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エコロジーな断熱材
「いい家」が欲しい。/談話室
noah
2002/12/08(日) 05:08:44
>日本に高断熱高気密の家がどんどん普及することは、住む側にとって本当に良いことですが、一つ厄介なことがあります。それは断熱材として何を使うか?です。
私はこの点では、鎌田先生の指摘が気になってしまっているのです。実は私にとっては「上質」と「まあまあ」の区別より大問題なのです。
Yahhoさんのご指摘によりこの問題を考えてみたいと思います。鎌田先生の御指摘のことは
http://www.e-ouchi.gr.jp/kamata/002.htm
の断熱材についての言及だと思われます。確かにポリスチレンフォームは北米でも使われていますが、まだまだ断熱材の主流にはなっていないようです。どうもやはり、値段が高いということと、環境問題が絡んでいるようなのです。
ファイ
2002/12/08(日) 18:08:36
>かにポリスチレンフォームは北米でも使われていますが、まだまだ断熱材の主流にはなって
>いないようです。どうもやはり、値段が高いということと、環境問題が絡んでいるようなの
最近、ポリスチレンは随分安くなったのではありませんか?
というのは、坪単価25万のネット住宅でも床下断熱材は全てポリスチレンなんで
す。ま、適材適所といえばそれまでですが・・・
住宅メーカーの人によると、以前は繊維状断熱材だったのが、湿気でへたったり
するので床下はポリスチレンに切り替えたそうです。
それにしてもコストにシビアな廉価住宅にポリスチレンを大盤ぶるまいするとは、
大量仕入れすると意外と安いのではと思ってしまいました。
ファイ
2002/12/08(日) 19:49:48
http://www.e-ouchi.gr.jp/kamata/002.htm
>代替フロンの全消費量の中で、ウレタン発泡系や押出発泡ポリスチレン等の建築用断熱材が、
>かなりの割合を占めていることを知っていますか。これらの断熱材は、フロンガスを用いて
>発泡されます。その体積の95%以上がフロンガスなのです。
カネカによると、カネライトフォーム1種は昔からフロンを含まないし、断熱性能
の高い3種も昨年から一切のフロン類を含まなくなっているので、代替フロン云々
の心配は無用のものと思われます。
TK
2002/12/09(月) 00:40:56
フロンを使わなければエコロジーだとはいきません。石油から作ること自体が環境に負荷を与えていると考えるのが主流になってきています。なぜならば石油系の物質は自然の循環の中に組み込み難いと考えられるからです。せめてリサイクル可能であれば環境負荷としては小さくなりますが、発泡系の断熱材はリサイクル可能なんでしょうか。一方、植物系の断熱材は自然の循環の中にあるわけで、環境負荷の小さい素材といえます。
企業の環境に対する姿勢は、まだまだ十分とはいえませんが、近いうちに環境配慮をしていない企業が駆逐されていくことになると考えられます。消費者の一人一人が環境配慮を実践することが、社会を変えていくのだという自覚が大切なんですよね。と書いてポリスチレン断熱材を自宅に使ってしまったことを反省しております。
環境に関してはアメリカよりはヨーロッパの対応が先行しています。のんきに構えている日本人からみると、ちょっとやりすぎなんじゃないのと思ったりします。ヨーロッパへ輸出する工業製品は、ヨーロッパの規制をクリアーするためにコストを相当にかけざるおえない状況がどんどん進行しています。これはうがった見方をすれば、日本いじめなんじゃないかと思ってしまう状況です。
ヨーロッパがそこまでやるのは、社会の発展が早かったからなのでしょうか。そう考えるとそのうち日本もヨーロッパ並みの規制がやってくる筈です。
ファイ
2002/12/09(月) 08:54:52
>せめてリサイクル可能であれば環境負荷としては小さくなりますが、発泡系の断熱材はリ
>サイクル可能なんでしょうか。
カネカによると、押出法ポリスチレンフォームは『素材の特性である熱可塑性を活かして
マテリアルリサイクルが可能で、十分な分別の下では元のフォームに戻すことも可能なサ
ステイナブルな製品である。』としています。
# 今朝は東京は初雪で大幅に遅れました。
ファイ
2002/12/09(月) 12:54:19
そうだ思い出しました。リサイクルというか、土中で自然に分解するプラスチックがありましたね。
1)トウモロコシから作られるポリ乳酸をベースとしたプラスチックを筐体に採用ウォーク
