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ティンバーフレームハウスと在来工法
「いい家」が欲しい。/談話室
noah
2002/08/28(水) 03:20:44
たーちゅさんのご質問がありましたのでたちあげさせていたきます。これは私も数ある工法の中でももっとも理想とする一番住みたい家のひとつなんです。いわば日本のお得意芸だった在来の工法の豪華版で柱を西洋人の美的感覚でブラッシュアップしたような、柱組みの美しさを内装に取り入れた家ですね。2x4なんかより誰でもが好きだと思いますよ。
前にやtonko1stさん(この人大好きだったのに消えちゃいましたね)や川上さんが紹介されてたと思います。映画、ハリソンフォード扮する刑事ジョンブッックの目撃者のなかでアーミッシュが一緒に建てあげてましたよね。あれですね。
カナダ、アメリカのYahooで[Timber Frame] で検索してみてください。絵がざくざく出てきます。そのすばらしさは一目瞭然ですよ。釘や金物を美的感覚からわざわざ使わないのですね。北米ではこんな家は2,3パーセントもないと思いますが、(そう北米はみんな2x4です。)やはり、技術者や職人さんいないですし、特別特殊工法なんです。値段のほうも普通の2x4に比べて1,2割高くなるみたいです。(その程度だと安いともいえますが、)
日本の住宅業界も落ちたものです。在来工法の断熱気密を追求して行き着いた先が外断熱だったというのはよかったのでが、悪いことにそのまた先が在来工法の柱の2x4スタッド化です。柱は細くなり、見せても耐震、耐震で金物だらけ。狭い空間に細い柱が林立する柱のだらけです。木の美しさより耐震優先ですね。SCにいたっては空洞のダクト化。本当に木は喜んでいるのでしょうか?見ていただけない柱は泣いているかも。
私は何度も言っているのですが、柱を見せてほしい。せっかく外断熱に行き着いたのですからね。日本から輸出されたと思われる在来工法が北米で磨きを掛けられ、西洋人の美的感覚で仕上げられている。問題は建てる人が少なく、職人さんもあまりいない。日本に本来の在来の大工がいないのと同じくらい、特別の学校へ行くか匠の弟子入りするしかないですよね。2x4は素人が2,3年訓練すれば後はオンだジョブでできるようになるんです。そういう作り手の問題もあると思いますね。
直線
2002/08/28(水) 12:37:35
noahさんお久しぶりです。
もう結構たってしまいましたが、充填断熱に関するご指導ありがとうございました。
充填断熱に関しては、まだ勉強が足りず、またいずれご指導いただきたく存じます。
Timber Frameについて、アメリカのサイトをいくつか見てみました。
内装・外観ともに素晴らしいものばかりで、今、感動に浸っています。
あんなにすばらしい家が通常の1、2割高であるとは、、、、しかも北米の住宅は日本の物よりもともと安いことを考えれば、、、、、、言葉を失います。
あのようなものは決して家内には見せられません(笑)。
見た途端に大騒ぎになるでしょうから。
近い将来住宅を取得しようと思っている身には、この気持ちは簡単に言葉で表現できません。
もしかしたら、知らないほうがよかったかも、とも思います。
ビッグマウス
2002/08/28(水) 12:51:49
みなさん、こんにちは。
Noahさんが看破されたように、Timber Frame は現在のところ住宅の1つの理想形だと思います。 (ただし、あくまでも1つのです。 "唯一のいい家”などはありません) 8x8(6寸以上)のぶっとい柱を組んで構造とする。 金具は一切使わず
木組みとする。 壁や屋根は、分厚いポリスチレンかウレタンを合板でサンドイッチした(確か10cm以上あったか)ストレススキンパネルで覆い、外断熱とする。
当然、美しい木組みは室内に露出され、内装のメインアクセントとなる。
断熱性に関しても、なんといっても10cm以上の固形断熱材ですから、SCなどの
日本の外断熱は比べ物にならないくらい、ど強力。
わたしの推測に過ぎませんが、断熱がこれだけ強力だと、夏に多少外気があがっても室内は春先からの冷気がなかなか上がらず、夏も快適であろう。
このような家が2x4の高々2割高などというのは驚きます。
最近では材料を刻んだ形で輸入し、現地で組み立てる形でティンバーフレームを
売り物にするビルダーも増えてきました。
住宅は明らかに人生で一番高い買い物であるし、いろいろ勉強してある意味で住宅おたくになるのもあながち無駄ではないでしょう。 しかし、どうせ住宅にこるなら、
