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「いい家」が欲しい。
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住み心地を保証してくれますか?(1)
「いい家」が欲しい。/談話室
松井
2002/11/28(木) 07:25:47
住宅展示場に行かれてこう問うてみたらどうでしょう。
「快適な住み心地を保証してくれますか?」
「もちろん、わが社がおつくりする家は快適ですよ!」
「では、温度・湿度・音・空気質について具体的に説明してもらえますか?」
「このデータをご覧下さい。わが社の家がよそ様よりも優れていることが分かります。」
「では、実際に住んでみて、その通りで無い場合に責任を取ってくれるのですね?」
「いや、これらのデータはわが社の実験棟でのものですから、その通りになるかどうか・・・」
「では、それらのデータは当てにしないことにしましょう。我々家族が、もし不快な住み心地だと感じた場合は、クレームとしてきちんと対処してもらえますか?」
「それは無理だと思います。住み心地は主観的なものですからね、感受性はみんなそれぞれ違うのですから。その代わりに、性能評価書を交付しますよ。」
「満点の性能評価書をもらった家でも、住み心地が保証されないのですか?」
営業マンは、どのように答えるでしょうか?
fkin
2002/11/28(木) 08:27:37
1.松井氏は何を指して、「住み心地」と言われるのでしょうか。温熱環境でしょうか。
2.温熱環境なら、冷暖房負荷を計算し適切に設備すれば、実用上問題ないのではないですか。
3.社会通念上、「住み心地」はクレームの対象になるのでしょうか。
4.鐘淵化学工業殿の「SCの家」のHP
http://www.solar-circuit.ab.psiweb.com/home.html
には次のような注意書きがあります。
「住宅の室内温熱環境の性能は、地域、気象状況、敷地条件、建物の構造、間取り、具体的設計条件、施工方法等により大きく左右されます。ソーラーサーキットの家のご採用にあたりましては、これらの点に関しましては契約工務店と十分ご相談の上、お決めいただきますようお願い申し上げます。」
これは営業マンの答えと同じではないですか?
たがみ〜
2002/11/28(木) 10:07:41
普通の「営業マン」だったら売れば官軍ですからそんなに真面目に(責任を回避するようには)答えると思えないんですけど…。
主「住み心地を保証してくれますか?」
営「勿論です。実際に○○ハウスに住んでいる私が保証致します!」
主「…もし快適でなかったらクレームとして対処してくれますか?」
営「はい。勿論でございます。私が責任を持って対処致します」
主「では具体的にどのようなことをしてくれるのですか?」
営「我が社の経験豊富な技術者を派遣し、高性能な測定器も使って原因を徹底的に
調べて、お客様に合わせた最適な修正を施します。」
主「なるほど」
営「古い工務店などですと、科学的に調査するということが出来ませんから、
『家っていうのはそういうもんだ!』と精神論で片付けられてしまいます。
我が社の場合、クレームを放っておくことは全国レベルでのイメージダウンに
なってしまいますから、会社をあげて全力で対処させて頂きます」
主「そうですか。それは安心ですね」
営「考えてもみて下さい。病気の原因が分からない医者に、病気を直せるはずは
なく、当てずっぽうな処方で返って悪くさせてしまう可能性があります。
実際に豊富なデータと測定器と実験設備の無い業者が、『保証します』
と言ったところで、他のお客さんがたまたま満足されただけとか、職人の
思い込みである場合も考えられますよね」
主「なるほど、よく分かります」
営「こちらにサインされることは、単に家を買われるということでなく、
私どもの確実な保証を入手されるということです」
主「そうですか。分かりました」
営「ありがとうございます。(にやり)」
ろく
2002/11/28(木) 11:14:36
いい家をつくる会の注意書きより
まる2 会員だから安心だ、必ず「いい家」をつくってくれるという先入観は持たないこ と。また、そのような保証はないということ。
いい家をつくる会の会員では住み心地について保証はないようです。
かぶ
2002/11/28(木) 14:00:53
口頭のやりとりはあまりあてにならないのではないでしょうか。
消費者保護法の対象にもなりうるようなやりとりですね。安易にこのようなことを答えるのは、逆にあてにならないと思います。住み心地よような抽象的な物は、個人差がありすぎるので保護対象にできないと思います。
その代わりに、具体的に項目を上げて、最低限保証する数値を示してもらってはどうでしょうか。
その上で、建物完成後に実際に測定をしてもらう。もし、保証値に満たない場合には、改善策を決められた期限までに行う。さもなければ、引渡を受けない、若しくは他社で改善してその費用を負担してもらう。
これらを担当者及びその上司及び記名捺印して書面でもらっておく。
もし、これぐらいできたら信用しても良いかも。後は、会社の信用力だけですね。
和男
2002/11/28(木) 18:22:36
都内在住 SC八ヶ月
自分の家に100%満足している人は、いるんでしょうか?
それが居るんですねー。私と家内です。家内はもともと陽気な方ですが、
以前の家では、真夏と真冬はやっぱりゲンナリしていました。
今の家は、常に「いい陽気」ですから、笑いが絶えません。
この家の作り手には、非常に感謝しています。まるで「お客様の声」
ですが、現実のことですからあしからず。
結局、作り手が一番大きな要素だと思います。これと思った工務店の、
住人に聞いてみるのが、一番確実じゃないでしょうか。
びっぐまうす
2002/11/28(木) 18:25:37
>住人に聞いてみるのが、一番確実じゃないでしょうか。
そうですね。 ただ盲信はしないことです。 ある人には気にならないことが、別の人には絶えられないほど苦痛に感じられることはよくある。 人間って千差万別ですから。
しかしながら基本的な性能は抑えなきゃいけないってことは、また別の話。 しかし、こんなことはだまっていても提供してほしいですけどね
無口
2002/11/28(木) 21:40:46
都の郊外在住、SC1年7ヶ月。
松井さんの提案はいつもながら面白いなあ。私は大手のハウスに20年近く住んでいて、SCに住み替えた者ですが、出来たら前の営業殿に同じような問い掛けをしてみたいなあ。でもその前に、「おい○○くん、いまだにあんなに住み心地の悪い家を売ってるんじゃないだろうね」から入ってしまうでしょうけどね。
最近思うんですけど、「住み心地」って主観的なものだから、数値で表わすのは難しい、ってよく言われてますけど、案外出来るんじゃないのかなあ。
例えば、よく言われるQ値、C値でも良いですが、SCはこれだけでもまずTOPクラスだと思うし、各部屋、スペース間の温度差2℃以内、部屋の上下の温度差1℃以内、暖房なし室温日中18℃の時、朝の最低室温外気温−1℃時14℃以上(これは今朝のうちのこと)、冷房なし夏の最高室温33℃以内(2階)・・などなどもっと沢山・・各地域ごとに実際の住人のデータを持ち寄って統計処理すれば、例えば、この地域でSCを建てれば、これこれの温熱環境は保証します、とか出来るのではないかと。
いずれにせよ松井さんは、SCの場合は、「住み心地」について保証出来るかと問われれば、出来ますよ、と本音で言えるぐらい自信を持っておられる、と言うことだと思います。・・・今日はいつもより晩酌が多くなってしまったもので、だらだらとすみません。
和男
2002/11/28(木) 22:42:43
都内在住 SC八ヶ月
> ただ盲信はしないことです。 ある人には気にならないことが、別の人には絶えられないほど苦痛に感じられることはよくある。 人間って千差万別ですから。
実は私も、SC住人の方に話をうかがいました。
目を輝かせて、その住み心地のよさを語ってくれました。
しかしやっぱり、人間の感受性って違いますから、私にとってどうなのか、
本当は、半信半疑だったんですよ。とに角、堅牢な家を作ってもらうのが
第一で、住み心地については、本に書いてあることの、50%もあれば上等、
と思っていたわけです。ところが住んでみて、こりゃ100%な訳です。
つい嬉しくなって、書き込みをしてしまうんですが、これを読んで
気を悪くされる方が居たら、申し訳ありません。ただ、決して他の家を
否定しているわけではないので、誤解なきように。
松井
2002/11/28(木) 23:06:43
fkinさん、住み心地にも松竹梅があることをご存知ですか?
言い換えますと、上質、まあまあ、悪いとなります。
「悪い」もしくは「良くない」と住人から評価された場合には、欠陥に等しいのです。社会通念上はどうあろうと、クレームの対象になります。問題なのは、そのような自覚を持たない造り手が未だに横行していることです。
さて、その評価ですが数値よりも体感を大切にしなければなりません。数値がいくら優れていたとしても、住み心地が上質でない場合があるからです。
住み心地が良くないといっている人に向かって、数値で説明すれば責任を逃れられますか?
