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冷暖房について

「いい家」が欲しい。/談話室



たーちゅ 2002/08/24(土) 23:56:41
はじめて書き込みします。
24時間換気システムについてなのですが、
24時間換気空調システムにすることは可能なのでしょうか?

noah 2002/08/25(日) 03:50:23
冷蔵庫って断熱材で覆った箱ですよね。零下10度から摂氏10度くらいまでコントロースします。コンパートメント(部屋)ごとに温度差をつけて空気循環で冷気を調整してます。フロンガスをコンプレッサーで圧縮して冷やしますが、必要以上に冷えすぎないようにコンプレッサーをサーモスイッチで入切りします。電気代を節約するにはドアを不必要に開ないことです。で、今の冷蔵庫はドアを引き出し式にしたり、小物用の小さなドアをつけたりいろいろ工夫してますよね。


24時間空調の家も同じ考え方です。家を高気密高断熱にする理由もエアコン(空気質最適化)が省エネで機械コントロールできるようにするためなんです。ですから、24時間換気空調システムには高高住宅は絶対不可欠の条件になるんです。
冷蔵庫と違うところは人が家の中で生活するために、窓があり、酸素を必要とすることです。窓がたくさんあったり、大きかったりすると断熱性能が下がりますので必ず、2重サッシ、3重サッシを使い、フレームも木や樹脂を使う必要があります。いくら壁の断熱性能がよくても窓がアルミ一重ガラスということでは返ってコストパーフォーマンスが悪いといわざるを得ません。

熱移動のできるだけ少ない空間で外気との空気交換は換気システムを使います。窓の開閉は熱効率を落とすことにつながります。酸素を多くして二酸化炭素を排出する装置です。そのときせっかく冷やされた(あるいは暖められた)空気が逃げてしまうと非常に熱効率が悪くなります。そこで第一種の換気装置(熱交換器つき)があります。普通第3種で内の空気を機械的に出して外の空気を自然吸気させます。これだと安いのですが、せっかくの熱エネルギーが逃げてしまう。エアコンも普通家全体を冷やしたり、暖めたりする全館冷暖房方式は理想ですが、どうしてもパイプの配管や機能的に増やすと高いものになります。大体、50坪で300万くらいかかる。35坪の家で採用しても最低でも200万。ちょっとどうしょうかと迷ってしまいます。

私は5万円程度で売っているエアコンをすべての部屋につけると大体一部屋あたり、7万かかるとして5部屋で35万。こんなに安くていい冷房装置は日本にしかありません。これはコンプレッサー自体の能力が落とせるインバーターです。本当の高高住宅で第1種換気を使い、吹き抜け天井に空気循環ファンをつけるとおそらく使うと40坪の家でおそらく2台運転でOKです。部分冷暖房だと言われそうですが、実際、高高住宅では冬でもトイレ風呂はそんなに寒くなりませんよ。

noie 2002/08/25(日) 12:06:45
第1種換気システムは、熱ロスがないので理想的なように感じるのですが、
私は、第1種には今ひとつ信用がおけません。
この場合、給気もダクトを通じて行われる。このダクトのメンテがどの程度可能なのか。定期的にクリーニングができるのか?
排気ダクトが汚れる分には別段問題はないが、
給気ダクトの汚れは致命傷でしょう?

だから私は第3種換気システムの方が、シンプルで無難な選択と考えています。
それでも、年4回は給気口のフィルターを交換し、さらに外側に台所換気専用の
フィルターを張っています。こうすると、小さな虫が入って来ないんです。
そして空調は、見栄えはちょっと落ちるが、壁掛け型のエアコンが無難ではないですか?これほど、技術の進歩がめまぐるしいと、とにかく簡単に交換できる方法に
しておくのが一番良いと思います。私も、エアコンは1台でも良いから、早く最新型に交換したいと考えています。
問題は、第3種だと熱ロスがあるということなんですが、寒冷地のように内外温度差が40〜50度にもなるようなところでは重要な問題でしょうが、普通日本で使用する場合、それほど大きな問題になるとは思いません。
私も、換気量を上げるため、換気扇本体を能力の大きなものに交換しましたが、
これによって家の中が寒くなったり、
冷暖房費が上がったという実感はありません。
パンフに書いてあるような、劇的な効果はないのではないですか?
それなら、システムはシンプルで故障が少なく、メンテが簡単で、
交換時には簡単に交換出来るようなものが、ベストだと考えます。

