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外断熱のイザットハウスについて

「いい家」が欲しい。/談話室



外断の家に住みたい 2002/08/30(金) 17:15:52
標準仕様でもかなりグレードが高く、坪単価もSCの半値位のイザットハウスについて、教えて下さい。

kei2@北関東 2002/08/30(金) 18:11:02
イザットハウスでカタログを貰ってください。
インターネットでも受け付けています。
そのカタログの最終ページに、仕様が詳細に記載してあります。

ファイ 2002/08/30(金) 19:08:17
半値というと坪35万ですか?
 もしそうなら心が動くな〜。

TK 2002/08/31(土) 16:32:32
以前調べたときは、標準仕様でで坪50万円台でした。

検討中C 2002/09/01(日) 00:11:04
首都圏でイザット検討中です。結局坪70-80万円です。(総2階建て、総レンガ、外溝、地盤補強、消費税、エアコンその他込み込み)
決して贅沢している家ではないつもりですが、拘るところは拘り、安くおさめるところは抑えているつもりです。


坪単価で捉えると確かに標準単価から大幅に高いのですが、住宅設備(キッチン等)に拘ったりするとあっという間に見積り額が上がっていきます。
ちなみにイザットの標準仕様のトイレは1つだけ、このご時世2階建てで2つが標準ですが、こういう具合で価格が上がっていきます。

以前(普通の家を建てた)友人にも言われましたが、家ってものは一般的に、標準仕様の坪単価ベースの見積りからあれもこれも付けていくと、あれよあれよという間に結局標準坪単価を大幅に超えてゆくものであるというのがよく判りました。

イザットさんの考え方=メンテフリーで長持ちする家に共感し、高気密高断熱に惹かれていますが、SCは検討していません。皆さんの書き込みをみると最初から高いこと、また通気層、ダンパーの効果に疑問を感じるためです(僭越ながら、たまに見かける書き込みでエアコン無しで涼しいなどというのは、首都圏に住む私には全く信じられません。)


イザットの書き込みが少ないのは寂しいのですが、同じ高気密高断熱派として、いつもこの談話室にも注目しています。

かって検討した者 2002/09/01(日) 07:34:55
3年前のことですがイザットの場合、
外側通気層は無いほうがよいとのことでした。
いろいろと迷ったのですが、
あるほうが良いと説明するSC工務店の説明がわかりやすく、
さらに内側通気も大事だということも納得して建てました。
わたくしは、ダンパーは無いよりあった方がベターだと判断しました。
それがあるから、劇的に涼しさが得られるというような期待は持ちません。
住んでみて、開けたほうがよさそうな時期に、開けてみると、
そうすることが家を長持ちさせるためにはいいことだと実感できます。
また、家族に四季の変化に対応したより良い状態を与えることができる、
という満足感が生まれました。
これだけの気候の変化にワンパターンで対応することは、
無理があると最近になってわかってきました。
ダンパー操作を特徴とするSCの家に住んでみますと、
気候の状況に様々な対応の仕方があること、上手に対応できると、
思わずにやりとしたくなる効果があることを知ることになります。
わたくしのように、仕事をリタイアーした者にとって、
ダンパー操作は、庭の手入れと同様に、いやそれ以上の楽しみです。
家のメンテの一環に、構造体の内部にときたま新鮮空気を与える、
ということも加えるといいのではないでしょうか?
Cさんは、外側通気層についてはいかがお考えですか?

検討中C 2002/09/01(日) 08:42:43
とある文献(結露をとめる:山田雅士:井上書院:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/osamu-i/ben/keturo.htm)によると、発砲プラスチックの外張り断熱において外壁サイディングの裏側への結露の可能性が指摘されています。この結露を防ぐためには外気流通通気層が必要との見解があり、素人なりには通気層が必要だと思います。

ただし軸組み付近で結露は発生せず、軸組みが湿潤しないとも記述があり、素人なりには躯体に問題がなければ外壁裏(即ち室外)での結露は止むを得ないのかな等と考えています。首都圏では結露水の凍結の心配も無いため、断熱もさることながら気密性も重要なのではないかとも考えています

効果の程はさておき、イザットは新工法において発散層なる厚さ5mmの樹脂セパレーターを用いて外気通気を考え出しているようです。(新工法はレンガの目地が無く、美観的にかなり格好悪い気がしますが)

SCの家の外側通気については、理論的には良いのかなとは思いますが、コスト的に高そうなこと、窓などの横胴縁による通気の障害が気になります。
またイザットが自慢の気密性の経年劣化が少ない点はSCは実績が如何様なものかご存知の方お教えください。

いい家造りに大いに議論したいと思います。

情報を! 2002/09/02(月) 12:36:14
「検討中C」さんへ。
>窓などの横胴縁による通気の障害が気になります。

それほど神経質になる必要はないと思います。我が家のSCで調べると、真夏時
で2℃ほどの差があります。外壁温度54℃と52℃です。
もう少し詳細に説明します。

2階の一部に腰高窓(1間半)があります。この窓下から土台までの外壁温度と
2階まで窓などがなにもない外壁との温度差です。窓がある場合は、外側通気層
にとっては、通気にある程度の差し障り(+2℃)になっているものと思います。

しかしこの2℃の温度差が室内に及ぼす影響は、皆無です。それよりは、棟に設け
られた排熱装置(?)からは、かなりの勢いで熱気が抜けていくことが体感できま
すので、全体としてはシンプルかつ効果的にできていると思います。

余談ですが、私の地方は冬季にまとまった積雪があります。2階の屋根に積もった
雪がどの家よりも一番早く融けるのは、この通気層のおかげだと思っています。

空間堂 2002/09/02(月) 13:34:33
情報を!さんの
>余談ですが、私の地方は冬季にまとまった積雪があります。2階の屋根に積もった 雪がどの家よりも一番早く融けるのは、この通気層のおかげだと思っています。

、お話は面白いですね。
私は関東圏で仕事をしているのですが、私の地域では他のどの家より長く雪が積もっています。おそらくこれは二階の熱気が直接屋根に積もった雪に伝わらないからだろうと思うのですが、初めてお施主さんに指摘されたときには驚いたものです。
なにしろSC工法を採用するまでは、天井断熱だけで屋根の断熱など考えなかったものですから。今では、お施主さんに「どうして雪がいつまでもあるのだろう?」と質問されても答えられるようになりました。