暖かさ、涼しさには質があるのです。着心地に置き換えてみれば、よく分かると思います。最近では、わが国の先進の家づくりは、そこまで進化しています。
同じ建てるなら、「まあまあ」ではなく「ベーリーグッド」な住み心地を得る方が、はるかに得します。
cond_mat
2002/11/29(金) 06:37:16
心地よさを数値化する試みとして
http://www.regret-index.com/ri_result/index.htm
に後悔の大きさRegret-Indexというのがあるようです。大手メーカーでも色々ですね。
主観によるものを数値化するにはやはりアンケートでしょうね。
イザットでは「今度建て直すとしたらイザットにしますか?」というアンケート結果を公表しています。
http://www.izzat.co.jp/izzat-info/report/box/enquete.html
SCでもアンケート結果を公表してほしいです。
fkin
2002/11/29(金) 07:41:09
松井様
論点を整理するために松井様の「住み心地」がなにを指すか、まずご説明いただけませんでしょうか。私のとらえ方は、過去ログ「2001/03/01 営業マンはいらないのか? 」の中で「fkin 2001/02/17(土) 00:34:55」で次のように書いております。
***********************************
私が自宅を建てようとした際のメモに、
0-1 住み心地のいい家
間取り :床面積、部屋数、動線
基本性能:断熱性、静粛性、気密性、剛性(安心感)
明るさ
風通し
質感
設備
小さな工夫
0-2 長持ちする家
というようなことを書いておりました。(以下 1.基本コンセプト 2.具体的条件 3.制約条件 4.具体的要望 と続きます。)
設計者の仕事は抽象的要求機能(よい住み心地、頑丈で長持ち)に材質を含めた具体的形状(構造、間取り、断熱材、内装材など膨大)を制約条件(予算、敷地面積、法規制など)のもとで決める作業だと思います。施主の要求「よい住み心地」は抽象的です。「よい住み心地」が何によって決まるのか、床面積、間取り、断熱性、静粛性、内装の質感、設備類、棚などのちょっとした工夫、、、住み心地に影響すると思われる因子は数多くあると思います。さらに、それぞれの因子が住み心地にどのように寄与するのかは、個人差もあり必ずしも明確ではないように思います。(以下略)
***********************************
ベアー
2002/11/29(金) 18:39:43
住み心地って、そんなにも理屈の世界のものでしょうか?
肌に合う、合わないを理屈や理論で説明されても納得できるものでしょうか。
住み心地にも質がある、という人がいたら「はあ、そういうものですか」と素直に聞いておけばいい事で、納得できなかったら松井さんは住み心地体感ハウスをオープンしているというのですから、体感に行かれてはいけばいいと思います。
住み心地に影響すると思われる因子は数多くあると思います。さらに、それぞれの因子が住み心地にどのように寄与するのかは、個人差もあり必ずしも明確ではないように思います。
そのようなことは十分承知の上で、松井さんは発言されていると思います。しかし、「住み心地を保証せよ」などという発言をされたのでは困惑を隠せない工務店やメーカーが多いのでしょうね。
contact
2002/11/29(金) 20:49:23
私の友人が、なんとSCで家を建て替えることに
なりました。もう少しで大工さんの仕事が終わる
とのことで、今日見学させてもらいました。
むせかえる程の木材の臭いも懐かしい限りです。
「バッシュン」と釘を打ち込む音も、嬉しくなって
しまいます。
友人は我が家に訪れては、「居心地がよい」と感心
していたのです。私たちの会話に理屈も理論ももちろん
ありません。
なにをさして、居心地がいいなどと話したこともありません。
今、友人は完成してその家に暮らすことを
ひたすら楽しみにしています。
fkin
2002/11/30(土) 00:42:42
出勤前で,雑な書き込みになってしまいましたが,松井氏が「住み心地」と使われるとき,例えば,「住み心地を問わない建物は事務所か倉庫である。住み心地こそが、住宅の根元的な価値である。」と言われるとき,それが温熱環境のみを指すのか,もっと広く間取りや広さ,質感その他まで含む全体的なものまで含むのか,よくわかりませんでした.また,今回の最初のご発言でもよくわかりませんでしたので,質問しております.
住み心地を構成因子に分けて考えたのは,限られた予算をどこに配分すると「全体的な住み心地」を最もよくすることができるか,品質機能展開(QFD)的な考え方によるものです.設計の難しさは,局所的な最適化が全体の最適化にならないことです.いいかえると,予算をどこにどう配分するのが全体として最もよい結果を生むのかを考えないといけない.温熱環境はエアコンに任せて広さをとる方がいいのか,立地か建物か,といったように.
設計事務所に設計を依頼したとき,依頼者との対話に時間をかけるといわれるのは,どのような「家」を依頼者が望んでいるかを把握する,最適解を得るためのステップだと思っています.設計事務所,工務店,ハウスメーカーを問わず,作り手の提案が建築主の要望にピタッとあった時,満足のいく家になるのだと思います.このような広い意味での「住み心地」は決して数値で表すことは出来ないでしょう.その意味では,温度や湿度,光熱費といった指標がある温熱環境は,評価がやさしい方かもしれません.
それはさておき,どうも,松井氏が「住み心地」と言われる時は,温熱環境だけを指しているのではないか,と感じるのですが,どうなんでしょうか.温熱環境がよければ,全体としての満足度が高いということでしょうか.SCは温熱環境に関する方法で,その他のどのような間取りにするか,質感になるか,遮音性等は工務店の力量と予算によるものだと思います.
QFDの解説HP
http://nmc.nikkeibp.co.jp/triz/kiji/kiji1/kiji001.html
http://syd.mech.eng.osaka-u.ac.jp/papers/1999/11_jsme_tutorial/
QFDのキーワードは,「顧客ニーズ」です.顧客満足度を最も高くするようにリソースの配分を行う.松井氏がボロクソに言われるハウスメーカーで建てられた方で,HPを作っておられる方が多くおられますが,住み心地の悪さを憤慨している様子はなく概ね満足しておられるように見えるのは、「顧客ニーズ」にあわせている結果かなと思っています
たがみ〜
2002/11/30(土) 01:47:30
「大切なのは数値じゃない!」というのもインナーサーキットに続く永遠のテーマ
かなと思いますね。松井氏が温熱環境だけじゃない、数値じゃない、を強調される
場合の、住み心地を決めるファクターは実は以下のようなものが大きいのではない
かと思っています。
◇木造か?
躯体であろうが直接触れないものであろうが、木でなければ肌に合わないのだから
住み心地がいいとは言えない。マウス同様、気が狂って死んでしまう。
◇軸組みか?
合板など安物の代表であり、太い柱や筋交いやムクの無い家は安心感に欠け、
住み心地がいいとは言えない。
◇ヒノキやヒバが使われているか?
米栂なんてもっての他。MDFなども肌に合わないもので住み心地が悪くなってしまう。
◇断熱材がポリスチレンか?
綿状断熱材で家がくるまれていたら、自分が直接くるまれることを想像して
夜も眠れなくなってしまう。当然ガラスやホコリが肺に入るかと思うと
呼吸もしたくない。
◇外断熱か?
柱や基礎が外部環境にさらされていると思うと、自分まで寒くなってしまう。
躯体と人間が両方守られているという感触が大事である。
◇樹脂サッシか?
アルミサッシなど、結露からカビが生え、その胞子を吸って毎日暮らすと
思うと人の家にあがるのもイヤ。
◇インナーサーキットがあるか?
インナーサーキットの無い家に真実は無く、無上の安心感がない訳で、
柱が蒸れていていつ倒れるかと思うと住み心地は悪くなってしまう。
また断熱材と石膏ボードの間に空気が無いと、柔らかい暖かさは
得られないものである。
◇アウターサーキットがあるか?
アウターが無かったら夏暑く雨漏りで家が腐ってしまうと思うと住み心地は
悪くなってしまう。
◇換気は3種か?
ダクトに溜まったホコリが実は部屋に落ちなかっただけなんていうことは関係
なく、吸気側ダクトのホコリを考えると空気が汚い様に思ってしまうので
1種換気では精神的空気環境が悪くなってしまう。
◇暖房はクレダか?
温風が体に当たったときの気持ち悪さ。風の当たらない場所であっても
エアコン暖房などで住み心地の良い家が出来るはずはない。輻射でなくちゃ。
◇工務店で建てたか?
半値八掛けのハウスメーカで建てたら、住み心地は宣伝費となって消えてしまう
のだから良いはずがない。
…という感じで、温熱環境が同じ家が存在しても、上記を満たしているものが
ベリーグッドで、肌に合う住み心地の良い家になるのであり、そうでないものは
クレームの対象である、ということを言われているのではないかな?と思います。
(個々の文章は誇張が入ってますので真面目に受け取ってはいけません)
松井
2002/11/30(土) 07:19:30
fkin 、たがみ〜さんのお二人は、快適な住み心地を体感されたことがないようですね。「まずは体感ありき」なのです。こうすれば快適な住み心地が得られるよ、という提案がある。それを実行する。その成果に驚き、感動する。さらに造り続けると、
満足度がすこぶる高いものと、まあまあと、低いものとの区分けが的確に分かってきます。ということは、ある程度の経験と体感を積まないと、住み心地には質があるということが分からないものです。
住み心地というものは、住む人と造る人との共感ですから、当然のことながら「その土地、その家族に合わせて」造られなければなりませんし、fkin さんがご指摘の要因の検討や「顧客満足度を最も高くするようにリソースの配分を行う」ことも大事です。
造る側の独りよがりで創り出せるものではありません。ですが、造る側が知っている以上の住み心地を創り出せることは偶然の結果だと思います。その点で、依頼先の選択は大事なことです。
「安く、早く、簡単に」ではなくて、「住み心地」という主観的な価値に訴える家づくりですから。
気をつけたいことは、価格と品質ばかりを問題にしていると使用価値といいますか、費用対効果ばかりが気になってしまって、止めども無い価格競争になります。
100円ショップ、ユニクロの世界です。性能表示制度も「満点とってなんぼ」というように価格競争に利用されています。
ところで、たがみ〜さん、相変わらずですなー。
そんな書き込みに時間とエネルギーを注ぐのでしたら、自分の住み心地論を語るか、「住み心地を保証すべきか?」について書き込んで下さい。
TK
2002/11/30(土) 19:12:32
松井様
一番初めの書き込みで、松井様は何を言いたいのですか?
良く分かりません。
住宅展示場にいる営業マンに対する憎悪ですか。
性能評価書についての疑問ですか?
┄┄┄の部分は何ですか?
↑
文字化けでした(管理者)
ベアー
2002/11/30(土) 20:35:18
TK様
もう少しテーマを素直に受けとめてはいかがでしょうか?