noie 2002/08/25(日) 13:20:43
暖房について書き忘れましたが、
わが家では、暖房は蓄熱式を1階と2階に1台づつ置いています。

この蓄熱式は、フルパワーの時期には、もう申し分ないのですが、
季節の変わり目などには、蓄熱量の設定など、経験と慣れが必要です。
わが家のエアコンは、もう割り切って冷房専用のものを選定したのですが、
こういう時は、冷暖房用のエアコンが、1・2階に1台づつでもあれば、
便利だったかなと反省しています。

たーちゅ 2002/08/25(日) 21:20:44
noahさん、noieさんお返事ありがとうございました。
ただいま住宅取得にむけて情報収集しています。
noahさんのお考えになる高高住宅はどのような構造ですか?
在来工法で考えているのですが、断熱についていまいち
すっきり考えがまとまりません。SCの家、エアサイクルの家など
いろいろありますが、読めば読むほどわからなくなってきました。

kei2@北関東 2002/08/26(月) 07:57:58
noieさん、
>給気ダクトの汚れは致命傷でしょう?

わたしは、そうは思いません。
日本のオフィス(大きなビル)では、ふつう第1種換気が行われています。
ダクト内部を見るとほこりが積もって汚れています。
しかし、空気中の浮遊粉塵量は労働安全衛生規則に定める規定を満たしています。
これが原因で病気になったとかいう話も聞きません。
たばこの煙の話は聞きますが。。。。
吸気ダクト内の結露によってカビが発生したりすると問題でしょうけど。

熱交換については、換気駆動電力量と回収できる熱だけで考えるだけで考えると、
おっしゃるとおり計算すれば済みます。
それ以外の熱交換型第1種換気の利点は、
1.第3種換気では、冬に吸気口付近が寒いのが軽減できる。
2.吸気フィルターの清掃が一箇所で済む。
というのもあると思います。

noah 2002/08/26(月) 10:51:31
私は北米在住です。実はこちらの家はみんな2x4なんです。どんな種類の家かといっても大体、家と言えばアメリカ大陸はすべて2x4一本です。熱帯から極寒地までほとんどそんなんです。日本みたいにいろいろな種類の(といっても基本はそんなにあるものではありませんが。)工法はないのでシンプルですよ。

あとはコンクリートのマンションですね。これは外断熱です。もちろん内断熱のマンションもありです。たまにヘビーティンバーの家もありますが、これも外断熱です。5階建てくらいの建物はすべて2x4の建て方なんです。それは90パーセント以上だと思いますが、グラスウールの充填断熱です。断熱性能をあげるといえば一番簡単なのが壁を厚くする。あまり厚いと部屋が狭くなるのでそこはスタイロを外張りにしているところもあるでしょう。

しかし、大体は作っている現場は日本から見たら雑で簡単でそんなんでいいのができるの?という感じですよ。実際は日本のより間取りが使いやすく、広々してますよ。あまり細かいことにぐちゃぐちゃ施主が言わないんですよね。だから能率よく、工事が進められて結果安いんです。


日本人は凝り性だからこったらすごい。そんなすごい高い家つくってどうすんな?ってな感じ。車でもそうですが、大体の日本人はスタンダードベイシックよりデラックス以上の高いのがすきなのよ。

しかし、日本のエアコンえらい安いよ。何度も言ってしまいますが、これ高高にこれ使えば十分ではないですか?換気は窓開けたらできます。すべての部屋につけたらこっちの人うらやましいと思います。失礼しました。

noie 2002/08/27(火) 01:04:32
kei2@北関東さん、
>ダクト内部を見るとほこりが積もって汚れています
これだけで、わが家はアウトです。