マンが発売されています。
2)ポリエチレンやポリプロピレンなどオレフィン系プラスチック製品に20%添加して自
然分解プラスチックにする添加剤が開発されています。 (デグラ・ノボン)
そういえば、発泡ポリスチレンは紫外線に弱いのでした。
ペッコン
2002/12/09(月) 15:37:27
なんでも、ジワジワと改良されて行きますよ。プラ系断熱材の完全ノンフロン化も直前でしょうし、
グラスウールにしても、最近のは密度があってしっかりしてるし、撥水性なども付加されて
万一結露しても乾き易いですからね。10年前のものと比べると雲泥の差でしょう。
現時点での代替フロンを使用したものでも罪の意識を感じるかはそれぞれですね。
大型のハイパワー車を乗り回してたり、数年で次々に車を乗り換えたり、
電気やエネルギー、資源を浪費する方が対環境的には悪でしょうし。
そう考えると私も大悪人ですね。それと、天然物であれば、環境に良いかというと必ずしもそうでありません。
それを育てたり採ったりために環境破壊してたり生態系に影響を与えたりする場合や、
使えるようにするプロセスで意外に毒を振り撒いたり大きなエネルギーが必要な場合もありますから。
マテリアルリサイクル可能としても、いざやってみて環境負荷要因の幅を広げて見ると
燃やして発電した方が負荷的にはましだったりしますし。
今のところ色々な製品のライフサイクル負荷を検討するように成ってきてますが、
環境負荷に対する判断基準と言うか全てにに当てはまる指標が確立されてませんから、
一面を捉えてイメージで判断してることが多いです。
たぶん環境に影響を与える要因を全てピックアップすることも出来ないだろうし、
重要要因に絞ったとしても社会システムなども含めた絡み見合いの複雑性から系統的に統合することすら無理でしょう。
いきなり石油から脱却するのも無理なので、環境意識を高めながら良いと思われる方向に
ジワジワとシフトして行くしかないのでしょうね。
ただ、日本や一部の国がジワジワ良くなっても追いつかないんでしょうけど。
Yahho!
2002/12/10(火) 12:37:08
noahさんにトピを立ち上げてもらったものとして、一言述べなければなりますまい。
・・とは言いながら、鎌田先生の指摘以外の情報は、ほとんどもっていないのです。
私が思うに、住宅の断熱材は、リサイクルシステムの一番端っこ(つまり最終利用に近い部分)にくる部類のものだと思うのです。ですから、高断熱住宅の市場が広がっていくときに、新製品の断熱材をボカスカ作らなければならない(当然ライン増設なども伴うのでしょう)というのは、その企業にとってはハッピーかもしれませんが、本当にいいのか?という気がしてしまうのです。また、将来においてリサイクルができるだろうということを当てにして、だからそれをボカスカ作ってよいこととは、別だとも思います。
例えば、回収発泡スチロールをリサイクルして住宅断熱材に回すのであれば、「なるほどそれはいいことですね」という気になるのです。
なおリサイクルとリユースとは違いますし、リユースはここで考えていません。それであっても、将来リユースすると今決められる根拠もないと思いますが。
住宅断熱材の市場規模や、ポリスチレンやポリウレタン市場の規模、あるいはリサイクルの現状といった情報を持っていないので、これ以上突っ込んだ議論は出来ません。だから何となく気になるという範囲です。
noah
2002/12/10(火) 17:14:54
Yahooさん御指摘のとおり、断熱材は最終利用でリユースはまずありえないと思ったほうがよさそうです。
プラスチックのポリスチレンがなぜ住宅用断熱材の主流になりえないかと言うと、それは難燃剤添加しているとはいえ熱に融けてガス化し、燃えるので住宅の安全性の点で問題があるからです。コストも高いことがあげられる。固形であるので複雑な家の形には取り付けが難しい。見た目はスッキリでもくずの処理は容易ではない。
一方、家が充填断熱だとすると小さなポケットにもすっぽり入る柔らかい膨張力のある材料はどんな小さなところにも詰め込むことが出来、内側から隙間を埋めるものとしては使い易い。しかも熱に強く、安いのでコストを考える家造りには欠かせない。音を和らげる性質もある。
それぞれ一長一短あるわけだが、原料の半分がリサイクルボトルから作られていると言う点で、グラスウールのほうが確かに環境負荷が少ないだろう。
充填断熱でも結露しない高高住宅が安く出来るわけであるから、同じ断熱性能を得るのに、何も無理して高い材料を使う必要は無いと思う。