あなた様のテーマに対するお考えをお聞きしたいと思います。
たがみ〜
2002/11/30(土) 21:47:59
ちょっと整理しておきたいのですが、「保証」にも質がありますよね。
・過去の実績と自信からくる「太鼓判」
・不満足があった場合の一部修正
・不満足があった場合の交換や全額返金
住宅業界は電気や自動車とは大きく違いますが、「保証」と言ったらそれは
どのレベルを指すのでしょうか? こう書くと「素直に考えなさい」と言われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、「素直に考えれば分かる」というのは
「真実の世界は(私が思っている)一つである」という自己中心的な考え方と言えなく
もありません。
それと、住み心地に質があるというのは極めて当たり前のことであり、それは
数値化に近いものです。数値、と聞いただけでアレルギー的反応を示す人もいますが、
松竹梅というのはランク1/2/3という数値化ですよね?
温度の様に単純に数値で表せるものと、ラーメンの味や靴の履き心地の様に単純には
数値化出来ないものがあります。住み心地を温度や湿度のような単純数値化出来ない
のは至極当たり前のことで、人の意見をすりかえてまでその当たり前のことを
強く主張されるのは、単なるパフォーマンスに通じる次元の低いものと言えます。
そして単純数値化出来ないものを、いろいろな角度から評価したり多数決を取ったり、
経験を積むことで一つのランク付けが出来る訳です。味を数値化することは出来なく
ても、★★★★☆による総合評価は普通ですよね。
勿論この★の数はある評価者による一つの評価結果及び参考であって、★が5つでも
自分の好みが違えば、美味しいとは限らないのは誰もが知っていることです。
ですから「数値はダメ」と言いながら「松竹梅は大事(これも数値化)」というように
話をごっちゃにするのではなく、議論というのは言葉の意味や区分け、前提の確認を
ある程度はする必要があるんです。
HAHAHA
2002/11/30(土) 22:03:38
TK樣。過去ログをお読みになればわかりますが、最初の頃、道場主は読者の質問にもお答えになっていて読者にも役立つことが多かったのですが,最近は逆説的に自社のコマーシャルをしているだけです.
表現方法からチョッカイを出したくなるのでしょう.出す人は同じで,道場主もチョッカイ出す人も言っていることは毎度・・・毎度同じ. だから失礼ながら言わせていただけば非常につまらない. 相変わらずですなーは道場主も同じ.
少しは参考になるような事があれば良いのですけどね.きっと,またかって苦笑いしている人が多いですよ(w.
kei2@北関東
2002/11/30(土) 23:08:46
ベアーさん 2002/11/29(金) 18:39:43
>住み心地って、そんなにも理屈の世界のものでしょうか?
住み心地そのものは感性(主観)だと思いますが、
保証とかクレームと一緒にそれを語る時、第三者への説明や理解に理屈が必要になると思います。
TK
2002/11/30(土) 23:59:23
松井様は住宅展示場の営業マンは「住み心地」を保証しない、ということを言いたいのですか。松井様経営の工務店は「住み心地」を保証するとも言っていません。
ベアー様
素直にどうなのかなと思っております。
もっと単純にテーマ設定をしてくれると分かりやすいと思い発言しました。
住宅展示場での体験談でもなさそうだし、何だろうなという素直な想いです。
HAHAHAさんが言うように「逆説的に自社のコマーシャル」ということなら納得しますが。
fkin
2002/12/01(日) 09:59:01
1.「住み心地」は「いい家が欲しい」の主題(テーマ)ですが,何を指して「住み心地」というのか,ことばでは説明できないということでしょうか.
2.「品質」というと,なぜすぐユニクロへ話を持っていかれるのでしょうか.「限られた予算」というのは,ローコストということはありません.「費用対効果ばかりが気になってしまって、止めども無い価格競争になります。」とだけ言うのは,間違っています.同じ品質での低コスト化もありますが,同じ価格での品質(顧客満足度 customer satisfaction)向上があることをお忘れではないですか.そして,価格が高くなってもそれを越える効果がある,そのようなニーズがあると判断されるなら,高価格化も当然あります.
3.松井氏の「大量生産販売の家造り,規格優先であり」というのは,ハウスメーカーを指していると思いますが,ハウスメーカーで建てられた方のHPを見ても,規格品の押しつけという感じはありません.それはプレファブ住宅の設計・生産が,松井氏の想像される少品種大量生産ではなく,邸別生産方式(松村秀一:『住宅ができる世界』のしくみ」,彰国社,1998.P.72)で行われているからでしょう.長くなりますがこの部分を引用します.
*************************************
たしかに、プレファブ住宅の世界にも、昭和五〇年代に一種の流行となった「企画型商品」や近年の「低価格商品」のように、プラン、スタイル、そして各部仕様までがあらかじめ決められた住宅に、それらしい名前とキヤツチコピーをつけて販売するタイプの「商品」らしい商品もある。しかし現実には、ある構造上のルールのもとで平面計画を考えることの自由、またある選択範囲の中で部品や仕様を決めることの自由を保証し、全国各地の営業拠点に所属する営業担当者および設計担当者が住み手と話し合いながら個別に設計を進めていくタイプのものが多い。
「プレファブ住宅」といえば、画一的なプランやスタイルの住宅を大量に建設しているものと思っているひとがいまだに多いようだが、これは事実誤認である。持に地価が高く、一般に敷地が狭小なわが国の都市部で、しかも今日のように建替えの需要が中心になっている市場環境を前提にしたとき、繰返し同じものを建てるような方法だけで大量販売が成り立つわけがない。
一方、それほど個別に対応カを増していたのでは、品種を抑えてそれを量産することによるコストメリットが得られないのではないかという声も聞こえてきそうだが、これも的を射た疑間とはいえない。今日のプレファブ住宅メーカーの工場は、かつてのようにある種類の部品をまとめて見込み生産する方式から、注文を受けてからそれぞれの住宅に必要な数だけ生産する「邸別生産方式」に急速に移行しつつあり、「工場生産のメリット=計画的な少品種大量生産によるメリット」という単純な答えはあてはまらなくなっている。
****************************************
4.なぜ,「安く,早く,簡単に」がいけないのでしょうか.設計者は,同じ品質をどうやったら「安く,早く,簡単に」作れるよう日夜努力しているのではないですか?「安く,早く,簡単に」作ることと品質が低下することは話が別です.
ホントのところ
2002/12/01(日) 10:28:43
fkinさんのご意見に賛成です。
松井氏はすぐに、ペットボトルとかユニクロとか
イメージ的に話をすすめられる。
素人だって、ホントのところを具体的に
示しててもらったほうが助かるんでよね。
『「外断熱」が危ない!』を読んで、つくづくそう思いました。
マリノス
2002/12/01(日) 11:02:38
そうですね。すぐに感覚的にしかわからないとか言ってケムにまく。
「未熟なあなたたちにはわからないのですよ」「まだ本物を知らないのですね」と。
そんな引きこもり的な考えで後継者にどう道を譲るつもりですか。オープンに、住み心地の
よい家を広めるつもりですか。そんなつもりもないのですか。
設計品質と施工品質
2002/12/01(日) 12:50:50
fkinさん、fkinさんの技術的な知見と深い洞察力には常々感心し、参考にさせていただいております。
ただ、「安く,早く,簡単に」日本が目指してきた物作りの基本ですね。で、日本は、中国にその道を譲り、工場は中国に移転し、多くがリストラされてデフレの道をまっしぐらです。
そして、時代は明らかな転換点を迎え、ファーストフードからスローフードに、効率からゆとりに、物から心に、経済優先から文化の重要性に気付き始めています。
TV鉄腕ダッシュの里山やわらぶきの家造りを子供たちと一緒にわくわくしながら見ていると、効率化を最優先にして犠牲にしてきた、ものを作り上げる喜びを取り戻したい、子供たちにも経験させたいなあとも思います。
多分、ここらで価値観を変えないと日本人全体が生き残れないかもしれません。私自身も反省し、変わらなければと思います。取り止めの無い話ですが、fkinさんのお考えもお聞かせ願えれば幸いです。(松井さん、トピと関連性が少ない点をご容赦願います)
福富
2002/12/01(日) 22:15:23
設計品質と施工品質さん、良いことをおっしゃいます。
これからは、「心の時代」そのとおりだと思います。
以前「住み心地」は心のありようだと、おしゃっていた方が
あったと記憶しています。Fkinさん、今さら住み心地とはなんぞや
とお尋ねでしたら、もう一度「いい家が欲しい」を読まれてはいかが
ですか。
家の根源的価値は「住み心地」であると言われる松井さんです。
答えを得られるでしょう。我が家はプレハブメーカーの住み心地に
うんざりして、SCに立て替えたばかりです。大変満足しています。
ホントのところさん、素人がホントのところを具体的に示してもらったら
では、どの家造りを選択されるのですか?あれもいい、これもいいでは
結局迷うだけです。私が野村の講演会に出掛けS教授の話をうかがいましたが
眠いばかりの講演内容でした。あげくに「えぇ〜まあね、外断熱でも内断熱
でもいいんですよ。きちんと施工すればね」とおっしゃいましたよ。
マリノスさん松井さんの後継者の心配など、していないで一度SCの家を
体感されてはいかがですか。
中西
2002/12/01(日) 23:45:20
皆さんのいろいろな意見を拝見し参考にしています。
結論として何故松井さんの意見にそう強く反発されるか不思議に思っています。
単に松井さんはいい家を作りたくて住み心地という言葉で表現しているだけで
その意見にそう反発して保証がどうとかいわなくてもいいのではないでしょうか・・・。
自分の作った家に自信があるというのはいいのではないでしょうか。特にそれにかみつく
ことはないと思います。(松井さんがつくった家に住まれている方が反論するのは
大変参考になりますが(笑))
結局はSCの家だからいいのではなくいい工務店がいい施工をされたときにいい家が
できるのであって私はいい内断熱の家もあると思うし、いいツーバイフォーの家もある
と考えています。(うーん。書いていると道場主の大手ハウスメーカの営業に対する
否定的な意見も営業妨害だなーって気もします。そこは松井さんの家に対する情熱
がそうさせると善意的解釈で・・・(笑))
私はたがみーさんのように否定的意見をおっしゃってくれる方がいて大変いいと思います。独善的になりそうな話題をきちんとした話にしてくれているようで。やはり情報は
一方的でなく広角的に聞けることが重要と思います。
和男
2002/12/02(月) 00:49:07
都内在住 SC八ヶ月
>私はたがみーさんのように否定的意見をおっしゃってくれる方がいて大変いいと思います。独善的になりそうな話題をきちんとした話にしてくれているようで。やはり情報は
一方的でなく広角的に聞けることが重要と思います。
幅広い見方が必要と言う事は良く分かります。しかし、住んでる人間に言わせると、
否定的意見の方が、的外れに思えてしまうんですよ。この家(SC)に
住んでいると、何でこの家作りが批判されるのか、どうにも腑に落ちないんです。
他にもいい家はあるんでしょうが、SCは間違いなくいい家のひとつであると、
確信できますよ。それなのになんでたたかれるかねー。
尤も私だって、住んでみるまでは、住み心地については、半信半疑
だったんですけどね。
ゆず
2002/12/02(月) 10:01:52
すいません、私も松井さんの最初の書き込みは何を言わんとしているのかよくわかりません。
後に続く松井さんの発言も、何だかコワイんですけど。
他の掲示板で「SCは施主が信者と化していて、宗教じみているから嫌いだ」という書き込みを見たことがあります。
「何故批判されるかわからない」という方、その辺の声にも耳を傾けてはいかがでしょう?