こういう本物にこりたいものです。 とくに日本におけるなんとか工法とかいうのは、 冷蔵庫に歌わせようとするような枝葉末梢なこだわりのように思えてしょうがない。 施主を必要以上に混乱させるという意味で有害であるとも言える。
そういう意味で、住宅は構造と断熱が大事だとされた松井さんの指摘も正しいように思えるし、Timber Frameはその2つの点において、ずばぬけた家であることは間違いないだろう。
たーちゅ
2002/08/29(木) 00:53:22
noahさんありがとうございます。
私の好きなインテリアショップのカタログにテインバーフレーム工法で
建てられた住宅が掲載されていました。
それで気になり、本屋さんや図書館に行って調べましたが載っておらず
検索でもカタカナでしていたからか該当なしでした。
それでお聞きしました。気分がすっきりしました。
構造、断熱はもちろんですがインテリアも重視するほうです。
なかなかこれといったものにであえず悩んでいたので思い切って
お聞きしてよかったです。
TK
2002/08/30(金) 01:07:18
SCに8ヶ月住んでいます。
築60年の在来木造に40年ほど住んでからの建替えです。どんな家を建てようかと考え初めて、展示場やら見学会を見てまわって最終的にたどり着いたのは在来木造、真壁造りで柱は彩色してピンピカにしないというという40年暮らした前の家の雰囲気でした。ただし、断熱性能は向上させる。隙間風が入って冬寒く、夏はエアコンが効かないのはなんとしてでもさけたいと思いました。真壁の充填断熱では断熱性能が足りないと思い、外断熱にしました。数少ない外断熱の建築業者を探すと、このコンセプトを満たす業者は多くありません。そして間違いなく費用がかさみます。そこでSCの工務店にああだこうだと要望を出して建ててもらいました。
白い壁に柱と梁の枠取りがある内装の雰囲気が気に入っています。SCのインナーサーキットの効用については、よく分からないというのが建てる前からの結論で、今も変わっていません。たまたま予算と折り合うのがSCだったということでした。
日本の住宅はやはり高いと感じます。でもアメリカでもそんなに安いものではありません。アメリカの平均年収は3万ドルぐらいです。これでは家は買えません。ただ夫婦共働きで6万ドルになると何とかなります。日本のように年齢とともに年収が上がるといったことはありませんから、ある意味でこの仕事をしている限り家が持てないといった見極めがはっきりしています。これがアメリカンドリームを生む原動力になっているともいえます。もっとも日本も同じようになりつつありますが。
そんなことはさておいて、真壁はいいです。アメリカで暮らしていた時には、大壁に何の違和感もなかったのですが、日本に帰るとやはり真壁です。環境に支配されるのだと感じます。ただ、塗り壁のむらはなんとかならないもんでしょうか。熟練の廃れを感じづにはいられません。
noah
2002/08/30(金) 02:10:11
ところでTKさんSCというからにはインナーはあるんですよね。インナーがなければSCではないと思われますが。外壁はどのような構造になっているんでしょうか?
家の値段と言うのはどこに住んでも確かにその地域にあっては年収からすると高いと感じるのが普通のようですね。
いまは塗り壁できる左官が少なくなって熟練職人さんいなくなったんですよね。少々のむらでもクレームになりやすいので工務店がそれを薦めない。それで壁紙が主流になったともいえます。壁のゆがみもひびもすべて隠してしまえますから、こんなに簡単に施主からOKいただける安い建材はないのではありませんか。
本物を使うとクレームになりやすいのでそれをしたがらないのは施主にも原因がありますよ。ヘビーティンバーハウスが素晴らしいっていいますが、お金を出した割には柱は割れだらけ、しみだらけでクレームになるのは目に見えてます。
そういう施主の反応の集積が今の高いそれでいてつるっと味気ない日本の住宅を作り出しているということもお忘れなく。
psc
2002/08/30(金) 11:09:03
noahさんTimber Frameは別名POST&BEAMともいわれていますよネ
日本の軸組工法もその一種だけど、イギリスやドイツでも作られているはず。
POST&BEAMとは別ものだったら、私のカン違いですが、金物も使いますよ。
住宅金融公庫使用のブリキ板みたいなチャチな金物でなく、亜鉛メッキどぶズケのごつい金物だけど。
本当の日本建築が刺身で日本酒をチビチビなら、分厚いステーキにワインでガブガブといった感じの家つくりです。
どちらも好きですが、お施主さんでその違いを理解する人は少ない。