ちょうど、この週末、妻と娘がエアコンが臭くて気持ち悪いと騒ぎ出しました。
冷房を切る前には、必ず1時間送風して湿気を飛ばしていますので、
まさかカビが生えるはずはないと、調べたところ、
カビはありませんでした。ほっと一安心。
それでは、と思い当たったのが、フィルターのほこりです。
掃除機で、吸い取ってはいるのですが、
今年はつい忘れて、1回も洗っていませんでした。
そこで早速洗って、十分乾燥させて、スイッチオン。
臭いは気にならなくなり、再び快適になりました。

しかし、ビルのダクトはある程度太いからいいですが、
一般家庭用のダクト内のほこりは、どうやって掃除するのですか?
まして、カビやバクテリアが発生したときの対策は?
やはり、ダクトを通した給気は信用できない。

noahさん、北米在住だったんですか〜。
これで、納得。
確かに、そちらの住宅を知ると、日本の住宅は、?と思えるでしょう。
かつて、アメリカ人が日本の家を評して、「ウサギ小屋」と言ったそうで、
それを聞いた私は憤慨したものですが、
今思うと、彼らから見ると確かにそう見えるかもしれない、
それは単に狭いという意味だけではなく、
住文化の貧困さを意味しているのではないでしょうか?
と、「犬小屋」に住みながら思う次第です。

kei2@北関東 2002/08/27(火) 07:52:43
>しかし、ビルのダクトはある程度太いからいいですが、
>一般家庭用のダクト内のほこりは、どうやって掃除するのですか?

今はやりの高さ100mを越すペンシルマンション(=タワーマンション)も
デパートもお役所建物も、ほとんどはダクトの掃除なんかしていません。
それでも、多くの人は問題なくすごしています。
アレルギーとかに特別敏感な人は別です。

家庭用の吸気ダクトの掃除をされるなら、ダクトの内部は蛇腹方式ではなく、
ストレートなものが良いと思います。多少は煙突掃除ができそうですから。

ペッコン 2002/08/27(火) 12:40:47
ずいぶん前にも書いたような気もするのでしつこいようですいません。
第1種と第3種を比較すると...

1.空気経路の設定
第1種の方が確実な換気が可能なので空気経路の設定が楽。
第3種はショートサーキットを起こし易い問題があり、空気の淀みを完璧に無くそうとすると
間取りに制約が出るはず。

2.快適性
第1種熱交換型は外気がそのままが入ってこないので、
第3種と比べて冬冷たい気流を感じることが少ないのでより快適。

3.気密度
第1種ダクトタイプは、吸気排気の穴が1システム合わせて2コなので、実質の気密度が高い。
と言うことは、風/温度差など外気の影響による換気量の影響を受けにくい。
家が古くなって気密度が落ちたとしても換気経路が保たれ易く、より確実。
しかし、システムが故障したときの空気質は第3種より悪化するはず。

4.室内圧力
第3種は室内が弱負圧になる。敏感な人は何か感じるかも。
下水回りなどの施工処理を注意していないと悪臭が逆流することもあるし、
躯体施工に欠陥があとると雨漏りを室内に引き込み易い。

5.フィルター
第1種の方が強力なフィルターを設置可能。

6.構造・コスト
第1種は構造が複雑で第3種より機械による換気コントロールを強めたものであって、
イニシャルコストが大きい上、トラブルを起こす可能性の確率としては倍以上と考えられる。
ランニングコストも吸気系が別に付いてるので倍と考えて差し支えない。
余程の寒冷地でないと熱交換型で熱回収しても到底コスト的には引き合わない。

7.ダクト問題
第1種は吸気系のダクト配置が必要で、第3種よりダクト取り回しのための設計を良く
考える必要がある。いい加減な工務店は梁をぶち抜いたりするので要注意。
一階天井裏厚さに余裕を取ったりするとさらに高コスト。
吸気のダクトに塵付着がある。
これは、個人的には気分の問題と思うけど、気にする人には向かない。

快適性で行けば、換気と空調が一体となったセントラル型のシステムで24時間空調するのが、
一番よろしいと思いますが、更に複雑なシステムとなるので家の構造も含めて
余程トラブルに対処できる設計にしないと後で泣きをみるかもです。