○○中のはる
2002/12/02(月) 10:07:18
甲州在住、SC1年2ケ月
>しかし、住んでる人間に言わせると、 否定的意見の方が、的外れに思えてしまうんですよ。
>この家(SC)に住んでいると、何でこの家作りが批判されるのか、どうにも腑に落ちないんです。
「この家作り」を批判してる方がいますか?私にはそうは思えませんが。。。
「やはりセルシオは最高の乗り心地ですよ!」
「そうですか?私はBMWの旧3シリーズに乗った時目からウロコだったんですが・・・」
「本当に快適な乗り心地を体験されたことがないのですね。」
はい、私はセルシオに乗った事はありません。
まあ、車も家も人間も長くつきあわないとその本当のトコロはわからんでしょう。
KOO
2002/12/02(月) 11:02:28
>なぜ,「安く,早く,簡単に」がいけないのでしょうか.設計者は,同じ品質をどうやったら「安く,早く,簡単に」作れるよう日夜努力しているのではないですか?「安く,早く,簡単に」作ることと品質が低下することは話が別です.
とのことですが、「安く」しようとした場合に設計者(研究者ではありません)が行う最初の行動は材料を安いものに変更しようと考えます。「早く」しようとした場合は部品点数を減らしたりすると思います。「簡単に」しようとした場合は検査を省略したりします。電化製品などの場合、規格があり、規格に合致していれば性能は同じで安くなったとなります。たとえ検査が足りなくて不良品を市場に出しても初期不良品として交換すればいいのです。しかし、住み心地には規格は設定できませんよね。そうした場合、安く,早く,簡単にやろうとした場合の住み心地の下限(基準)はどこ?と考えてしまいます。当然、規格なんてないですから交換してくれませんよね?皆さんはどのように考えますでしょうか?
>私はたがみーさんのように否定的意見をおっしゃってくれる方がいて大変いいと思います。独善的になりそうな話題をきちんとした話にしてくれているようで。やはり情報は
一方的でなく広角的に聞けることが重要と思います。
これに関しては、否定的意見(対立)ではなくて、実験屋さんと理論屋さんの真実を追究する姿勢のぶつかり合いと思います。
トモ
2002/12/02(月) 11:06:25
>「SCは施主が信者と化していて、
これは違うと思いますよ。
SCの施主としてはいい迷惑です。
読めば本当の施主かそうでないかはわかりますけどね。
メーカーさんがセールストークで使っているいるらしいですけどこれまた脳がない。
>何故批判されるかわからない
わかる人なら批判はされません。
しかしどなたか仰っていましたが、私の発言も含めて実がないなぁ―。
たがみ〜
2002/12/02(月) 11:18:24
この談話室はず〜っと以前からの人ばかりではなく毎月のように新しい方もいらっしゃる
訳ですから、「過去ログを読め」的な冷たい言い方よりは毎度お約束漫才的なやりとり
があっても良いものと思います。(笑)
> 住んでいると、何でこの家作りが批判されるのか、どうにも腑に落ちないんです。
和男さん、もう少し落ち着いて読んでみて下さい。他のトピックでもそうですが、
「SCは本当は快適でない」とか「外断熱は意味がない」とか、そんなSCや住み心地を
否定するようなことを書いている人はまずいないんです。
否定的な意見と言われると、私の書き方が悪い訳で申し訳ないのですが、私やおなじみ
の人達は、理不尽な攻撃や超不公平な比較や、矛盾に対して否定することはあっても、
SCを否定したことは一度もないですよ。
はるさんの例えは実にうまいと思うのですが、最初に非常に強力な我田引水があって、
それを認める支持者が「理解があって現実を知る人」、我田引水に意義を唱える人は
「理屈っぽくて否定的な人」というレッテルを貼ってしまうことって結構あります。
そして、「それならばBMWの良いところをアピールすれば良いだけ」ということに
なってしまう訳ですが、そんな我田引水なアピールをすることに意味が無いから
やらないんです。(対抗勢力の業者なら意味あるでしょうが)
さて本題ですが、やはり「保証」の内容が明記されなければお互いの単なる揚げ足
取りで終わってしまうと思います。
利益が十分な業者であれば交換や返金にも応じられるでしょうが、ギリギリまで
詰めてやっている多くの所はそれをやれと言われたら潰れてしまいます。
しかも住み心地の悪さを証明するのに、理屈も客観的な説明も一切不要としたならば、
それは大変施主にとって嬉しいでしょうが、作り手はまず体力が持たないはずです。
「無条件で返金・交換が出来るのが本当に住む人の立場に立って建てられる工務店である」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんがそれはあまりに単純で、それを
出来る様にする為にはより多くの工賃を取って、高く売る必要があります。
お金の工面と妥協をとことん詰めて多くの人は建てているのではないのでしょうか?
重大な責任がかかることを考え、いいかげんなことを言ってはいけないと慎重になった
人は「住み心地は個人差がありますから100%返金までは出来ませんが、可能な限り
お住まいになった後も対応させて頂きます」となるのではないでしょうか。
松井さんのところは、どうしても住み心地が悪いと言われたら無条件で建て直す
ぐらいの企業体力があるでしょうから、仮に慎重な文面を見たら
・住み心地の保証が出来ないのはレベルが低い作り手
・意義を唱える人は、快適な住み心地を体験していない人
で片付けてしまわれるのかもしれません。
しかしどこまで太鼓判を押して、どこまでがんばれて、どこまで払うのかはケース
バイケースですから、他社の慎重な場面に対して「自信が無いのか」と揶揄して、
他社の自信満々な太鼓判に対して「全額返金する訳でもないのに無責任」
と揶揄してしまうようなことがあるんじゃないでしょうか?
和男
2002/12/02(月) 19:51:00
都内在住 SC八ヶ月
朝晩寒くなりました。朝方5度位になりますが、屋内は常時20度前後です。
私と家内の「こんないい家なのに、何で批判されるのかねー」との、
素朴な疑問が、予想外のレスポンスを受けて、正直驚いています。
おなじみの人達はSCを否定しているのではなく、理不尽な攻撃や、超不公平な比較や、矛盾に対して批判されているとの事ですが、それは「いい家がほしい」の内容を指してのことでしょうか。理不尽とか超不公平とか、かなり刺激的な表現をされていますが、客観的に観て、松井氏の家作りに対しては、否定的であると
受け取らざるを得ません。それでいて松井氏の造るSCの家そのものは評価する、というスタンスが非常に分かりずらいのですが。
因みに、私は建築業界に極く近い所に居ますが、本に書かれた内容は、業界の実態に鑑みて、理不尽とか、超不公平という事はないと思っています。
ふんわり雲
2002/12/02(月) 20:50:43
こんばんわ
最初の松井さんのお話を読ませていただいたときには、このトピの主題である
「住み心地を保証してくれますか?」という質問は、素直に
「これは、メーカーに対しておっしゃっているのだろうな。」と受け取りました。
それと同時に、松井さんの家造りに対する、絶対的な自信も感じました。
わたし自身は、本当はそれで終わっていたのですが、
その後、たくさんの方たちの書き込みがなされ、読み進むうちに
本当にいろんな考えがあるのだな、ととてもおもしろくなりました。
でも、さまざま考えているうちに、松井さんのご質問は
何処に向けて発信されているものなのか、わからなくなってしまいました。
・・・・・
ところで、わたし自身は、「住み心地」は、
決して安易に保証できると言えるものではない、と思っていました。
生まれてきてから今までに住んできた家を思い返してみたとき、
また新居に移ってみて、あらためて「住み心地」を考えてみると、
そこにはたくさんの要素が含まれると感じます。
・工法、
・工務店もしくはメーカーの家造りの技術、
・家に使われる材料、
・家の建つ地域、場所、環境
(近所付き合い、地域活動にもより無限の要素がある=主婦ならでは?)