検討中Cさんの
>窓などの横胴縁による通気の障害が気になります。
の件ですが、通常外通気には横胴縁を使用しません。横胴縁を使用する場合は、
縦張り縦張りサイディングの場合やデザイン的に外部に縦張りの物を張る場合に限られます。また、横胴縁を使用する場合には、面倒でも横胴縁を細かく入れて、通気を良くします。
外側に通気がない場合の外断熱の欠点は総二階建ての建物に限られると言う点です。イザットハウスの詳しい構造はわかりませんが、屋根通気はあると思いますので首都圏ならイザットハウスの構造でも支障は無いと思うのですが、外断熱工法に限らず高気密・高断熱工法の欠点は取得してしまった熱をどう逃がすかにかかっています。○デンハウスなどがたくさんのエアコンの室外機を取り付けているのを見るにつけ、通気の大切さが良くわかります。
検討中Cさんの家も通気がないにしても、間取りを作る際には風通しの良い間取りをつくることをお勧めいたします。
どんな優れた工法でも、間取りでの通風にはかないませんので、この点を十分に検討してください。高気密・高断熱工法であれば、家全体をひとつの空間として考えられるので、間取りはどんな間取りでも可能ですから‥。

ふじふじ 2002/09/02(月) 19:25:56
余談ですが、うちの実家は築30年の無気密無断熱の家なので、
屋根の雪はどこよりも早く融けます(笑)
ですので、どこよりも早く雪かきできます。
きっと、情報を!さんのおたくより早いです。
留守の時は家の中も寒いので、屋根の雪は融けません。

情報を! 2002/09/03(火) 17:03:29
「ふじふじ」さんへ。
今から20年前ですが、我が地方で「屋根の雪かき不要の家」がちょっとした
ブームになり、知人がその家を建設しました。


仕組みは簡単です。ストーブなどの暖気を全部小屋裏に集中させるもので、逆屋根
断熱といいますか、屋根材を熱伝導率のよい資材を採用しているのでしょう。

知人は、「少しでも積雪するとドカーンと音をたてて落下するので、家の出入りは
いつも屋根状況を見てする」と自慢していたものです。

今になって思うと、冬も屋根に熱を奪われるので、さぞかし寒かったかもしれませ
んが、夏は灼熱の地獄だつたかもしれません。すでに退職した知人に、その辺を聞

いてみたいものです。しかし、かくも家づくりなんて、時代により逆に動くことも
あり、実にいいかげんなものがあると思います。

検討中C 2002/09/07(土) 09:26:35
ご意見ありがとうございます。

外気通気層に対してイザットが疑問を投げかけている点について、下記転載いたします。http://www.izzat.co.jp/column10.htm

以前 本掲示板で松井さんとイザット大宮社長が議論していた内容だと思いますが、SCの通気層の効果については疑問を感じています。
数学は苦手なので計算が正しいのかどうか分かりません。また数字だけで語れない部分もあるのかもしれませんが、もしもイザットの主張が正しいとするならば、通気層で涼しいといわれる方々の根拠が分かりません。

イザットは受熱量に対しての効果は2%程度といっています。実際の効果は否定派イザットによる厳しい試算の10倍だと仮定しても、2% X 10 = 20%程度。50倍だとして100%、これでもやっと温度上昇が起こらないレベル。
100倍の200%ならばようやく涼しくなるのかもしれませんが、真夏は熱風が空気層をものすごい勢いで吹き上がるだけですから、直接熱風が体に当たる扇風機以下の冷涼効果なのではないでしょうか?

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「排熱効果」
通気層の中を流れる空気が排熱効果を持っていると営業用のカタログやチラシなどに記載しているハウスメーカーもありますが、それらは誤りといえます。確かに、まったく効果がないわけではありませんが、その効果は極めて小さいものですし、逆に、空気層があることによって、熱の放射冷却が妨げられてしまうので、排熱効果をいう場合は、むしろ差し引きマイナスになってしまいます。例えば、厚さ18oの通気層内を空気が上昇する速度は、外壁に直接日射が当たっている状態で、最高0.5m/sec、平均は0.1m/sec弱であると、東洋大学建築学科の土屋教授等の研究で紹介されています(通気層厚さ18o、外気温5℃、外気の表面温度45℃、通気層幅45p×長さ6m)。
私たちの実験でも通気層の空気が上昇する速さは0.3m/secを超えません。
以上の例から通気層を流れる空気が排出できる熱量は、1時間当たり36kcal/u、平均的には9kcal/u程度に過ぎないことがわかります。
これでは南面日射の受熱量500kcal/u・hに対する比率は2%以下に過ぎず(しかもこれは通気層が完全に上下に解放されていて抵抗もない状態)効果はあまりにも小さいのです。また、一旦日が陰ると今度はこの通気層が外壁の放射冷却を妨げますので、この隙間は放熱効果の上では逆にマイナスになってしまいます。

雨降りのE 2002/09/07(土) 11:20:07
いいですね、ここの掲示板は。
どの工法の宣伝も無料で自由にできるところが。
でも少し鼻についてきましたね。
ところでです、イザットさん、外側通気層というのは夏場の暑いときに効果を発揮するものではありませんか?外気温度が5度なんていう場合には、常識的に想像しても通気が起こるとはおもえませんがねー。
熱の放射冷却って、どこで起きる話なのですか?
屋根の表面でならわかることですが、通気層の中でそんな効果をイザットさんは期待しているのですか?ちよっとこじ付け的でおかしくありませんか?
他人事ながら心配なのですが、イザットさんはこのまま外側通気層を否定し続けるのですか?
国土交通省の考えは、これからは外側通気層を必ず用意せよではなかったですかね?困ることになりませんか?

JJ 2002/09/07(土) 12:01:11
紹介された(排熱効果)の計算ですが、ずいぶんいい加減というか、乱暴なもののようですね。

>これでは南面日射の受熱量500kcal/u・hに対する比率は2%以下に過ぎず
という結論は、何が何でも通気層の効果を否定してやろうという力みがすごすぎていませんか?
住宅に関する実験だとか、検証というのはある場所で、ある日のことで、ある作り方がされていて、とか言う具合に無数の定常的、非定常な条件の結果の一段面を切り取ったものに過ぎないはずです。
注意しなければならないことは、実験棟です。作ってしまうと、そこで得られるデータや結論が、あたかも全てに当てはまるゆるぎない事実のように発表されて商売人によって利用されていくことです。
特にパーセントに置き換えたりするトークには注意が必要です。私は、家に関することは松井さんがよく言われる常識で判断することが一番確かなことだということが正しいように思います。
常識的に考えると、通気層はあったほうが良いと考えます。

検討中C 2002/09/07(土) 12:41:28
色々な意見が出てきましたね。
通気層内の通気は上昇気流と理解していますが、夏に限ったとこではないと思います。温度差があれば真冬であろうとダンパーを開ければ上昇気流が発生するのではないかと思いますが、詳しい方お教えください。