と、こんなところでしょうが、各自どこを重視するかの話しでしょう。

たーちゅ 2002/08/27(火) 19:16:23
冷暖房にしても太陽光発電にしても最初に導入するイニシャルコストが高すぎると、
考えてしまいますね。エコロジーに貢献したいのですが。

noahさん、何度も申し訳ありませんが テインバーフレーム工法について
おしえていただきたいのですが・・・

noah 2002/08/28(水) 02:00:43
冷暖房の題材と違ってきますので別のログ立てあげます。

kei2@北関東 2002/08/28(水) 08:00:18
ペッコンさん、整理してくださってありがとうございます。

>下水回りなどの施工処理を注意していないと悪臭が逆流することもあるし、
>躯体施工に欠陥があとると雨漏りを室内に引き込み易い。
これは思いつきませんでした。
床下、部屋、トイレ、風呂、どこが一番負圧になるか、換気経路はどのようになるか
ということですね。
また、ドアが開きにくかったりもします。
一般住宅では、そこまで計算して換気設計するというよりも、ノウハウ的なもので
間に合っているように思います。居室よりもトイレのダクトが短いからOKとか。
簡単な弁で流量を調整するものもありますから、そんなに難しくないのでしょうが。

たーちゅ 2002/08/28(水) 22:48:03
みなさん貴重なご意見ありがとうございました。
とても参考になりました。

noie 2002/08/31(土) 03:16:18
皆さん、本当にメカにはお詳しい。心底、敬服いたします。

ただ、くどいんですが、第1種はリスクが大きすぎる。
どんどん交換していく機械ならよいが、
換気システムのような場合、そうそう交換するものでもない。
その場合、メカはシンプルで、メンテナンスの容易なものの方が扱いやすいし、
信頼性も高い。
特に、給気の質の維持は、家族の健康を考えた場合、何よりも優先する問題で、
メンテナンスには相当の神経と維持費をかける覚悟が必要かと思います。
また、ダクトの中が埃やカビやバクテリアなどの野放し状態だとしたら、
考えただけでも恐ろしい。
強力なフィルターといっても、どこまで信頼できるのか?
また、フィルターは所詮消耗品。適正な時期にきちんと交換するパックアップ体制ができているのか?
それを、メーカーに任せる場合、年間どの程度の維持費がかかるのか?

そこまで考えて、個人の住宅で複雑な第1種を設置する程の効果があるんでしょうか?
シンプルな第3種で、十分だと思うのですが・・・。

noah 2002/08/31(土) 07:29:32
1種換気は別に複雑ではないですよ。メンテも自分で十分できます。高高の機能を省エネで十分発揮しようとしたらつけたほうがいいです。温暖な日本ではその効果があいまいでわかりにくいので工務店がお客に勧めない、またそれだけの付加価値を取れない商品ということでしょう。配管が面倒で設置費用が高くなる。それが欠点といえば欠点。
せっかくの高高に3種ですと24時間冷暖房を前提とすると換気扇で絶えずエネルギーロスを助長しているということでいやな気分になりませんかね?
いえね顕熱型の換気装置の本体は北米では10万しないのです。日本でも配管含めて30万くらいでできればねいいのですが、私が聞いた範囲ですと50坪くらいの家で70万もするとか。これだとちょっとときどき窓を開け閉めで我慢して5万円のエアコンで十分という気分になりますよね。

ペッコン 2002/08/31(土) 11:38:53
> ただ、くどいんですが、第1種はリスクが大きすぎる。

noie さん、それはおおげさだと思いますよ。
考え方は人それぞれですが決め込みは良くないです。
大抵のものにはメリットとデメリットがあって、どこに価値観を置くかの話でしょう。
その点noie さんの考え方が第3種でマッチしてると言うだけです。

> また、ダクトの中が埃やカビやバクテリアなどの野放し状態だとしたら、
> 考えただけでも恐ろしい。

埃はカビやバクテリアの温床と決め込むから恐ろしくなるんですよ。
うちは、顕熱型の第1種ですが、吸気がカビ臭くなることなどないです。
理屈的にも断熱ダクトを使ってれば結露は起きませんし、
常に強めの気流のあるところにはカビは生えません。
最後に、特に生態系、住環境もその一部でしょうが、
到底デジタル的に○×で考え果せるものじゃありません。
たぶんカビや埃、バクテリアなどは必要以上に多すぎると良くないんでしょうが、
無いと抵抗力低下等また別の問題が起こったりするのじゃないですか。
家の構造体にカビが生えなかったとしても、
流しの溜めマスや浴槽の裏や洗濯機浴槽の裏なんかには
ちゃんとカビが生えてることでしょう。

