑に落ちないのは、逆転結露を訴える方の説明に断熱の概念が入っていない
ことです。木も立派な断熱材ですし。
断熱・気密の観点で言えば、夏にダンパーを開けながら冷房しているSCの家が、
最も逆転結露が起こりやすくありません?ビニルクロスを貼った石膏ボードは
ある程度の透湿抵抗を持ちませんか?
ペッコン
2001/12/06(木) 10:45:09
> 逆転結露を訴える方の説明に断熱の概念が入っていない
フタ無しで、綿状断熱材を使用する限り、一番低い温度の個所まで湿気が入って来易いとうことです。
しかし、最外側にビッチリ合板やタイベックがあればこれが結構透湿抵抗になりそうですね。
> 夏にダンパーを開けながら冷房しているSCの家が、最も逆転結露が起こりやすくありません?
そうかも知れませんが、壁の中に風が吹いてるそうですから、
充填断熱に比べると結露し難いし遥かに乾きやすいのでは。
この話も以前かなりされてたような...
たがみ〜
2001/12/06(木) 11:40:53
> この話も以前かなりされてたような...
すいません、頭が発砲ウレタンになって忘れておりました。おっしゃる通りです。
それと、設計品質と施工品質さんご丁寧な説明ありがとうございました。
防湿層のある家で、北側の壁と南側の壁のどちらが長持ちするかで
夏結露と冬結露の比較は多少分かりそうな気もしてきました。
(他にもいっぱい影響はありますが)
※
このホームページに記載された記事は、いかなるものであっても許可なく転載したり、利用することを堅くお断りします。特に談話室の記事を無許可で営業に利用することを禁じます。
高気密・高断熱の家/ソーラーサーキット(外断熱・二重通気工法)
COPYRIGHT (C)
「いい家」が欲しい。
ALL RIGHTS RESERVED.
− このウェブページは サイト
「いい家」が欲しい。
>
談話室
の
過去ログ
からコピーしたものです −
gn