常識を語るには理論に裏打ちされた前提・根拠が必要だと考えます。SCの関係者がよく言われる「通気層の通気によるエアコン無用の生活」と言われる常識的な理論を教えてください。否定するのは簡単ですが、例え捏造だとしてもイザットのような数値的な説明が可能なのでしょうか?単なる体感だけなら客観的ではありませんね。

常識的には通気層があるほうが良いというのは賛成ですが、通気層があればエアコンがいらないという「非常識な話」の裏付けがほしいだけです。

私はイザットの言うこともあまり信じていませんので、イザットの言う2%を信じていません。そのために効果を50倍と仮定してみましたが、それでも涼しくなるとは思えません。そもそもその程度で涼しくなるならこの日本にエアコンなど必要ありません。日本のみならず全世界でSCの家が大流行となり、カネカさんはダウを凌ぐ一流化学メーカーへと前途洋洋です。乱文失礼

JJ 2002/09/07(土) 14:12:59
Cさんは、検討中ですから仕方がないのでしょうがもう少しイザットだけではなくSCも勉強されてはいかがでしょうか?
外側通気層があるからエアコン要らないという論法はどこにも見当たらないはずです。何か違う工法と勘違いなさっていませんか?
>私はイザットの言うこともあまり信じていません
とのことですが、それは何故なのですか?

ファイ 2002/09/07(土) 14:13:58
>紹介されています(通気層厚さ18o、外気温5℃、外気の表面温度45℃、通気層幅45p×長さ6m)。

確かにイザットのHPには上記のように書かれています。
 これはむちゃくちゃじゃありませんか。外気の表面温度ってなんでしょう?。


 外気温が5℃ぐらいの冬には、通気層内で空気の上昇は起こらず、SCにとっては
 外壁がオーバーの役割をするということを証明しようとするものですか?

fkin 2002/09/07(土) 21:15:39
計算してみると

通気層を流れる空気が排出できる熱量は、1時間当たり36kcal/u、平均的には9kcal/u程度に過ぎないことがわかります。

というのは、そう変な値ではありません。

計算方法は、冷暖房について fkin 2002/09/01(日) 04:55:24と同様で、考え方は
家について(2)fkin 2000/09/06(水) 12:54:40 にあたりで書いております。

排熱量=通過空気量×比熱×(排気温度ー流入温度)

空気の密度 1.12kg/m3
空気の比熱 0.24kcal/kg℃
通気層の厚み 0.018m
通気層内流速 0.2m/s
体積流量  0.0036 m3/m s (外壁幅1mあたり)
質量流量  0.004032 kg/m h s (外壁幅1mあたり)
排出熱量  0.0009677Kcal/℃m s =0.004064256kW/℃m (外壁幅1mあたり)

外壁高さ 6 m
外壁幅 8 m 想定8m×8m×2階=128m2(約40坪)
通気層上下温度差 18 K
体積流量 414.7 m3/hr
通気層排出熱量 501.6 Kcal/h
同 0.583 kW **********電気料金換算438円/月(25円/6時間/20日)
単位面積排熱量 10.5 Kcal/m2h (COP4、25円/1kWh)
単位面積日射受熱量 500 kcal/m2h=0.582 kW/m2
日射受熱量 27.91 kW **********電気料金換算20934円/月(同)

通気層排出熱量/日射受熱量= 0.0209(=2.1%)



要するに、流速0.2m/s、通気層の出口入り口の温度差を18Kとすると、単位面積あたりの排熱量は10.5 Kcal/m2hとなり日射受熱量の2%位になります。単位面積あたりの排熱量は流速と温度差に比例しますから、実測値で修正することができます。

私が問題があると思うのは、500kcal/m2hが少し大きすぎるのではないかという点です。確かに、日射エネルギーは水平面で最大1kW/m2(860kcal/m2h)程度だったと思いますが、垂直面での値に換算した上で壁面で反射される分を差し引き、外壁表面温度から周りの空気へ持ち去られる熱量(例えば外壁表面温度と気温の差が20K、熱伝達係数を8kcal/m2℃hとすると160kcal/m2)を差し引く必要があります。イザット殿がどのようにして500kcal/m2hとされたのかわかりませんが、熱量を排出しようとするとそれだけで月2万円かかるので、この値は大きすぎるように思います。

なお、インナーサーキットの排熱量も同様にして計算できると考えております。

ファイ 2002/09/08(日) 06:33:29
>通気層で涼しいといわれる方々の根拠が分かりません。

 そもそもSCの冷房効果はインナーに関するものでしたよ。
 インナーの計算を示すべきでだと考えます。

JJ 2002/09/08(日) 10:23:30
fkinさん、教えてください。
ここは学術討論の場ではないと管理者さんに注意されそうですが、すでに
fkinさんの書き込みが許されているのですからお尋ねします。
その計算は、どの家にも当てはまるものなのでしょうか?

外側通気層の入り口と出口の形状、特に棟換気の性能、壁の立ち上がりと屋根の取り合い具合、外装材の種類、屋根の勾配、風の流れ具合などについて配慮しなくてもよろしいのでしょうか?
今日も新聞に一面広告を出している野村ホームは、たしか屋根には100ミリ厚の通気層があるから涼しい家になると説明していたと思います。
通気層は、厚いほど効果があるのでしょうか?

ご多忙のところ申し訳ございません。

fkin 2002/09/08(日) 11:45:01
JJ様


計算モデルは、登校する子供に冷たいお茶を持たすのに、朝あわてて沸かしヤカンをボールに漬けて水道の流水で冷やしている、というモデルです。

単位換算をしているので複雑に見えますが、外側通気層を通過した空気がもらった熱量=建物から奪われた熱量、というだけです。従って、重要なのは入口出口の温度差と単位時間あたりの流量で、構造は関係ありません。各部の構造は流量と出口温度に影響し、それが排熱量に影響すると思います。ここではイザット殿の言われる流量と、ありそうな温度差(入口32℃出口50℃)で計算してみました。別に20℃-50℃でもかまいません。

外側通気層の温度については、
9月3日、暑かったですね 松井氏 2000/09/05(火) 07:41:4
外気温34.0度、湿度23.8%。屋根表面温度56度。屋根アウターサーキット38.1度。床下29.0度、湿度45.9%。一階室内30.5度、湿度39.7%。小屋裏32.4度、湿度34.8%でした。

というのもありますが、外壁表面が50度を超すというような話が多かったと思うので、こんなところとしました。


通気層の厚さは流量に影響し、厚い方が流量が増えて有利になると想像します。出口温度が逆に下がる(流水の量を増やすとボールからこぼれる水の温度が下がる)ことも考えられます。有利なような気はしますが、どれくらいかは全くわかりません。