> 私が聞いた範囲ですと50坪くらいの家で70万もするとか。

noahさん、それは騒音などに拘って2機付けた場合の話じゃないですか?
うちは2機つけてますが70万までは行ってませんよ〜...まぁ田舎ではありますが。

勉強中 2002/08/31(土) 12:32:38
私は、"気密度が出ていれば" 三種で十分派です。

ビルで一種が用いられているのは、建物の気密度が分からない為に、
三種では換気ルートが得られないからだと思います。私が設計者なら、ビルの
気密度は現在の超高気密住宅ほどの性能はでない為、第一種を使うと
思います(笑) 気密度が高い建物になるという前提の元(C値0.7以下)であれば、
外気温度・風速に換気が影響されないので、導入コストもランニングコストの面
でも三種で十分です。

 第一種で特に疑問なのは、熱交換を取り付けたタイプです。比熱の大きな水
ならまだしも、比熱が小さい空気を熱交換して、省エネに役立てるという話
自体が難しい話です。
 例えば100度のお湯と100度のサウナ。100度のお湯の中に5分間入っていたら
人間は死んでしまいますが、100度のサウナでは5分程度では死にません。
 これは、単位体積当たりにおける、熱をたくわえる力が空気と水では違うから
です。空気は熱を蓄えるという面ではメリットが少ないのです。

もともと第一種換気の熱交換タイプは、寒冷地において外気の温度が寒すぎる
から、給気時に少しでも温度を上げる為に設けられたものです。
 温暖地のように、室内外の温度差が小さい時には効果は薄く、省エネ効果もあ
りません。例えば今日のように外気が 33度程度の場合、室内との温度差は
せいぜい7度位しか違いません。寒冷地で室内外温度差が30度を超える条件
とは大きく違います。

 効率の面でいいましても、最近の熱交換器は顕熱交換式の良いもので設計値で
90%程度。(もっとも、効率の良い熱交換機ほど目詰まりしやすいので、
フィルタの汚れによって、簡単に効率は落ちますが。)

 熱交換機の90%の効率に対して最近のセパレートエアコンの効率は、600%を越
えるものがあり、大抵は300%以上です。
 これは、空気を冷やす(あるいは温める)のに投入したエネルギを100とした
場合、第一種の熱交換機で得られるエネルギが90以上なのに対し、エアコンでは
大抵300、良いものでは600以上と、投入したエネルギの数倍のエネルギを得られ
るという意味です。
 効率の面から言っても、第一種の熱交換システムでは、今日のヒートポンプ
式エアコンに勝ち目は全くありません。

 24時間換気空調システムですが、換気は1時間に室内空気体積(気積)の
0.5回行えば十分であるとされています。それに対して比熱の小さな空気
で冷暖房を行うためには、1時間当たり 3回以上は空気を入れ替えなくては
なりません。換気と空調を同じ設備で行うとすると、どちらかの換気回数
が過不足になりますので、換気と空調は別と考えた方が良いかと思います。

 温暖地(省エネ区分地域W程度)では、第一種交換・熱交換を「省エネ」の
観点から導入するのには、一般消費者にはメリットはありません。メリット
があるのは、メーカーと販売業者、メンテナンス業者くらいのものだと思いま
すよ。

ペッコン 2002/08/31(土) 16:36:44
第3種派の方が多いようですね。

勉強中さんが空気を暖めたり冷やしたりすることについて
何を主張されてるのか良く分かりかねますが、誤解があるようなので一言。
24時間換気空調システムは、私も仕組みを詳しく調べたわけではないですが、
外気から換気のために吸入した空気のみを空調してるのではないはずです。
そんなんじゃレスポンス悪すぎますからね。
システムしては換気と空調は別ではあるけど吸気も空調されてるってモノでしょう。
風量上げるとゴーゴーと結構な音がしてましたよ。