料理人としての日本の大工は優秀ですから、輸入代理店のしっかりしたのと組めば、日本で作ってもそんなに驚くほど高価ではないはず。
工務店としては うすぺらなプリント合板貼り付けた家の方が作りやすいし、ごまかしやすい、ビニールクロスなんて最高に便利ですよ、自分の家を作るときは絶対使わないけど。
施主さんが建築費の1%くらい出して、バンクーバーあたりに本物見学ツアーでもして理解してくれればよいのですが。うっかり作ればクレームになるのは目に見えてます。
かくして日本の家は いつまでもホッタテ小屋作りです。
SCの家も良い家かもしれないが、イカの刺身よりマグロの刺身の方が健康に良いといったくらいの論争かも?。どちらにしろ刺身は腐りやすい。
南方系農耕民族日本の住宅もヤット断熱の方法はどうしようかと考え出したとこではないでしょうか?Timber Frameはもう少し先の話かも。
めんぼう
2002/08/30(金) 12:33:14
SCでも真壁があるんですね。私もどうやってインナーサーキットと
真壁を両立したか興味ありです。
個人的には工法はSCでもその他でも、真壁が構造材にとっては
もっともいい環境になると思います。なんてったて室内環境そのものですからね。
そして見た目がいいですよね。大壁(字間違ってるかもしれません)の家が
大半の今、真壁にするだけでとってもいい感じに仕上がると思います。
私は何々工法派というよりは、真壁派です。
ろく
2002/08/30(金) 14:35:07
真壁と真に言えるのかは解りませんが、柱にスリットを入れてそこに石膏ボードを挟み込む。柱もとりあえず表面だけは見えたりする(角なら2面)。そんなやり方ではないでしょうか。
SCに限らず在来の場合そう言う造りを良く見かけます。
ろく
2002/08/30(金) 14:44:36
すみません。上の私の書き込み、一番上に「インナーサーキットを確保する為に」と入れて置いて下さい。
のり
2002/08/30(金) 15:13:43
真壁と大壁の違い・・・以下の図がよくわかるかも
http://www.mcci.or.jp/www/sumai/minka_joken.html
玉
2002/08/30(金) 16:18:51
TKさんではありませんが,インナーサーキットを確保するのは,TIP構造にすればいいのです。隙間を開けて桧板などを斜め張りするので,断熱材の内側に必然的にインナーができます。
この場合には,部屋内部の柱に対して真壁になるだけですが,真壁の好きな人は,とりあえずこれで良い(?)のではないかと思います。
ファイ
2002/08/30(金) 19:18:07
柱にスリットを入れずとも、柱より若干薄い幅(6〜7割)の筋交いを外側にめいっぱい
入れ、内側には空間をつくり、筋交いの上に石膏ボードなりを貼り、そのうえから塗り壁
にすれば真壁になると思います。
SCでも真壁構造は十分可能と思われます。
TK
2002/08/31(土) 16:27:41
>柱にスリットを入れずとも、柱より若干薄い幅(6〜7割)の筋交いを外側にめい>っぱい入れ、内側には空間をつくり、筋交いの上に石膏ボードなりを貼り、そのう>えから塗り壁にすれば真壁になると思います。
拙宅の場合、柱のスリットに横木をはめ込む「貫」の上にラスボードを張り、塗り壁仕上げにしています。貫は柱の中心に位置します。従って、インナーサーキットは大壁に比べて半分の隙間になります。小屋裏は強制換気しているので空気は流れると思います。柱の外側は通常の断熱材、縦胴ぶち、外壁です。外壁も真壁にしようかと考えたこともありましたが、柱の露出は法により規制されていて無理でした。
内観は構造体の柱がすべて見えています。(といっても1階だけですが。2階は変化を持たせるのとコストダウンのために大壁になっています。)窓の両脇の柱は2面が完全に見えます。壁は柱から20ミリほど引っ込んでいます。要するに昔の日本家屋の雰囲気です。
情報を!
2002/09/02(月) 11:32:13
我が家のSCを見た限り、真壁か大壁かは施工上、問題外という感じでした。
内側の通気層ということで、上下の通気に気をとらわれがちになりますが、
例えば一階の天井裏も、内側通気層の一部としてとらえ、これを効率よく
回す工夫を見たときは、「さすがー」という感じでした。
くり
2002/09/02(月) 12:21:21
SCの場合、柱だけでなく筋交いも室内側から見て、現わしにできますでしょうか?
TK
2002/09/02(月) 23:46:20
>SCの場合、柱だけでなく筋交いも室内側から見て、現わしにできますでしょうか?