JJ 2002/09/08(日) 12:25:11
fkin様。
早速ご回答をちょうだいしましてありがとうございます。
空気にしろ、水にしろ入り口と出口の大きさと形状もまた影響するものではないでしょうか?
実は私計算が大の苦手でして、fkin様の書き込みを拝見しただけでも蕁麻疹が起きそうなのです。それでも何回も目を見開いて見直しています。
私が心の中で引っかかっているのは、過日書き込みましたように「住宅に関する実験だとか、検証というのはある場所で、ある日のことで、ある作り方がされていて、とか言う具合に無数の定常的、非定常な条件の結果の一段面を切り取ったものに過ぎないはずです。」
という考え方なのです。
私の考え方が正しいとしたら、イザットさんのように2%程度しかないのだから通気層は不要だと結論付ける家造りが、はたして正しいものなのかという疑問です。
常識から判断すれば、通気層はあったほうが何かにつけてプラスに働くということは否定しきれないと思うのです。計算上では、わずか2%でしかないプラスが実際的には大きな損得をもたらしているということはありえないのでしょうか?

fkin 2002/09/08(日) 14:12:13
JJ様

お示しした計算は、外側通気層の厚み18mm、流速0.2m/s、通気層の出口入口の温度差を18度とすると単位面積あたりの排熱量は10.5 kcal/m2hになる、というもので、「流量と温度差がそうだったら」という前提です。ですから、ここへは実測値を入れたい。温度と流量がそうなっていたら、そういう現象が起きているのです。おっしゃる「無数の定常的、非定常な条件」の違いは、測定される流量や温度差の違いに反映されるのです。私は、「温度や流量がそうなる」と言っているのではありません。

それと「2%」には拘られない方がいいと思います。書きましたように分母になる500kcal/m2hは少し大きすぎる。これを別の単位で表すと、27.91 kWになる。これだけの熱が家の中に入ってくるとすると、温度を一定に保つためにはこれだけの熱量を排出してやらないといけない。ちょっと乱暴ですが28kWの能力のエアコンがいる。エアコンの効率COPを4とすると消費電力7kW、100Vなら70Aいる。40坪の家でそんな家ありませんよね。進入熱量としては4分の1位、7kW位が妥当じゃないかと思います。2.5kW3台です。「1時間当たり36kcal/u、平均的には9kcal/u程度」というのはあり得ると思いますが、2%は?と思います。

通気層が入るということは、排熱だけでなく壁の熱抵抗が大きくなり熱が伝わりにくくなります。ヤカンの例で言うと、触ったら熱いけれど手を離すと熱が伝わりにくくなって熱くない。昼間の断熱性よりも夜間の放熱を優先したということでしょうか。いずれにしろ、外側通気層をどうするか、ということに関しては設計者の判断(ポリシー)だと思います。一般論ですが、設計の難しさは、必要な機能(役割)を実現する仕組みが複数あり不確定要素があってどれが最適かを判断するのが難しい、予算の制限ももあって局所的な最適化が必ずしも全体的な最適化につながらない、ということです。ですから、最後は設計者の判断。私よりイザット殿に直接お尋になるべきかと思います。

私は「常識で考えることです」というのは、考えることをやめよと言っているように聞こえます。ここでお示ししたような熱収支(Heat balance)の計算は、関係のない方々にはなじみがないかもしれませんが、技術系の人間にとっては学術的でもなんでもなく、「常識」だと思います。

JJ 2002/09/08(日) 21:16:43
fkin 様。
実に明快で、私のようなものにもすっきり頭に入ってくるようです。
それにしても、そのように計算で物事が判断できると言うことはうらやましい能力だと思います。過去のfkin 様の書込みを拝読しましたが、この談話室に無くてはならないお方であると思うのは、私一人ではないでしょう。
ありがとうございます。
おっしやられるように、設計者のポリシーといいますか工務店のポリシーを松井さんからお聞きしたいものです。

松井 2002/09/10(火) 07:37:13
イザットと外側通気層
このテーマについては、すでに2000年1月にも激論が戦わされています。物理的な点はそちらに譲るとして、ご指摘のように設計という視点から考えてみましょう。
おもしろいもので、外断熱にすることはいいことだと考えが一致していても、断熱材を挟んで外側と内側に通気層ができる、それを活用するのか、不要とするのかというところで、野村ホームは内側通気層を拒み、イザットハウスは外側を不要だとしています。

さて、その外側通気層のことですが、イザットハウスの大宮社長さんが主張されているように「外壁に縦胴縁を使用せざるを得ないためにできてしまった空間」としてとらえて、デメリットに比重を置いて考えるのか、それはさておいて、縦胴縁を外装の多様な選択のためにも必要なものであると考えるのかは、正にデザインに絡む設計の重大な分かれ目になります。
もしあなたが、イザットハウスのタイル調の外壁を好むのでしたら大宮さんに家づくりを頼むことです。イザットさんの「売り」は、タイル調の外装材にあって、それを貼り付けるのに縦胴縁は無い方がいいとしているのです。
いや、サイディングがいい、好みのタイルを貼りたい、塗り壁にしたい、板張りがいい等となりますと、イザットさんに頼むわけにはいかなくなります。
何故なら、それらの外壁は縦胴縁を必要とするからです。

その点では縦胴縁を必ず持っているSCの家は、外装は何でもござれです。屋根材にも拘りはありません。イザットさんのようにステンレスを特にお勧めしますということもありません。構造がしっかりしていますから、ステンレスに比べたら10倍以上も重くなる瓦を使用しても何にも心配ないからです。

ところで、確かに外側通気層は縦胴縁を設けることによって生ずるものなのですが、それはそこの排熱量の計算の結果だけで取捨できない必要性を有しているものです。水蒸気の移動、雨や風、湿気の浸入、熱の変化など、様々な内外からの家の耐久性を弱めようとする様々な攻撃に対して、バリアーとして役立つからです。

「イザットハウスは通気層ではなく発散層」という大宮さんの説明をどう思われますか?
「通気層」と「発散層」とでは、空気の動きと効果にどのような違いがあるものなのでしょうか?
発散という効果を期待する以上は、水(水蒸気を含む)が内部に入ってくることを想定しているはずですが、それに悪さをさせないためには発散と通気とではどちらが確実に役立つものなのでしょうか?
大宮さんは、確固たる理論的、数値的な裏づけを用意されているのでしょうが、私のイメージでは、浸入した水を早く外に出して、ぬれた部分を乾燥させるには通気層の方が役立つように思えてなりません。
そこで私は、素直に通気が無いよりはあった方がいいとして、外側通気層を設けることをお客様にお勧めしているのです。