> メリットがあるのは、メーカーと販売業者、メンテナンス業者くらいのものだと思いますよ。

そうでもないでしょう。第1種を採用してる業者も儲けだけを考えてるわけでなく
それなりに色々検討してのことです。
高くなれば、敬遠されて売れないかもしれませんからね。
車で言えば、ちょうど2WDと4WDの違いってとこでしょうか。

fkin 2002/08/31(土) 20:57:24
勉強中様

1.エアコンと熱交換機の効率は定義が違うのではありませんか。
2.空調的には、換気回数0が最も効率がいいけど人間が居住できない。妥協点が0.5回ではないのでしょうか。(第3種の計画換気で支障を感じてませんが、風が家に中を抜けるような窓開け換気の方が好きです。)
3.熱交換気扇について一般に言われるのは、壁や窓の断熱性が向上すると換気によって失われる(冷)熱量が無視できなくなり、これを回収しようということだと思いますが、違っていますか。
4.90度でやけどする云々は、気体と固体表面、または液体と固体表面の伝熱量の違いで、普通説明されませんか。

kei2@北関東 2002/09/01(日) 00:18:24
noieさん
>その場合、メカはシンプルで、メンテナンスの容易なものの方が扱いやすいし、
>信頼性も高い。
もしかしたら、第1種熱交換換気に冷暖房をビルトインしたもので考えているのではありませんか。
あれは複雑ですし、故障時に困ると思います。
でも、三菱の某工場の方が考案したロスナイはとてもシンプルですよ。
特許が切れたら、各社が売り出しましたけど。


勉強中さんへのfkinさんのご指摘は簡潔明瞭で的確だと思います。

勉強中さん
>例えば100度のお湯と100度のサウナ。100度のお湯の中に5分間入っていたら
>人間は死んでしまいますが、100度のサウナでは5分程度では死にません。
この話は、単位体積あたりの比熱もあるでしょうが、大きいのは熱伝達率(電気で例えれば接触抵抗)の差ではありませんか。
100度の空気でも、強力なファンで吹きつけられたら暑くてたまりませんから。

勉強中さん
>効率の面でいいましても、最近の熱交換器は顕熱交換式の良いもので設計値で90%程度。
顕熱で90%というのは、効率が良すぎませんか?

勉強中さんの書かれた、エアコンの効率とはCOPのことと思います。
また、熱交換器の効率はエンタルピーの回収率のことでしょうから、エアコンのCOPと比較するならば、
熱交換器のファンの消費電力量と回収熱量の比率が適当と思われます。

>温暖地(省エネ区分地域W程度)では、第一種交換・熱交換を「省エネ」の
>観点から導入するのには、一般消費者にはメリットはありません。
おっしゃるとおり、省エネだけの観点なら温暖地では効果はないと思います。
ここは意見一致です。

fkin 2002/09/01(日) 04:55:24
kei2様

損失熱量を計算してみました。

 空気の密度 1.12 kg/m3
 空気の比熱 0.24 kcal/kg℃
 想定床面積 132 m2(40坪)
 想定天井高 2.4 m
 空気体積 316.8 m3
 体積流量 158.4 m3/hr (換気0.5回/hr)
 質量流量 177.4 kg/hr
 温度差 5 ℃
 損失熱量 212.9 kcal/hr=0.248kW
 (単位換算 1kcal=0.001163kW)

40坪の家で0.248kW、COPが4のエアコンなら消費電力約60W。確かに、省エネか誤差範囲か、価値観によりますね。

noah 2002/09/01(日) 05:50:22
高高住宅の場合、私は熱エネルギーをもっとも節約するに順にあげると
1まったく窓やドアも開けない。
2時々は自然的に開ける。
3第一種換気扇を運転。(仮に熱交換効率70%とする)
4第三種換気のみ。

という順だとおもいます。
1と2はこれは普通の家で夜と昼間の差であります。しかし、高高住宅の場合、換気は人と家の健康にも必要と思われます。
高高住宅が部分冷暖房、全館冷暖房、どちらにしろ、24時間エアコンと24時間換気を前提として、40坪の家でfkinさんが言われていることはどうなんでしょ?どうも熱学的なことはぴんとこないのですが。。。どういうことなんですか?