・住んでいる人たちの心のもち方(「心のありよう」っていい言葉ですよね)
・住んでいる人たちの家に対する意識のかけかた
・住んでいる人達の家族模様、関係、健康状態
・ローンの残高
他にもいろいろあることでしょう。
「住み心地を保証できます!」と言い切れるものは、
あえて言うならこの中のいくつかに関してだけだと思います。
その他に関しては、家を建てる側(施主)にも大きな責任があると思います。
ただ、責任をとりきれない部分も多いとは思いますが、
それこそそこは、心のもち方で変えることはできると考えます。
だから、「住み心地」を何処までの範囲とするかによって、考えは異なると思いますが、
わたし自身が思っていた「住み心地」で考えてみると、
それは、決して「保証してください!」と第三者に迫れるものではないと思っていました。
なんだか、またわけがわからなくなってきましたが、
松井さんのご質問が何処になされているものなのかしら?という素朴な疑問と
わたし自身の「住み心地の保証」に対する思いを書いてみました。
いつもながら、支離滅裂で申し訳ありません。
いい家をつくる会の工務店主
2002/12/02(月) 21:50:18
現在、お住まいの家の住み心地についてどう思われますか?
和男さんが味わっているような住み心地とは雲泥の差を感じておられる方も多いのではないでしょうか?
私のところへ建て替えの相談にこられる方は、「欠陥住宅と言ってよいほどの住み心地ですよ」と言われる人が何人もおられます。
松井さんは、家づくりで一番大切にすべきものは住み心地であると教えてくれました。だから、お客様方は松井さんの本を読まれて、「目からうろこです」と同じように言われるのだと思います。
ところで松井さんは本の「住宅の根源的な価値とは?」というところで、保証の対象とすべき内容を明記されています。(新装版第2刷28〜30ページ)
ここで、我々が意見の対象にすべきことは、その内容、そして具体的な保証の仕方についてだと思います。
松井さんの提案は、住宅業界にとっては黒船の出現のようなものでしょう。
右往左往して、とにもかくにも「松井の提案は、馬鹿げている」として葬り去りたい気持ちはよくわかりますが、ここは、揶揄やまぜっかえしをしないでこれから家を建てる人たちのために意見交換をしたいものです。
松井さんの「住み心地を保証してくれますか?」という問いかけは、これから家を建てようとする人が、造り手に向かって言うべきですよということで、ハウスメーカーはもちろん、いい家をつくる会のメンバーも含まれるのは当然でしょう。
私はメンバーの一人として、その問いかけの重さをしっかりと心に受け止めています。
その重みを支えきれるかどうか定かではありませんが、全力を尽くすのみです。
ふんわり雲
2002/12/02(月) 22:34:02
いい家をつくる会の工務店主さん、こんばんわ
家の造り手側から見た、この場合の「住み心地」は、家単体についてのものなのですね。
わたしの言っていた「住み心地」は、本当に範囲が広すぎましたね。
どちらかというと、わたしのは「住み心地」を含んだ
「生活心地」「暮らし心地」「生きる心地」だったのかもしれません。
わたしにとっては、「住み心地」がよいことは、
元気に生きることへも繋がることでしたので・・・
話が飛躍しすぎて、すみませんでした。
松井さんのおっしゃることは、
家の造り手の方々への警鐘といえるものだったのでしょうか。
だとしたら、それを重い言葉だと捉える方々には、
本当に頑張ってよい家を造っていっていただきたいです。
どうもありがとうございました。
たがみ〜
2002/12/02(月) 22:59:11
私は、ふんわり雲さんの最初の書き込みを見て
「さすがふんわり雲さんいいこと言うなぁ」と思いました。おっしゃる内容は、当然
住み心地に含まれるものと思います。土地や人付き合いの影響なしに、家との付き合い
や住んで良かった、と思える訳ではないと思いますし。
> 客観的に観て、松井氏の家作りに対しては、否定的であると 受け取らざるを得ません。
和男さん、私は松井さんの家作りを批判したことはありませんし、松井さんは
カスタマーサティスファクションの高い家を建てておられることと認識しています。
「客観的である」と強調されるのでしたら、私の書き方が悪かったということですね。
> 本に書かれた内容は、業界の実態に鑑みて、理不尽とか、超不公平という事はないと思っています。
不公平であることが分かるには、本を1〜2回くらい読んだだけでは無理だと思います。
「あれ?これは何と何を比較しているんだろう?」と注意しながら5回くらい読むと、
少し分かってきます。業界内でおかしくないという話も、いかに業界全体で理不尽が
常識としてまかり通っているかということもある訳ですが、それは建築業界にいたら
分からないことです。
ただSCの家に大変満足されている和男さんがわざわざそれを理解される必要性は
全くありませんので、動機の無い方がそこを努力して理解することは無理と思います。
TK
2002/12/03(火) 00:14:53
>松井さんのおっしゃることは、家の造り手の方々への警鐘
>といえるものだったのでしょうか。
>逆説的に自社のコマーシャルをしているだけです
松井様の発言にいろいろな解釈があります。
分かりにくいテーマの投げかけがそうさせています。
住み心地はどこまで保証できるか、といった内容でしたら
私も「何を言いたいのか分からない」とは言いません。
住宅展示場=大手住宅メーカーへの仮想の会話でテーマを
立ち上げる意図がどこにあるのか。普通の投稿者は、こんな
言い方はしません。批判だったらストレートに言わないと
嫌味な奴だと思われるだけです。
fkin
2002/12/03(火) 00:42:09
設計品質と施工品質様,
「ここらで価値観を変えないと日本人全体が生き残れないかもしれません。」というのは,同感ですが,「では,どう変えるのか」については,貴兄とは少し考え方が違います.「効率化を最優先にして犠牲にしてきた、ものを作り上げる喜びを取り戻したい」だけでは日本は生き残っていけないように思っています.調子に乗って確たる根拠なく長々と書いておりますが,ご質問に対する回答として,お読みいただければ幸いです.
「どう作るか」から「何を作るか」へ fkin 2002.12.3
今,中国がたどろうとしている高度成長のプロセスは,日本がかつてたどった道ではないでしょうか.日本の高度成長期,日本に対する米国や英国の立場が,現在の中国や東南アジアに対する日本の立場ではないかと思います.従って,米国や,かつて世界の工場と言われた英国がどうやって生き残ったのか考えると,答えはでるのではないでしょうか.大きな要因のひとつが,私は「新たな社会の提案」だと思います.ただし,これは私のオリジナルではなく1ヶ月ほど前に聞いたお話をもとにしたものです.
そのお話というのは,かつて日本の作る自動車や家電,鉄,船は世界を席巻したが,それによる新たな社会(生活様式)のアイデアは日本ではなく欧米であり,日本はそれを上手に作ったにすぎない.講師の先生は,例として家電を挙げられました.どういうことかというと,「米国での女性も社会の一員として外で働くものだという考えは,ヨーロッパから新大陸への移住の時期に男だけでは人手が足りなかったことに起源があり,家電の普及は女性の家事労働時間を減らすことで,女性の社会進出を大いに助けた」ということだそうです.家電の浸透がある意味社会を変えたというようなことをおっしゃったように思います.そのような,社会を変えるような提案のある物を作れば,それは売れるんだそうです.身近なところでは携帯電話はその好例かなと私はその時思いました.
これが第一点.二点目は,同じくそのお話の中にあった,生産技術の(機械化による)発展です.極論すれば,誰でも物が作れるようになった.買おうにも物自体が無い時代,言い換えると「作れば売れる時代」には,生産技術の優劣がそのまま競争力になった.従って販売店に対し「物」を持っているメーカーが強かった.かつて,家電には「定価」があったと思います.価格はメーカーがコントロールしていたのでしょう.
技術には,その萌芽から,発展,成熟そして終焉までのプロセスがあると私は思います.かつて,技術が未成熟な時代,誰でもが作れるというわけでは無かった時代,「作れる」ということは何よりも強みであったのです.アイデアはあっても生産技術がネックとなったこともあるでしょう.しかし,自動車にしろ家電にしろ,登場から時間が経ち,どの家にも一通りは揃い,また,技術としても枯れて(成熟して)来たのだと思います.そのような,成熟した技術分野については,価格競争力が決め手になる,すなわち「安く」作れるところが勝者となる.生産の機械化が進み,労働コストがそのまま競争力になるということです.現在の家電等の海外生産はこのようなことによる当然の結果ではないかと思うのです.
したがって,これからは「どう作るか」ではなく「何を作るか」の時代だと私は思います.ある程度何でも作れるようになった今,「何を作るか」が問われているのだと思います.これは別の場所で聞いたある大手重工メーカーの方のお話でしたが,「気がつくと,何も売れる物がなかった」のだそうです.ある大手電器メーカーの悩みが「目玉商品が無い」であるというようなことを新聞の連載記事で見たような記憶があります.
「どう作るか」と「何を作るか」は,実は先日ご紹介した
http://syd.mech.eng.osaka-u.ac.jp/papers/1999/11_jsme_tutorial/
の設計のプロセスとも繋がってくるのです.それは,その中の図1の設計プロセスの説明図において,「どう作るか」はそのプロセスの下流にあり,「何を作るか」は最上流にあるのです.「何」=「どういったもの」を作るのかは「ニーズの明確化」を経て「要求仕様」の段階で決まります.この部分の重要性が高まっているということでしょう.最初の企画が悪いと後どうがんばっても成果は多寡が知れているということでしょうか.ハンドルネームで恐縮ですが,まさに「施工品質」は当然のものとして,「設計品質」が問われる時代になったのではないでしょうか.