私が好きな外装は、屋根は瓦で外壁は塗り壁です。瓦と塗り壁は、その種類や色が実に豊富です。これからの時代に、一番ぜいたくなものは塗り壁ではないでしょうか?光の当たり具合によって、微妙に表情を変え、左官屋さんの手の具合もあって、同じ壁の仕上がりは絶対にないのです。
世界でただ一つというあなたの家だけのものが得られるのです。それに比べて、サイディングやタイルを貼ったパネルなどは、無機質的で味気なく、みんな同じであってすぐに飽きがきそうで心配になります。
日本の自然の中に、そのような外装は違和感があり過ぎていませんか?
タイル貼りが、豪華に見えてメンテフリーでいいというような発想は、いつ頃から広まったのでしょうか?
「タイルを多用した家は、お金がかかりましたという主張が目立つ割には、貧相なものである。もしも、町中がタイル貼りの家になったとしたらゾッとする風景となるであろう。」と言われた画家さんがいます。
私の前の体感ハウスの外壁は、最初は手貼りのタイルでしたが、それをサイディングに変え、そして現在の家は塗り壁で、タイルは一枚も使っていません。
それらの三様の姿を比較してみますと、塗り壁に勝るものは無いと思うのです。
ありがたいことに私の自宅の周りの家々はすべて塗り壁で、色使いも無難なので緑とよく調和していて、朝から夕方にかけて日のあたり具合によって表情を変えて楽しませてくれます。
タイルを貼る場合には、そうすることが周囲の環境になじむかどうかに十分配慮すべきです。そして企画型の安っぽい姿の家を豪華に見せるためには使わないことです。なお、貧相に見えてしまうからです。

その壁の裏側には縦胴縁があって通気層があるのですが、その通気層は土台の外側から屋根の頂点まで連通しています。
きちんと連通して作ってみますと、夏の暑い盛りに空気の流れは壁だけの通気層よりもはるかに流量を増すものです。
イザットさんのように、屋根には通気層が必要で、壁には発散層があればいいとする家づくりは、私には複雑すぎて手に負えそうもありません。

ふじふじ 2002/09/10(火) 08:49:02
おはようございます。
通気層の当初の役割は防水、発散にあったと思います。
それを排熱通気層として活用するのもまた、アイデアだと思いますが、
果たして効果はどのぐらいあるものなのでしょうか。
よく、外壁材が通気性のあるものであれば、通気層は要らないよといいます。
住宅金融公庫にもそのように書かれていますね。
防水と発散の役割が果たせればまあよくて、それを排熱効果として利用するかどうかは、二次的目的なのでしょうかね。
モルタル外壁材は、いつのころからか、敬遠されていましたが、最近また復活のきざしがありますね。趣きがあるという意味では私も松井様に同感です。
ただ、私個人としては、断熱性の高い木材を外壁に使うのが好きですね。
近年、良い塗料がどんどんでてますし。
板張りでも、ダイライトを用いた防火構造というのが近々認定をとるような
動きがありますので期待しています。

ペッコン 2002/09/10(火) 09:17:50
通気層は絶対に必要なものではないでしょう。
アメリカの通気層なしの2×が寒冷地でガンガン暖房したって、熱くて雨の多いところでも
ちゃんとメンテしてれば平気で100年建ってるのを見れば明らかだと思います。
ぶしふじさんのおっしゃるように、要は湿気を貯めなければ良いのでしょう。
透湿性がほとんど無く、古くなれば雨漏りの可能性の大きいサイディングが流行ったものだから
通気層もそれに着いてきてるのが現状だと思います。

通気層もメリットとデメリットがあるので、それぞれが作る家の構成詳細に応じて
採用の可否を決めれば良いのですよ。
無いとダメとか有っても全く意味がないとかの論争がおかしいんでは。

ペッコン 2002/09/10(火) 09:23:19
追加です。
今の日本の住宅は基礎からしてヘロヘロなモノが多く、悪く言えばバラックに毛が生えた
ようなもので「住めればいいや」的発想では家を大事にすることもないのが一番行けないと思います。

椎名 2002/09/10(火) 10:56:06
今年の春に改築をしたものですが屋根をスレートのコロニアルから和瓦に交換しました。
色あせがひどかったので。
建てて11年目なのですが、下地の板がふやけていました。
屋根やさんがこれでは持たないというので、屋根やさんがマツミハウジングと知り合いでしたからマツミさんにすぐ来てもらったのです。
そこで屋根断熱通気層ありの工事をすすめられてそのようにしてもらいましたところ、二階の部屋の夏の暑さが嘘のように無くなってしまったのです。
それ以来、この談話室を毎日拝見して私の体験を書かせていただきたかったのですが、ありがたい機会に恵まれました。

フラット 2002/09/10(火) 11:44:49

椎名さん、こんにちは。

少し質問させて下さい。

>屋根断熱通気層ありの工事をすすめられてそのようにしてもらいましたところ、二階の部屋の夏の暑さが嘘のように無くなってしまったのです。

とのことですが、
改装前は天井断熱だったのですか?
それとも屋根断熱だったのですか?(通気層なし)?

建てられて11年目とのことですが、
特別な工法の造りでしょうか?それともごく普通の在来?それともその他?
「屋根断熱通気層あり」の通気層内空気の入り口は軒天あたりでしょうか?

不躾で申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

ファイ 2002/09/10(火) 13:28:51
> 体積流量 414.7 m3/hr
> 通気層排出熱量 501.6 Kcal/h

 通気層排出熱量の算出は、 414.7×1.12×0.24×18でしょうか?

椎名 2002/09/10(火) 14:36:48
ご質問をいただいてありがとうございます。私の家は木造のごく普通の家で断熱材はグラスエールで、二階の天井に並べて入れてありました。
屋根には板の断熱材をはって、その上に通気層を用意してその通気層の入り口は屋根の下の先端部分からのようです。
お分かりいただけますでしょうか?

フラット 2002/09/10(火) 16:03:01

椎名さんへ

早速のお返事ありがとうございました。

内容は理解しました。
そうすると従来の天井断熱材は外したのですか?それとも併用しているのでしょうか?