以上繰言でした。
ファイ
2002/12/10(火) 21:24:15
究極の断熱材といわれる真空断熱材に興味を持っています。まだ冷蔵庫などに使われ
る段階です。
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020806-2/jn020806-2.html
最近開発されたものは、心材にグラスファイバーを採用し、それを厚み方向に整列して
高性能化を図っています。ポりウレタンの10倍の性能ですから、厚さ10mmでも
ポリウレタン100mm厚に相当します。10mm厚なら筋交いの間でも潜りこめそ
うですね。
構造はグラスファイバーをプラスチック金属箔ラミネートフィルムで被い、中の空気
を抜いたものですから、水に濡れる心配はなさそうです。ただ、自由に切断する訳に
はいきませんし、釘で突き刺すとアウトでしょうね。
kei2@北関東
2002/12/11(水) 07:57:02
>カネカによると、押出法ポリスチレンフォームは『素材の特性である熱可塑性を活かして
>マテリアルリサイクルが可能で、十分な分別の下では元のフォームに戻すことも可能なサ
>ステイナブルな製品である。』としています。
技術的にリサイクル可能と言うレベルと、商業ベースでリサイクルしている、の間には、
大きな隔たりがあると思います。
素材のリサイクルよりビール瓶のようなリユースの方がエコロジーなのでしょうけど、
アルミ缶に押されてビール瓶は見かけることが少なくなりました。
それ以外の瓶などは、集めて色分けした後、溶かして再利用していますけど、
グラスファイバーは、リサイクルされているのでしょうか。
疑問者
2002/12/11(水) 08:28:06
エコロジーを売り物にしている建築家がタバコを吸っている。
エコロジーを自慢している企業の従事者が、エネルギー多消費住宅に住んでいる。
西方先生はエコロジーの大切さを説きながら、床下に灯油式のFF暖房機を推奨している。
そしてみんな車に乗っている。
エコロジーを商売に利用しているということか・・・
けさがため
2002/12/11(水) 09:59:38
↑
何かけんかしてて家族の悪口をいってるみたい。「おまえのかあちゃんでべそ」ってね。
その人の業としてのなりわいに直接関係ないところをついたってしょうがないでしょ。
別に商売に利用していてもいいんじゃないですか。求道者でも慈善事業家でもないんだから。
TK
2002/12/11(水) 18:20:39
個人として何から何まで環境に良いと言われることを全部実施したら生活できません。たった一つでもいいから何かを実施することが大切なのだと思います。
エコロジーを商売にしている企業は沢山あります。大変結構なことです。逆にエコロジーを商売に取り入れないと将来的に生き残れない、と先読みの効く企業は考えています。これほんとです。
ファイ
2002/12/11(水) 21:48:58
>グラスファイバーは、リサイクルされているのでしょうか。
旭ガラスでは、リサイクルプラントを本格稼働させ、グラスウール屑の市場回収を
視野に準備を開始し、1999年に厚生省の広域廃棄物処理指定業者の指定を受け
て多くの建設現場からの回収、ガラス原料化への道筋をつけることに成功している
そうです。
kei2@北関東
2002/12/12(木) 08:04:27
ファイさん、ありがとうございます。
ココのことですね。(やっと、捜しました)
http://www.afgc.co.jp/ecology/m-main.html
検索記事で分かったことは、単独の素材としてはリサイクルは難しくないけれども、
FRPなどに混入されたグラスファイバーは、再利用が難しいみたいですね。
たがみ〜
2002/12/12(木) 09:31:33
技術的に可能なだけで、おそらくコスト的商業的に発泡系素材のリサイクルは
行われないと思います。ただ、発泡材料というのはその多くが気体なので、溶かせば
驚くほど体積は小さいですし、「まもなく外断熱が主流になります」という言葉も
実現性がよく分からないのでそんなに問題無いのではないかと思います。
あとはTKさんのおっしゃることに賛成です。
kei2@北関東
2002/12/12(木) 12:14:45
確かに、かさばると収集運搬のコストが大変ですね。
最近は、古新聞の回収も余りこないし。。。
リサイクルでは、小中学校の廃品回収のルートをもっとうまく活用したいですね。
※
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