さて,「ニーズの明確化」に関して,一つの大きな成功例が「POS」とコンビニだと思います.そこでは時々刻々何が売れているかがわかり,それが次の商品企画に使われる.また,家電で何が売れているか,またそれを元にした何が売れる商品かを大手量販店がメーカーよりも知っている.主導権はメーカーから販売店へ移りつつあるのだそうです.すなわち,消費者のニーズに関する情報を持つものが最も強いのだそうです.やがて,設計の上流は販売店が担当し,メーカーは単にいわれた物を作るだけの下請けになるのでしょうか.ご紹介した阪大院の例は,やがてメーカーへ就職していく学生に社会との関わりを考えつつ製品企画から概念設計という設計の上流を勉強させておこうというものだと思います.
ということで,「効率からゆとりに、物から心に、経済優先から文化の重要性に気付き始めています」という路線で,また,「ものを作り上げる喜びを取り戻す」という姿勢で,国際的大競争時代を生きていくことが,それが良いか悪いかは別として,できるのでしょうか.
「大衆消費社会」という言葉を習ったのは高校の政経の授業だったでしょうか.耐久消費財が行き渡った今,このパラダイムの終焉とともに日本は西に沈み,コンピュータと通信ネットワークを基盤とする「高度情報化社会」の時代となって,この将来性にいち早く気づいていた米国が隆盛を極めている,というのが私の認識です.「高度情報化社会」のあとに何が来るのか,そしてその準備を日本ができるかどうかだろうと思っています.
余談1.QFDと家作り
QFDが
1. 顧客ニーズの項目をリストアップする.
から始まっているのは,設計プロセスが先の図1のとおり「ニーズの明確化」から出発していることに対応します.ところで,家を建てる方はみなさんQFDという言葉はご存知無くても実行されているのです. HelpMe!氏に,コストダウン,言い換えると限られたリソースの最適な配分方法をみなさん提案されているのは,
2. それぞれの項目に重要度を設定する.
3. 各顧客ニーズを達成する上で必要となる技術項目をリストアップする.
4. 各顧客ニーズ項目を達成する上での各技術項目の寄与度を設定する.
5. マトリックス上の演算により,各技術項目の顧客ニーズからみた重要度を
計算する.
ということになります.その際,「住み心地」を構成する因子をなるべく具体的に書いておいた方が,床面積であるとか,外壁材であるとか,TIPであるとか,諸々の技術項目のうちどれは変更してよくて,どれは変更してはいけないのか考えやすいのではないですか,ということです.
余談2.鉄腕ダッシュについて
2001/11 資産価値の減らない家, fkin 2001/11/24(土) 18:20:58に書きましたように,私は四国の山間部育ちです.そのせいか,ちらっとは見ましたが,すぐチャンネルを変えてしまいほとんど見ておりません.すいません.(私の実家自体は農家ではありませんが,父母とも実家は農林業,父の実家は藁葺きでした.抜けた歯を屋根に放り上げてもらった記憶があります.)
Yahho!
2002/12/03(火) 00:48:05
cond_matさんご紹介のHPを見ると、アンケートの回答数で過半数を占めるのが一般建築業者で建てた方です。言い換えると大手で以外で建てる方が多数です。
住宅展示場から切り出したのは判りやすい例えのつもりなんでしょうが、結果として相変わらずの大手vsSC工務店の図式です。違うところに光を当てないと、日本の家の本当の問題点は見えてこないと思います。というのが私の意見です。
設計品質と施工品質
2002/12/03(火) 17:33:33
fkinさん、私の感傷的情緒的なコメントに、論理的にしかもご丁寧にお答えいただき大変恐縮しております。fkinさんの深遠なお考えに触れ、わくわくしております。松井さんには今しばらくお許しをいただきたいと思います。
おっしゃるように、ありふれた物は価格競争に巻き込まれ、早く、安く、簡単に作らねば生き残れないことは間違いありませんね。そのため供給者側は、必死に時代を変えるイノベーションともいえる物の開発に取り組んでいます。まさに社会を変えるものが価値を生み出している。それが携帯電話であり、これから来るであろう自然エネルギー・燃料電池等であり、そして、住宅では外断熱かも知れませんね。(議論はさて置き)
この社会を変えるイノベーションの根底にこそ、心を満たすもの、自然回帰、大量生産物へのアンチテーゼ、手作りへの憧れ、行き過ぎた情報社会への反発が見え隠れしているように感じてなりません。
そこには、高成長した経済発展や高度情報化社会が、地球環境を破壊し人間さえも滅ぼすという、漠然とした危機感があるからではないでしょうか。21世紀をIT情報化の世の中とみるか、GT環境共生化の世の中と見るかで180度違って見えるようですね。経済的に見れば、ねらいは情報化ではなくて、自然化ではないでしょうか。
ちなみにPOSは市場の動きに一歩遅れ、潜在化した動きを察知できない点や、住宅メーカーが市場調査を行ないながら、外断熱・あるいは高気密高断熱をいち早く取り入れる事が出来なかった事例は、従来のマーケティングの問題点、市場数値化の限界点があろうかと思います。社会を変える商品は、分析や経済論理を超えた、ある種の使命感からの堅い信念が必要のように感じます。
私の取り止めの無い不十分なコメントにfkinさんには失礼と思いつつ、感じるままを書きました。よろしければご意見をお願いいたします。
和男
2002/12/04(水) 01:05:18
都内在住 SC八ヶ月
「いい家がほしい」は、松井氏が満腔の意を込めて、その建築についての
信条を述べたものだと受け止めています。謂わば本に書かれていることが
即ち松井氏の家造りであると考えています。又、松井氏は、過去この談話室で、
本の記述を片言隻句も訂正、削除する必要はないと述べておられます。
本の記述に対し、その理不尽さ、不公平さ、矛盾を指摘してやまないのであれば、
氏の家造りそのものに対して否定的であると考えるのが、自然ではないでしょうか。
私は、松井氏の論述を非難するのは怪しからん、と言っているのではありません。
松井氏の建築信条を否定的に評しつつ、その家造りに関しては
否定していないと仰る方がいることが、甚だ分かりづらいと申しております。
私は、建築家の書いた本の中に、他者への理不尽な攻撃や、不公平な比較等を
感じたら、到底その建築家の家造りは信頼できません。
松井
2002/12/04(水) 07:29:38
もともと住宅づくりは、「住み心地」のように科学分析では理解できない感情の論理を優先するのがふさわしい市場なのだと思います。もう数年もすれば、感情の論理に従った方が、また、それを大切にした方がより満足できる住宅を、確実に、手に入れることができるということに多くの人が気づくことになるでしょう。
しかし住宅性能表示制度は、実に拙速に、そこに数値を持ち込みました。数値化は、大量生産販売をするものにとっては、規格化、均一化のために大変便利であり、都合がよいものです。市場から感情の論理を取り除き、数値によって語らしめ、紛争を減らし、万一生ずる紛争も表示された数値の範囲内で処理すればいいという考え方は、見事なほどにマンション販売や建売住宅や安売り住宅にとって好都合なものです。
それでは、住宅づくりは楽すぎることになります。「安く、早く、簡単に」造って儲けようとする造り手がますます主流になるのは止むを得ません。
Mホームの坪25万円住宅がその象徴的なものです。
「家づくりの根源的な価値は、住み心地である」とし、快適な住み心地を目的とする家づくりは、非主流にならざるを得ないのです。
しかしながら、21世紀にはそのような価値観と信念に対する需要が、住宅だけではなくあらゆる市場に生まれてくるようになると、私は確信しているのです。
そうならなければ、つまり、住宅の品質確保などに関する法律(品確法)の枠内に納まっていればいいという程度の家づくりが主流になったのでは、これから家を建てようとする人にとって、不幸すぎることです。
ダニエル・ゴールマンは「EQこころの知能指数」(講談社)の中で、これからの時代には、知能テストで測定されるIQとは質の異なる頭のよさが必要とされると説いています。「自分の本当の気持ちを自覚し尊重して、心から納得できる能力。」「他人の気持ちを感じとる共感能力」など。そして、それらは「日本的なもの」の真髄に通ずる部分がある、と言っています。
家をつくる、その主たる目的は何なのか?
それは快適な住み心地を得ることではないでしょうか?
造り手と住まい手との間に、住み心地をより大切にし合うことに対する共感が乏しい場合には、感動や物語は生まれません。
感動や物語の乏しい家づくりは、倉庫か事務所を建てるようなものです。
ですから私は、家づくりの入り口において「住み心地を保証してくれますか?」という問いかけをすることをお勧めしているのです。
「人は、思った通りの家を手に入れることができるし、思った通りの家しか手に入れることができない」という言葉を、住宅展示場や設計事務所や工務店の入り口で、心の底に落とし込んでみることです。
○○中のはる
2002/12/04(水) 09:11:49
甲州在住、SC1年2ケ月
>松井氏の建築信条を否定的に評しつつ、その家造りに関しては
>否定していないと仰る方がいることが、甚だ分かりづらいと申しております。
「住み心地こそが最優先事項である」という事に関しては少なくともこのトピでは誰も否定していません。
松井さんの考える「住み心地」とは何ですか?という所から始まっています。
(本の中に書いてあると言われそうですが。。。)
「松井さんを擁護するつもりはないと言いつつ、何かにつけて松井さんの著書や書込みを持ち出すのは甚だ分かりづらい」
と言うのと同じ事ではないでしょうか?