コロニアルの屋根下に通気層が無い場合などにはふやけやすいというのは時々聞く話しですね。
以前、大工の知人が「コロニアルが色褪せたあと塗ってくれと言われると正直やりたくない。」と幾度かこぼしていました。「だってブアンブアンだよ。怖くて登りたくないよ。どうしてもと言われたらバケット付きの車を使うしかないよ。」と言っていたのを思い出しました。

瓦&通気層で安心ですね。v(^.^)v

椎名 2002/09/10(火) 19:57:00
天井の断熱材はそのままですが、ていねいに敷きなおしてくれました。それを取り払ってしまうと家全体の断熱方法を変えなければならなくなるとのお話でした。
過日すごい雷雨に見舞われたのですが、前よりも雨音も小さくなりなんだか安心だなという感じが強く受けました。

JJ 2002/09/10(火) 21:24:43
松井さん、ありがとうございます。
なるほど、イザットさんの家づくりがよく理解できました。
縦胴縁と通気層にはそのような意味があるのですね。イザットさんは発散層ですか、
「イザットさんのように、屋根には通気層が必要で、壁には発散層があればいいとする家づくりは、私には複雑すぎて手に負えそうもありません。」との松井さんの感想がよく理解できます。

五郎 2002/09/10(火) 21:32:49
松井さんのご意見に対して物申したいので書き込ませて頂きます。
私も現在我が家について勉強中です。
個人的にはイザットの方が優れていると思っています。
同じ外断熱ということもありこの談話室はちょくちょく覗かせていただいてます。
乱文失礼します。

さて、

>その点では縦胴縁を必ず持っているSCの家は、外装は何でもござれです。屋根材に
>も拘りはありません。イザットさんのようにステンレスを特にお勧めしますというこ
>ともありません。構造がしっかりしていますから、ステンレスに比べたら10倍以上も
>重くなる瓦を使用しても何にも心配ないからです。
重いものを使用しても心配が無い云々についてはSCとイザットの工法の違いとは関係
ない家の躯体自体の話だと思います。
もちろん躯体については断熱方法なんかよりももっと重要な問題ですが。
松井さんがそのような発言をされますと、何も知らない読者にとってイザット=躯体が
弱い、SC=躯体が強い みたいな発言と受け止められるのではないでしょうか?
躯体の強度については設計士の好みと良心により工務店によって様様でしょうから
SCでもイザットでも構造のよろしくない家は少なからず存在すると思ってます。
施工についてはSC(イザット)ならばどの工務店でも同じ家が作れるわけでなく
工法選びと共に工務店選びも重要になってくると思われます。
しかし、例え丈夫な躯体だとしても10倍以上も重いものが数十年もの間、常に屋根の
上にある事は私はあまり良いとは思えません。
地震の時も不利なことに間違いはないでしょう。
ただし、それを承知で「好み」のために瓦を採用するのはそれで良いと思います。
機能を追及するだけが正しい家造りでは無いと思いますので。


>大宮さんは、確固たる理論的、数値的な裏づけを用意されているのでしょうが、私の
>イメージでは、浸入した水を早く外に出して、ぬれた部分を乾燥させるには通気層の
>方が役立つように思えてなりません。
>そこで私は、素直に通気が無いよりはあった方がいいとして、外側通気層を設けるこ
>とをお客様にお勧めしているのです。
つまり通気層はイメージで作ったのですか???何となく良さそうだと?
そのために部屋が狭くなるのを我慢させて施主に高級車1台分の出費をさせたと?
もっと理論的な裏付けがあるものと思っておりました。残念です。


>私が好きな外装は、屋根は瓦で外壁は塗り壁です。瓦と塗り壁は、その種類や色が実
>に豊富です。これからの時代に、一番ぜいたくなものは塗り壁ではないでしょうか?
>光の当たり具合によって、微妙に表情を変え、左官屋さんの手の具合もあって、同じ
>壁の仕上がりは絶対にないのです。
>世界でただ一つというあなたの家だけのものが得られるのです。それに比べて、
>サイディングやタイルを貼ったパネルなどは、無機質的で味気なく、みんな同じで
>あってすぐに飽きがきそうで心配になります。
そもそも同じ家(間取り)の家は注文住宅ではありえないので、たとえレンガで造った
としても同じ家にはならないのでそれなりに個性が出るものだと思います。
個性は壁だけで出すものでもありませんし。しかもイザットは全く同じものが無い
素焼きレンガを手で貼り付けるわけですから左官屋さんの手塗りの個体差はイザット
でも十分可能だと思われます。


>タイル貼りが、豪華に見えてメンテフリーでいいというような発想は、いつ頃から
>広まったのでしょうか?
ユーザの多くがメンテナンスフリーの家を望んでいるからだと思います。
全く同じ家ならばメンテナンスにお金がかかるよりはかからない方が良いですからね!
家のローンや子供の教育資金が必要な時に定期的に何十万と消えていくのは辛い事だ
と思います。


>「タイルを多用した家は、お金がかかりましたという主張が目立つ割には、貧相なも
>のである。もしも、町中がタイル貼りの家になったとしたらゾッとする風景となるで
>あろう。」と言われた画家さんがいます。
その画家殿は欧州の景色を見た事が無いのでしょうか?それとも外国嫌い?
かなり偏見に満ちた発言だと思います。
この発言を引用した松井さんにも疑問です。


>タイルを貼る場合には、そうすることが周囲の環境になじむかどうかに十分配慮すべ
>きです。そして企画型の安っぽい姿の家を豪華に見せるためには使わないことです。
>なお、貧相に見えてしまうからです。
周囲の環境になじむかどうかの判断はご自分でなされるのでしょうか?それとも周囲の
住人と相談して色や形、挙句には屋根の高さや間取りまでご相談されるのでしょうか?
もし周囲の環境になじむかどうかをご自分で判断されるのであればそれは勝手に選んで
るだけですよね?総レンガの家を選ぶ事と何ら変わりないことだと思います。
周囲の人と上手く付き合うのは当然ですが、あまりにも奇抜な色や形、みすぼらしい
外観でなければ施主が自由に選んで良いのではないでしょうか?
これらはあくまで好みの問題なので松井さんと意見が合うとは思えませんが、松井さん
程の方が断言する言い方をすれば既にタイルを使ってSCの家を建てられた方が気を
悪くされるのではないでしょうか?(実在するかどうかわかりませんが)
ちなみに私の個人的な意見では塗り壁の方がしみったれた安っぽいイメージになります。


>その壁の裏側には縦胴縁があって通気層があるのですが、その通気層は土台の外側か
>ら屋根の頂点まで連通しています。
>きちんと連通して作ってみますと、夏の暑い盛りに空気の流れは壁だけの通気層より
>もはるかに流量を増すものです。
これもイメージでの発言でしょうか?
実感でとおっしゃるなら、以前、同様の議題でバルサンが勢い良く小屋裏から抜けて
喜んでいる大工さんがいらっしゃいましたが・・・。