できますが外壁がある壁面で筋交いを見せるとインナーと室内が通通につながってしまいます。どんな意図ですか?
noah
2002/09/03(火) 05:27:20
私は在来工法でも50年以上前の柱がしっかりとした、その当時の高級仕様の家ですね、そういうのをそのまま骨組みは利用して、補強すべきは補強するとして、あとすべて中身を新しいものにすればこれ結構資源の再利用ということでいいのではないかと思う者です。骨組みは腐ってなければ何百年でも使えるという話を聞いたことがあります。私の知り合いで築100年の農家を屋根だけで1500万円以上使って葺き替えた人がいます。まあ100坪くらいの家だったわけですが、屋根だけです。それで、あと100年は大丈夫だそうです。気にかかることはやはり、断熱も気密もない相変わらずの昔ながらの家のままであるということです。
きれいに骨組みだけにしてあとストレススキンパネルなんか使って断熱して、窓、ドア、水周り、電気関係すべてやり替え、まあ、早く言えば骨組み以外すべて新築ですね。そういうのやる人いればいいね。まあ、新築より高くなるかもしれませんね。
Y.O
2002/09/03(火) 09:40:26
南雄三氏のご自宅がそういう形のようです。
http://www.t3.rim.or.jp/~u-minami/other/ie.html/ie.html
費用は新築並にかかったとか………
noah
2002/09/03(火) 10:03:41
あっそれ知ってます。やっぱ新築並ですか。南さんの家のようではなく、柱を丸見せすると普通の在来の柱だとやっぱ醜くなりそうですね。pscさん言われるように機械カットのティンバーを輸入して地元大工と一緒に組み立てるのが、やっぱ一番安そうですね。
m-k
2002/09/03(火) 17:11:01
家を建てる場合に、まず最初にどうしても譲れないことは、そこに住む人の生命の安全を守れるか、ということだとおもいます。
まず強度の耐震性があること、構造材を腐らせない、耐化学物質、耐蟻性、まだまだあるとおもいますが。
昔の古い家を直して、それからまた百年も住み続ける、などということは確かに良いこととおもいますが、現実には極めて難しいことでしょうね。
まず基礎がほとんどだめです、しっかりと配筋されたベ―スのある基礎など、40年以上前の建物に望むことはとてもむりです。戦前の建物ならなおさらです。
基礎もやり直すとなると、骨組全部丁寧に外さなければなりません。数年前に百年以上前の萱葺き家を移築するということで、解体だけで3,000万円かかったのを知っています。
確かに、資源の再利用はいいんですが、金がかかりすぎては本末転倒です。
それよりも、計画的であれば木は切って利用したほうがいいんではないでしょうか。
日本の山には切り頃 ( 住宅用 ) の木が随分とあるようですが、何とかそれをある程度安価で利用できないものかといつもおもっています。
勿論切った後には、杉ばかりでなく山が豊かになるような木を植えるのはいうまでもありません。
木の種類にもよりますが、驚くほど早く成長するものです。
よく、太くそだった街路樹を移植している処をみますが、あんなバカなことはありません、大きな重機と人件費で莫大な税金の無駄使いです、切り倒して建材会社に売って利用すればいいんです、
その後に、近所の小学生に苗木を植えさせ、水やりもまかせるんです。
10年もすれば、それは立派な木に育ちます、その子供が大人になって自分の子供に 「 この木はお父さんが植えたんだ。」 と、子供は父親を誇りに思うでしょうね、
すばらしい教育だとおもいますが。
noah
2002/09/04(水) 04:04:50
地震火事親父は昔から怖かったが今は親父は怖くなくなった。それで家もちょっとやわくなった。大体、どこで建てるか理屈でない感性で奥さんが決めますからね。
なんか補強用の耐震金具テレビで宣伝してたな。いまやっぱ地震に強くないと安心できませんもんね。古い家の基礎と骨組みを補強する商売いいかもしれませんね。検査をただでやります。ついでに内装工事をして差し上げますとか。家に愛着のある方はそのままですべて住みやすい家にさせていただきます。トイレ交換とかキッチン交換、風呂もユニットにさせていただきます。まあ、家に住みながら固定資産税もそんなにあがるわけでなし。あわよくば新築工事させていただきますとかね。こういう商売いいと思いません?松井さん。
時間がいっぱいある人かお金持ちの趣味的おうちがティンバーフレームなんですかね。自分の山から切り出した木を自分で製材所の持って行く。装飾的にカットしてもらい大空間を創造、昔の腕のいい老大工と一緒に自分で組み立てをし手仕事でぼちぼち2,3年かかって仕上げてゆく。。。楽しいだろうなぁ。やりたいな。と思いながら時間だけ過ぎていく。そして悟る。結局餅は餅屋、全部人任せで本業で一生懸命働いて稼いだほうが早かった。以上独り言
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