>私は、建築家の書いた本の中に、他者への理不尽な攻撃や、不公平な比較等を
>感じたら、到底その建築家の家造りは信頼できません。
松井さんのところはTIPを採用しています。
お互いに著書の中で批判しあっている山本氏もその著書の中でTIPは良いと言っています。
好きなミュージシャン、好きな作家の作品の中でも好き嫌いはあります。
一つの作品の中でも「ここがこうだったらもっとな〜」というのもあります。
Yahho!
2002/12/04(水) 12:54:37
このトピが適当かどうかはわかりませんが、どうしても書きたいことがあるので書かせてもらいます。
>住み心地にも松竹梅があることをご存知ですか?
>言い換えますと、上質、まあまあ、悪いとなります。
松井さんは例を挙げるときは「上質」と「悪い」を比較されてご発言されますが、結論は「上質」と「まあまあ」(多分普通の高断熱高気密を指していると解釈します)を比較されて出されているようです。それはともかくとして、関心が、SCは本当の「上質」の家であり、ハウスメーカが「上質」という家は本当は「上質」ではないですよ、というところにあり、かつてから繰り返しご発言されています。
一方私の関心は「上質」と「まあまあ」の区別はどうでもよく、「悪い」(語弊が良くないので、「あまり良くない」くらいにします)家がどうして減っていかないのか?といったところにあるので、話がかみ合わないわけです。まあこれは前からわかっていたことですけれど。
>「人は、思った通りの家を手に入れることができるし、
>思った通りの家しか手に入れることができない」
こんなことは当たり前で、何が言いたいのか全く理解できません。悪く言えば「上質」以外の家に対する蔑視なのでしょうか。
何でこんなことが言いたいかというと、一冊の本を読んで、人生の目的が「上質の家を手に入れること」変わってしまったとしか思えない方が何人かいらっしゃるからです。
私は、松井さんの定義で言うと「まあまあ」と「悪い」の中間、もしくは「悪い」家を建てて住んでいますが、決して後悔していないし、100%満足ではないにしても十分満足しています。中断熱中気密程度ですので、確かに夏は暑いし冬は寒い。でも前の家よりマシなことは確かですし、また多少の暑い寒いも楽しみの一つだと思っています。最近第二子がが生まれ、妻は家で子育てに奮闘しています。しばらくは暖房費もかかると思っていますが、それも一時のこと、後で振り返れば「あんなこともあったね」となるでしょう。
また、多少は断熱材があるので、一階で一晩中暖房していると、二階も多少は暖かく、多少は輻射熱の効果はあるなあと、自分の家に対して新たな発見もしています。
年取って本当に寒さがこたえたら、家を改修し、「まあまあ」にすることも考えるかもしれません。
一冊の本を読んで迷路に入ってしまった方に申し上げます。「あなたのご家族の願いは、上質の家に住まないと叶えられないのですか?もっと他にもいろいろあって、家はその一部(大きいにせよ)でしかなかったのではないですか?」
じゅん
2002/12/04(水) 18:18:37
別トビの外断熱が危ないでも見受けられますが、見苦しいので好きだとか嫌いだとかでの偏った書き込みはやめませんか。住みごこちは人それぞれだとすれば、施工者を選ぶ前にそのことを確認したらどうかということでしょう。
ところで同一人物でも求める住み心地は変わって来ます。広い家もりっぱな庭も夫婦二人になれば持て余すことにもなりますし、歩行困難や寝たきりになることを仮定した場合それは全く若い頃の住み心地とは違ってきます。唯一普遍的なことは室内環境ー温度湿度 空気に関することなどーかなと思いますが。それに構造が堅牢なことおよび不具合があった場合真摯に対応してくれるかどうかも「安心感」として住み心地のひとつかも知れません。
転勤族
2002/12/04(水) 19:48:02
トピの主旨から離れちゃいますが、Yahho!さんに一票投じます。
(好きとか嫌いとかの)主観で語る、という意味では松井さんの方が上手なのではないかと思うんですけど。
そもそも「いい家」という定義がややこしいんだと思います。
「高性能な家」としたほうが、よっぽど分かりやすく、SCを正確に表してるんじゃないでしょうか?
「いい」「わるい」は、言うまでもなく、人それぞれの主観によるものです。
価値観は十人十色。みな同じだったら、気持ち悪い。それを望むのも間違ってる。
価値観の統一、なんて、それじゃもう、ファシストか宗教家か、ってな感じじゃないですか・・・。
誰だって、自分の好き嫌いを「間違ってる!」とか「わかってない」とか言われたら、嫌な気持ちになります。
優れているか、否か、は何がしかの指標を軸にすれば、一目瞭然ですけど。
単なる表現のせいで、かなり損してるんじゃないかと思います。
ロダン
2002/12/04(水) 20:42:58
Yahho!さんのお気持ちもよく分かります。
誰もが「いい家が欲しい」のですから。
建ててしまってから、もっと上質のものがあるという人がいたら、なんて嫌なやつだと思いますものね。塩をぶっ掛けてやりたい気持ちになりますね。
また、これが最善だと言われると、そうでないようなものを作っている人たちは憤慨したくなりますよね。
でもねー、外断熱対内断熱の論争は、そうならざるを得ないのではないでしょうか?
充填断熱+外張り断熱というようなやり方は、北海道を除いては必要が無いでしょうから。
「どっちにもいいところがあるのだから、施工さえしっかりやればどっちでもいいんだ」なんていう意見は、一見するとかっこよくて、治まりもいいのですか偽善的ですよね。
一生に一軒の家しか建てられない、もしくは、終の棲家を建てる人にとって、憎まれようと、非難されようと信ずる価値観を真正面から説く方が偽善性は薄いと思うのですが、いかがなものでしょうか?
Yahho!
2002/12/04(水) 21:12:32
私の発言を受けていただいた方に感謝しますが、少し意味合いが違うのです。
私は談話室で知識を増やして、その上で承知して中断熱中気密を選んだのです。それは、予算的な理由が大だったのです。前にも書きましたが、限られた資金の中で、土地の価値を選んで家の価値を下げたのです。
私が言いたいのは、「多大な借金をしてまでも住み心地が上質な家を建てたい」と思い込む必要はないし、また「住み心地はまあまあでも資金的ゆとりのある家」だっていいではないか?ということで、それを非難したい人には任せればよいではないか?ということです。
Yahho!
2002/12/04(水) 21:27:11
スミマセン。随分話を曲げてしまったようでした。私と道場主さんの価値観は違います。ですから道場主さんの問題意識にはあまり関心がないです。Mホームの25万の家も、反響が大きいそうですし、それはそれでよいことだと思ったりします。(Mホームには大丈夫かいな?という違う関心はありますが)
失礼しました。話を元に戻してくださいな。
エト
2002/12/04(水) 21:53:17
私は、Yahoo!さんに同感します。
今の私は自分では、SC外断熱に対しても、内断熱に対しても中立のつもりです。
”いい家”を読まれた方、そしてこの掲示板に書き込みをされる方の多くは、SC外断熱の家を建てることが人生の目標になってしまい、それがいつまでも正しいことを自分で信じたいがために、他の批判を多くしていませんか。ものすごく意地悪な人に思えてしましいます。
人生の目標はいくつもあるはずだと思います、家にお金を最大限掛けて作ることも1つだとは思いますが、家以外にも目標・希望・こだわりがあって当然だと思います。家にお金を掛ける人もいれば、家はそこそこで他にお金・時間を掛けたい人もいるはずです。
ペッコン
2002/12/04(水) 21:55:11
> 一生に一軒の家しか建てられない、もしくは、終の棲家を建てる人にとって、憎まれようと、非難されようと
> 信ずる価値観を真正面から説く方が偽善性は薄いと思うのですが、いかがなものでしょうか?
快適性では、断熱性が高い方が勝ちでしょうけど、木造の耐久性に於いて外と内どちらが優れるかは、
時が経たないとにはっきりしないでしょう。
ですから、どちらの価値観も間違ってはないのでしょうから偽善とかの問題ではなく
業界のモラルが最悪で、信ずる価値観を真正面から説いてる風でも相手サイドのこき下ろし方が
えげつなさ過ぎたり、否定の仕方が過剰過ぎたりで泥仕合になってることでしょう。
「いい家が欲しい」はこれが極端なだけです。
ふんわり雲
2002/12/04(水) 21:59:56
Yahho!さん、こんにちわ
わたしは、Yahho!さんの文を読んで、なんとなくおっしゃりたいことが伝わってきた気がしました。
>「あなたのご家族の願いは、上質の家に住まないと叶えられないのですか?もっと他にもいろいろあって、家はその一部(大きいにせよ)でしかなかったのではないですか?」
人生には、目的がありますよね。
人生の半分以上の時間を家で過ごすことを考えると、
人生の目的の手段として、どのような家を選ぶのか、ということになると思います。
ただ、それは人によって、「上質の家を求めたい」となるのか、
Yahho!さんのおっしゃるように、
「家にお金はそんなにかけずとも、他の部分にもっとお金を費やして過ごしたいのだ」
という家の選び方、家の建て方、はたまた、賃貸で暮らす、
などの選択があると思いました。
それを選んだ家族が満足して暮らせれば、それで良いのですものね。
だから、Yahho!さんの書き込みは、
「あなたの人生の目的は何ですか?」と問われているような気がしました。
また、ずれていたらすみません。
ふんわり雲
2002/12/04(水) 22:01:27
たがみ〜さん、こんばんわ
「住み心地」について自分の書いたことが、とてもずれていたような気がしたので、
そのようにおっしゃっていただけて、少しホッと致しました。
どうも、ありがとうございました。
Yahho!