>イザットさんのように、屋根には通気層が必要で、壁には発散層があればいいとする家
>づくりは、私には複雑すぎて手に負えそうもありません。
ひどい嫌味ですね。
イザットの方が2重通気層のSCより施工が簡単(ノウハウは必要)だということは
誰でもわかることではないでしょうか?
それとも、それはイザット並のC値を出すと言うことは手に負えないということですか?
通気層ばかりに拘っていらっしゃるように思えますが、気密(C値)やシロアリに
ついてはどのようにお考えでしょうか?

fkin 2002/09/10(火) 22:00:57
体積流量、414.7m3/hrは103.7m3/hrの誤りでした。
103.7m3/h=0.018m×8m×0.2m/s×3600s/h
501.6Kcal/h=0.583kWは103.7m3/hに対するものです。従って結論は変わりません。ファイ様、ご指摘ありがとうございました。

松井 2002/09/10(火) 22:06:42
五郎さん、今晩は。
いろいろとご意見をありがとうございます。
気づいたところですが、
通気層をつくっても、部屋が狭くなることはありません。
外側にふけるだけのことです。
私がつくらせていただいた家でも、タイルを貼ることはよくあることです。注文住宅ですから、お客様のご注文には対しては、私の考えを参考にお話してから応ずることにしています。

その大工さんのことよく覚えていてくださいましたね。
伊東という大工さんで、今では親方になってがんばっています。仕事が楽しくてたまらないと言っています。
わが社の気密工事のレベルですが、ほとんどの家でC値は0.5前後です。第三者に有料で測定してもらっています。つい最近、伊東が担当している現場では0.35でした。

シロアリについては、どのような工法の家であっても危険は同じです。基礎を外断熱にしますと、断熱材の中に侵入経路をつくられ易いことは確かですから、今ではターミメッシュ工法を標準仕様にしています。
そして、どこでも点検し易いようにつくっています。

検討中C 2002/09/10(火) 22:38:08
松井さん
書き込みありがとうございます。

>わが社の気密工事のレベルですが、ほとんどの家でC値は0.5前後です。第三者に有料で測定してもらっています。
>つい最近、伊東が担当している現場では0.35でした。

気密性能でそれだけの実績をお持ちならば、最高ランクの相当すき間面積1.0cu/u以下(性能区分 C)を取得されては如何でしょうか?
イザットは取得していますが、SCは如何でしょうか?
http://www.izzat.co.jp/kimituitiran.html

>イザットと外側通気層
>このテーマについては、すでに2000年1月にも激論が戦わされています。
>物理的な点はそちらに譲るとして、

このスレッドで結論が出ていないのと同様に、2000年1月の激論は結論が出ないままに終わっています。
http://www.ii-ie.com/pastlog/lng0002/00010032.htm

断熱は科学的根拠に基づいて適切に行われないと、なみだ茸事件の繰り返しです。
気密・換気についても然り、科学的計算が必要な筈です。
一方、松井さんの書き込みを見ると、通気層は無いよりはあったほうが良いという気分(失礼ながら)で存在しており、理論的な裏付けが感じられません。
素人にも分かりやすい科学的根拠のご開示をお願いします。

ファイ 2002/09/11(水) 08:32:32
 fkinさん、恐れ入ります。

>体積流量、414.7m3/hrは103.7m3/hrの誤りでした。
>103.7m3/h=0.018m×8m×0.2m/s×3600s/h

 この体積流量は家の南面だけの流量ですね。本当は東西南北4面ありますから、
 0.018m×8m×0.2m/s×3600s/h×4=414.7m3 とすべきでではありませんか?
 なぜなら、外側通気は東、西、北側面でもありますから。

>501.6Kcal/h=0.583kWは103.7m3/hに対するものです。従って結論は変わりません。ファイ様、ご指摘ありがとう
>ございました。

 4倍すると結論は変わってきますが・・・

松井 2002/09/11(水) 08:46:15
>断熱は科学的根拠に基づいて適切に行われないと、なみだ茸事件の繰り返しです。
>気密・換気についても然り、科学的計算が必要な筈です。

ごもっともですね。
したがって、これまでに大学先生方や専門家の方々がちゃんと計算をして下さっています。この談話室にもfkinさんのように、しっかりと計算を提示できる方もいらっしゃいます。
ですから、工務店主である私が不得手なことをねじり鉢巻をして、たどたどしくやることはないと自覚しているのです。
その代わり、体感ハウスを造って、そこに住んで、住まい方のあらゆる状況の変化に体感というものがどのように影響されるのか、というような研究を継続して行っています。
もちろん、そのためには温度・湿度・換気量の測定程度は行っていますよ。
「餅屋は餅屋に」ということです。

JJさんが「住宅に関する実験だとか、検証というのはある場所で、ある日のことで、ある作り方がされていて、とか言う具合に無数の定常的、非定常な条件の結果の一段面を切り取ったものに過ぎないはずです。」と、言われていましたが、住宅に関する計算というものは正にその通りだと思います。
どんなに立派な計算を提示されたとしても、実際に住んでみての体感が思わしくなかったらがっかりすることでしょう。
私は、まず体感ハウスで体感していただいて、契約に至る過程では何回も体感を繰り返していただいて、打ち合わせの途中でも体感ハウスにきていただくというように、「体感」を最重要視した家づくりを大切にしています。
通気層の排熱量や風量などに関して、カネカはマニアック的なしつこさで計算をしたり、データを収集し続けていますが、それらを体感と結びつけて利用することは私にはためらわれるのです。
何故なら、計算やデータだけでは「住み心地」を保証することはまったくできないからです。住み心地がよいと納得するものはそれらではなくて「体感」だからです。
したがいまして、あなたが言われるように、「科学的計算」が完璧にできたとしても、だからといって住み心地の良い家ができることにはならないという家づくりの難しさを弁えることも大事です。
ところで、私は住み心地こそが家づくりの根源的な価値であると考えているのですが、イザットハウスさんはいかがお考えなのでしょうか?