具体的に言うと夏場、外気35度、家の中28度としてほんの7度程度だと冷房の電気代は安いのでお金を掛けて第一種換気をしても冷房の電気代は安いので費用の点ではあまり効率的でないですか?普通の安い第三種で十分といいうりかいでいいですか?

冬はどうなんでしょうね。たとえば外が7度、家の中が23度として16度の温度差の場合、第一種は結構働きませんか?ヒートポンプ式の暖房は安いので多少の熱ロスはあきらめて問題ないですか?換気種類の選択に悩むところですね。

北海道のように外気温マイナス10度、20度のところは当然熱交換式の換気装置のほうが高くてもお徳でしょ?

fkin 2002/09/01(日) 08:29:39
noah様

計算は温度差5℃(例えば室内28℃、外気33℃)の場合で、温度差が大きくなれば熱交換の恩恵がはっきりしてくると思います。

250Wの熱損失をCOP=4のエアコンで補おうとすると、60W×24時間×365日=525.6kWh。20円/1kWhとすると約1万円/年かかる。逆に言うと熱交型にすると最大これだけの節約になる。しかし、熱交換機の効率、第1種としダクトが長くなるこによる送風動力増等も考えなければならず、あくまでも最大。例えば半分として年5千円。これが、イニシャルコストとランニングコストと引き合うかだと思います。

室内と外気の温度差の年平均値がどれくらいになるかによって、第1種+熱交にする意味があるのかどうか決まるのでしょう。

なお、単位換算 1kcal=0.001163kW は 1kcal/hr=0.001163kW の誤りでした。


計算ついでに、基礎コンクリート表面が25℃、床材下面が27℃の場合、放射伝熱量は約0.01KW/m2。40坪総2階とすると65m2を乗ずると0.65kWが排熱されるという計算になります。エアコン1台の能力が2.5kWとか2.8kWで、常時フル稼働しているわけではないと思われますので、温度差の割には、影響が大きいと思います。

逆に、冬、基礎コンクリート表面が15℃、床材下面が18℃と想定すると、0.88kWの熱量が失われる計算になります。

もちろん、各表面温度がどうなっているかで伝熱量は大きく違い、結論を修正しないといけませんが。

2002.1 インナーサーキットの疑問
fkin 2002/01/22(火) 00:05:09
床下については、コンクリート面と1階床面との放射による伝熱も考慮する必要がある。

2002.7ユニバーサルホームの「熱強の家」って?
fjin 2002/07/19(金) 08:26:42
地熱の利用が省エネ住宅の一つの方向だと私は思っております.
部屋の温度上昇に使われる熱量に加えて,「地球の一部」を暖めるのにそれだけ余分がいる.

は、このような計算をもとにしています。

家をたてるぞ 2002/09/07(土) 13:14:38
北東北 次世代省エネ2地域

北海道住宅新聞(99年8月15日付)は、熱交換型が排気型に比べて熱回収分の利益が出るようになるのは、築後22年(札幌)が必要であるとのべています。と南 雄三の高断熱高気密バイブルという本に書いてありますが本当でしょうか。
ちなみに、私の周りの本物の高気密高断熱を施工する工務店は三種が多いと思います。北海道の住宅専門誌などを見ても三種が多いような気がしますが実際はどうでしょうか。外国では圧倒的に3種換気が多いと聞きましたが本当でしょうか。
 私がお願いしている工務店も以前は1種換気でしたが、電気代や施工コストを考えると築主にあまりメリットがなく今は三種換気を採用しているそうです。
冬の冷気の問題もかなりの数の住宅を見学しましたが、特に問題になるようなことはないようでした。

ペッコン 2002/09/07(土) 15:10:49
> 冬の冷気の問題もかなりの数の住宅を見学しましたが、特に問題になるようなことはないようでした。

これは、外気取り入れ口にフィンなどつけて空気の流れを散らしたり、
できるだけエアコンの空気取り入れ口の近くに持ってくると
ほとんど全くと言って気にならないと何回か聞いたことがあります。


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