2002/12/05(木) 00:02:07
ふんわり雲さん
私の発言にレスをつけていただけるとは思っても見なかったので恐縮です。
あらためてふんわり雲さんの発言を見ると、意外と私の言っていることと近いんですね。多分考え方感じ方が随分違うと思うのに、発言だけよく見ると似ているというのは不思議なもんですね。
私もふんわり雲さんを見習わなければ(←既に遅すぎる)。
種々の住み心地の中で、家の住み心地だけを抽出して考えるというのはありだと思います。ただ保証となると、私は意地悪ですから、数値化できないものを保証するとおっしゃる方をみるとニヤリとしてしまいます。でも私はきっと門前払いですから大丈夫でしょうけれど。
それはともかくとして、確かに数値と住み心地は比例しない部分もあると思います。というのは、Q値が曲者で、実測値ではなく設計値(もっと悪く言うと理論値)ではないのでしたっけ?
あるいは、SCといえども夏の強烈な西日をもろに受けるような窓設計をしたら、温度差1〜2℃とはいかないと思います。でもこういうのは、工務店さんが良心的に「止めた方がいいですよ」とアドバイスしてくれるかもしれません。一方ハウスメーカでは、お客の言うことは何でもハイハイですから、建ててしまって「こんなはずでは?」というのもあるかも知れません。
たがみ〜
2002/12/05(木) 00:42:55
こんばんは。ふんわり雲さんご丁寧にどうも。
人の話に応える人で、ずれている方なんていらっしゃいません。
(人を内断熱業者と思い込んで攻撃したり、どんな質問も無視して
人を見下した自分の主張だけをする人の方がよっぽどずれてますって(笑))
SCで最高の満足を得られた人が悪く見れば、私やYahho!さんの書かれていることは、
「SCを買えなかった人が自分を正当化して慰めている」
なんて映る場合もあります。
心身両方の満足である住み心地は、近所付き合いも、土地も、通勤も入っていると
思います。私は都区内に住んでいますが、安い商店街に歩いて行けて、車に乗っても
渋滞にそれほど巻き込まれず、会社も近い今の土地は小さいけれど大変満足です。
2箇所の保育園の送り迎えも楽ですし(笑)。
家そのものは中中に毛の生えた程度なので、これから工夫してもっと快適度を
あげていきます。
純粋に家にかけられる人は、快適な家を建てた方が特だと思います。
安くない場所に土地も併せて買う人は、費用対効果が重要になります。
最高のものを勧めるのが住む人のことを考えた作り手で、安いものを勧めるのは
儲け主義だという話がたまに出ますが、費用対効果を最大限にした安いものを
用意出来ることは、私はそれはそれで住む人のことを考えたものだと思います。
併せて買う人はその分、快適な良い土地を選べて住み心地を向上出来ますから。
TK
2002/12/05(木) 03:37:37
住み心地とは土地、家、家族、近隣を含めた環境そのものである、という結論になりませんか。
従って、住宅展示場の営業マンも街の工務店も建売の不動産屋も大手住宅メーカーも保証なんか出来ません。東京あたりじゃ昔からそこに住んでないと、隣にどんな人が住んでいるか分かりません。家族の問題を建築屋さんに保証してもらうわけにもいきません。
日本ではあまり地域格差がはっきりしませんが、高級住宅地とスラムができてくるのは、住み心地が違うからでしょうね。親しくなりかけのちょっとした話題としてどこに住んでいるかという会話が成り立つところをみると、家の構造がどうのという問題より、どこに住んでいるかのほうがよっぽど重要になる時代が来ているように思います。
fkin
2002/12/05(木) 06:49:21
設計品質と施工品質様
こちらこそ恐縮しております.「口からでまかせ」とは言いませんが,例えば,女性の社会進出と家電の普及の関係について述べるなら,労働人口や家電の普及率,家事労働時間の変遷などの統計資料,米国女性史も少し見ておかないといけないのですが,やっておりません.検証不十分の箇所が大分あることをお許し下さい.
しかし,「何を作るか」,貴兄の言葉をお借りすれば,「時代を変えるイノベーションともいえる物の開発」と,それが出来る人材の育成が今後の重要課題であることは間違いないと思います.では,具体的にそれが何かとなると,結局は「人間の幸福とは何か」という問題にいきつくと思います.道具や機械は人間の労苦を軽減するために,作られてきました.まず,蒸気機関やエンジン等の動力機械の出現により肉体的労働から解放され,コンピュータの出現で知的労働が代行されつつあります.そして,確実に生活は昔に比べて便利で快適になってきました.私も,来るべき世界として言葉だけなら,「人間尊重の社会」がふと思い浮かびましたが,そこにどのような意味を込めるか,我ながらことばに実体を与えることができませんでした.
ところで,貴兄のおっしゃる「心を満たすもの、自然回帰、大量生産物へのアンチテーゼ、手作りへの憧れ、行き過ぎた情報社会への反発」に基づく社会とは,どのようなものなのでしょうか.申し訳ありませんが,私にはイメージできないのです.「不便を楽しむ余裕」ということなのでしょうか.日々の業務に追われ,「自然への回帰」のような落ち着いた心境になれないせいかもしれません.
さて,QFDをご紹介しましたが,私もマーケッティングだけでは,
1.顧客ニーズからは,改良しか出ないのではないか.すなわち革新的な新しいものは出ないのではないか.革新は技術的ブレークスルーを経てシーズの側から起こるのではないか.
2.顧客満足度の高い=売れる商品だけ作っていたのでいいのか.(たとえて言えば視聴率の高い番組さえ作ればいいのか.)
という疑問はあります.
新しい価値観を提案する,それは最初は受け入れられないかも知れないが,飽くことなく繰り返し説明することが必要なのでしょう.それが貴兄の「信念」ということになるのでしょう.しかし,その信念が実を結ぶかどうかは,環境や時代もあると思いますが,まずその信ずるところが正しいことが前提条件でしょう.正しい現状認識と,合理的な解決方法の提案が必要でしょう.松井氏はご自分の信念の根幹である「住み心地」を説明しようとされないのか,私は不思議に思っています.また,なぜ,「いい家が欲しい」で,まるで「買ってはいけない」を思わせるような書き方をされたのか.「いい家が欲しい」を読むと,私は「?」がいっぱいつくのですが,貴兄はどのようにお読みになったのでしょうか?
以上,全くお答えになっていませんが,ここらあたりが私の限界ですね.
無口
2002/12/05(木) 13:55:22
松井さんの言われる「住み心地」とは、土地、家、家族、近隣を含めた環境と言ったそんなに広い意味ではなくて、温かい、涼しい、静かだ、空気がきれい、かび臭くない、ホコリが入らない、虫が入らない、・・・といった我々が家の中にいて日頃快、不快と感じるごく一般的な感覚のことだと思いますよ。いい「家」の話をしているのですから、ハードな「家」が作り出す環境以外のことはこの際あまり深く考えなくても良いのではないでしょうか。それにこのトビは、これから家を建てようとしている人への問い掛け、あるいはサゼッションであって、相手のハウスメーカーでも工務店でも、この質問(「住み心地を保証してくれますか?」)をしておかないと後々苦労しますよ、と言うことだと思いますよ。 最近ちょっと停滞気味な談話室への松井さんのカンフル剤かもしれませんけどね。
たがみ〜
2002/12/05(木) 19:21:28
技術の世界では無口さんのおっしゃる通り、ある話をするときは範囲を限定して、その
条件を明確にした上で進めないと発散して意味がないものになりがちです。
しかし松井さんはエモーショナルを大切にする経営者兼営業者であり、技術の世界に
生きる人ではありません。(^^;
ちなみに技術=理論と思っている方もいらっしゃいますが、技術とは全てを理論的に
解析することではなく、影響度をランク付けしたり、100%解析出来なくても条件を
明確にして使うといった、かなり現実的なものです。(なので半端な理論より、条件が
明確になっていることの方が大事なのです)
> そんなに広い意味ではなくて、温かい、涼しい、静かだ、空気がきれい、かび臭く
> ない、ホコリが入らない、虫が入らない、・・・といった我々が家の中にいて
> 日頃快、不快と感じるごく
でもそれだったら単純数値化で表せちゃいますよね? 数値では表せないものであり、
感情を優先せよと言われるのですから、私は好き嫌いの占める割合が大きいと考えます。
例えばある人に「いい家が欲しい」だけを読ませて、ある住宅展示場に入れます。
そこはグラスウール断熱の高高住宅で、防湿層があることだけをその人に告げます。
その人は出てきて「うーん。やっぱり私の肌には合わないわ」と言うかもしれません。
何を言っているかというと、本の力によって、綿状断熱材が心の底から「嫌い」に
なれるのです。嫌いなものに囲まれて、居心地がいいと感じるのはよほどのことが
必要だと思います。(笑)
…冗談はこの辺までにして、家だけの話に限定すると、多くの方が数字じゃないと
言われる住み心地の一つは、「低コントラスト」ではないかと思います。
間接照明の灯りは、広い面積からの乱反射となり、柔らかい光となります。
1点から出る光にいくら布やすりガラスをかけて拡散させたところで、反射させた
広い面積の光には柔らかさで叶いません。
クロス、木目、サッシなども調和が取れて、視覚要素としてのコントラストが
高くないとともに、温熱環境のコントラストが高くないことが大事と思います。
強い熱源や一点だけの冷房、温度的にまだらな模様が無く、全体として柔らかく
当たることが心地よいというのはよく言われるところです。
そしてまた、香りや、建具の動作、人間の動線なども極端なところが無く
低コントラストに、また1日を通しての変化、1年を通しての変化なども穏やかで
あることが、「数字じゃない快適さ」と表現されているのではないでしょうか。
(実際はかなりの部分を数値化できることなんですが(笑))
管理者
2002/12/05(木) 21:13:00
住み心地を保証してくれますか?(2)に続きます。
※
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