ファイ 2002/09/11(水) 16:29:11
> この体積流量は家の南面だけの流量ですね。本当は東西南北4面ありますから、
> 0.018m×8m×0.2m/s×3600s/h×4=414.7m3 とすべきでではありませんか?
> なぜなら、外側通気は東、西、北側面でもありますから。

 という上記意見は取り下げさせて下さい。fkinさん、悪しからず(^-^)。

 イザットのHPを読み直すと、南面の屋根も除く外壁だけの議論だから。

五郎 2002/09/11(水) 17:39:19
松井 様 お返事ありがとうございます。

>通気層をつくっても、部屋が狭くなることはありません。
>外側にふけるだけのことです。
建ぺい率の関係で許容範囲ギリギリに建てたい場合、外に広げることはできません。
その場合、家を小さくする(しわ寄せは室内を狭くする)ことになるのではないかと
危惧しております。


>注文住宅ですから、お客様のご注文には対しては、私の考えを参考にお話し
>てから応ずることにしています。
上記は当たり前のことですが松井殿の意見を聞いて少し安心しました。
但し、松井さんの断言的な強い発言に対してどのぐらいの施主が満足に意見を
押し通せるのかがちょっと気になりますが(笑)

>わが社の気密工事のレベルですが、ほとんどの家でC値は0.5前後です。
>第三者に有料で測定してもらっています。つい最近、伊東が担当している現場
>では0.35でした。
松井さんにお聞きしたいのですが、C値に関しては少なければ少ない程良いと
お考えでしょうか?それとも現在の平均0.5前後が妥当とお考えでしょうか?
体感で構いませんので考えをお聞かせください。

また、この談話室でも度々でてくる気密劣化についてですが、これだけ多くの家が
建ち気密工事のレベルもあがってきているのでSCでも1年後、2年後の測定結果も
公表して頂きたいと思っております。
それにより今までグレーだった気密劣化について明確になるのではないでしょうか?
劣化が少なければ既に建てられたお客様に対して胸を張れば良いし、もし劣化が
あれば改良すればいい話ではないでしょうか?建物の技術は日々進化しているので
後から出てくる商品に対してのクレームは少ないと思います。

>から、今ではターミメッシュ工法を標準仕様にしています。
ターミメッシュが標準になったとは知りませんでした。
日々改良されていってるのですね。
ターミメッシュは日本で実績が無いのが少し気がかりですがきちんと施工されて
いれば相当威力を発揮するものと期待しております。

>そして、どこでも点検し易いようにつくっています。
基礎の外の断熱材も調べられるのでしょうか?
私はここが一番被害を受けやすい場所だと考えていますので。


>どんなに立派な計算を提示されたとしても、実際に住んでみての体感が思わしく
>なかったらがっかりすることでしょう。
体感的にSCの家は住み心地が良いとおっしゃっていますが、他の外断熱の家
(イザット等)と比較された事はあるのでしょうか?
私はきちんと施工された外断熱の家であればどの家でも十分に快適だと思ってます。
SCと充填断熱の家(低性能住宅)を比較して住み心地が良いと言う事は当然でしょう
が、インナーサーキットの必要性を体感するならばイザットハウスとの体感比較が
必要だと思われます。
計算を放棄するのならば、これらの比較体験をする事によって初めてインナーサーキット
は無くてはならないのか?あっても無くても変わらないのか?それよりむしろ無い方が
良いのか?が見えてくるのではないでしょうか?
松井さんお勧めの体験ハウスとイザットのモデルハウスで泊まりっこしてみては
いかがでしょうか?
(その体験をお持ちの方がいらっしゃいましたら教えてください。)
いろいろ難しい問題もあるでしょうが、お互いの得意分野がはっきりするユーザから
すれば非常に価値のある実験だと思っております。

よしなに

ととろ 2002/09/12(木) 20:52:21
諸先輩方の意見を参考にすべく勉強している者です。
松井さんは1工務店の社長さんであり「fkinさんのように計算式で答えられない」という
意見は率直にそうだろうなと思います(失礼)。いわば叩き上げの職人社長ですから理論がどうこうではなく体で感じとことを述べてるので私はそれでいいと思うし信じれます。
通気層は断熱に有効か無効とかで考えず、松井さんのおっしゃった「レンガが好きならイザット、その他の対応の柔軟さでSC」という考え方がシンプルでいいと思います。縦胴縁が必要な構造の外壁がいいと思うなら通気層の意義がどうのよりつけなければいけないんでしょうから(笑)。

m-k 2002/09/12(木) 21:57:27
外壁の好みは人それぞれと思います。
レンガ調タイルもいいし、雰囲気のある塗壁もまたいいですね。

ただ、どうなんでしょう、乾式のタイルについての評判で、メンテナンスフリーである、耐震性が強い、ということを聞きますが、本当なんでしょうか、今一つ信用できません。

家が何十年も、丈夫にしっかりと建っている、ということを前提として、地震の多い我国での木造住宅を考えた場合、外断熱、内断熱に限らず、外壁、屋根はなるべく軽いにこしたことはないように思います。ただ、瓦葺の屋根はすてがたいですね。

なんにしても、メンテナンスフリーというのはあまり信用しすぎないほうがよろしいのではないでしょうか。多分計算上は大丈夫なんでしょうね。この計算上というのもあまり信用しすぎないない方がよいようにおもいます。

私も塗壁はとても好きですが、耐用年数はどのくらいなんでしょうか?計算上でなくあくまでも経験的にです。

けん 2002/09/16(月) 22:04:44
SCの談話室をこれだけ見ている方でなおこの家を建てる方の理屈を逆に聞きたいくらいです。

ととろ 2002/09/17(火) 09:08:50
けんさんへ
それはイザットハウスをなぜ建てるかという質問でしょうか?(笑)
私は年収税込み650万円程度のサラリーマンです。税引き後だと500万程度でしょうか・・・。
そんな人間が坪80以上のSCの家が建てれますか?上のほうでイザットも坪70とありますがあれは消費税・外溝・総レンガとあります。通常いわれる建物坪単価でいうと45万程度になると思います。(39.8万の家ベース)
35坪の家を建てる場合SCだと2800万程度(建物ベース)になりこれを私の税引き年収で割ると飲まず食わず(笑)で5.6年かかります。松井さんの考え方には別に反対しません。(いい家は高い)ただしSCの家が欲しくても買えそうにないという人間もいることだけは考えて欲しいです。私もできるなら伊藤さんのような熱血漢の人に建てて欲しいのですが。(非常に頼もしい)
ここでやはりイザットの家という選択もでてくると思います。私は多分イザットさんにお願いすることになります。
松井さんの掲示板の発言で「100円ショップは遊ぶ物を買うところだ。私は一度もいったことがない」というのがありました。私はそうは考えません。単3アルカリ電池が4本で100円で他店で買えますか?TVのアンテナ接続端子が100円で買えますか?
私がいいたいのはSCの家がいいのは信用しますがいいものを安く提供するという考え方(努力)は他メーカに比べ劣ると感じます。
SCの家の現場見学会にいってきました。勿論他メーカも。SCの家は非常に木のいい匂いがしました。使ってるいる柱も本当に立派でした。但し私には残念ながら手が届きそうにありません。家は幸せの道具であって家を建てるのを目標にしてはいけないと思います。


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