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住み心地を保証してくれますか?(2)
「いい家」が欲しい。/談話室
管理者
2002/12/05(木) 21:13:01
住み心地を保証してくれますか?(1)より続いています。
まったん
2002/12/05(木) 21:13:02
Yahho!さんの意見について、遅レスですが、共感する部分と少し?と思う部分がありますので、発言させてもらいます。
>あなたのご家族の願いは、上質の家に住まないと叶えられないのですか?もっと他にもいろいろあって、家はその一部(大きいにせよ)でしかなかったのではないですか
家はもちろん、その一部でしかないですし、私たちの生きる目的は、家によって左右されるものであってはいけませんよね。この意見に関しては、おっしゃるとおりだと思います。
少し?と思った部分は、
「一方私の関心は「上質」と「まあまあ」の区別はどうでもよく、「悪い」(語弊が良くないので、「あまり良くない」くらいにします)家がどうして減っていかないのか?」とお考えなのに、「私は談話室で知識を増やして、その上で承知して中断熱中気密を選んだのです」とあります。
もちろん、予算上の問題があるのは分かるのですが・・・。
「あまり良くない家」が減らないのは、当たり前のことですが、「あまり良くない家」を造る人がいることと「あまり良くない家」を買う人がいるからではないでしょうか?
農薬付けの野菜は悪いと分かりながら、無農薬野菜は高いので、農薬が入った野菜を買うということに関して、どのように思われますでしょうか?
Yahho!
2002/12/06(金) 00:45:07
まったんさん
合っているかどうかは定かではないですが、道場主さんの定義は次の通りだと解釈しています。
「上質の家」=「SCの家」
「まあまあの家」=「その他高断熱高気密の家(=ハウスメーカで造れる最上の家)」
「悪い家」=「その他の家」
私は文脈上、これらの言葉を用いたのですが、私の頭の中では「上質の家」、「まあまあの家」、「悪い家」の定義は異なります。私は私の定義でいうところの「まあまあの家」を選んだつもりです。おそらく道場主さんは私の家を「悪い家」と判定するだろうということです。
前にも書きましたが、私は土地探しの段階で、良い土地は建売に買い占められる現実にぶち当たり、その段階で「建売でもいいや、建売もじっくり見てみよう」という風に頭の中を切り替えたのです。その後、ある建売の土地を、建売をはずす代わりにハウスメーカの建築条件付的な形で手に入れたのです。
今から思えば、デフレの進行もあるので、もう少し土地探しにねばってみる価値はあったかもしれません。でもそこまで自分は思い入れのある人間ではないですし、まあ構造がしっかりしていれば、あとで改修する手もあるさと思ったのです。これは、予算が少ないときに、狭く建てておいて、あとで広げるのと同じようなことだと私は思っているのです。
また、サラリーマンですからいつ転勤になるかも知れない。そういうときにいつでもサラッと売却できるといったことも、私にとって重要な要素だったのです(本当に売るかどうかは別ですが)。
正直言って、最後までねばって100%納得できる良い家を手に入れられる、この談話室の多くの方は私より立派だと思いますし尊敬もいたしますが、私にはできないことなのです。
>「あまり良くない家」が減らないのは、当たり前のことですが、
>「あまり良くない家」を造る人がいることと「あまり良くない家」
>を買う人がいるからではないでしょうか?
「良い家」「悪い家」の定義の細かいところになってくると、多分「内外論争」が避けられなくなってくると思います。でもそういう所は正直言ってあまりしたくないので、はしょって説明いたします。
あまり良くない家を買う人が減らないのは、もちろんそれを知らないからですし、もっというとそう思っていないからです。つまり原点に戻って、欲しい家の定義が人それぞれだからです。
もちろん、Regret Indexではないですが後悔する率は高いかもしれません。でも必ずそうなるわけではないでしょう?
例を挙げて恐縮ですが、○トランの家に満足している人もいるわけですし、「あんなの・・」と思っている人もいるかもしれません。またMホームの25万の家でもいいです。議論していたらキリがないと思います。
問題があるとしたらむしろ造る側ではないですか?これに関しては別トピ(「外断熱」が危ない!)に述べたのが私の意見(チト感情的な面も入ってしまっていますが)です。これすら談話室の多くの人と意見が違うでしょう?
つまり私にとって理想は、いつだかnoahさんが述べられたカナダの状況みたいなもの(施工の質は検査で必ず水準を上回るレベルに保たれるため、施主は全く気にしなくてよい)です。これには工法と検査の標準化が必要です。ハウスメーカや○○工法が乱立している日本では、きっとそうならないでしょう。
お答えになってない部分もあると思いますが、これが精一杯です。農薬のたとえ話は意味が良くわからないです。ご容赦ください。
Yahho!
2002/12/06(金) 12:06:17
たがみ〜さん
>(実際はかなりの部分を数値化できることなんですが(笑))
数値化できないのではなくて、数値化したくないということなのではないでしょうか?
例えば、名画というものがあったとして、その素晴らしさを知るのに、専門家はある程度数値化して理解している部分もあるかと思います(例えば構図とか)。あるいは名文や名曲などでも、実はものすごい推敲のあとで完成していて、その軌跡を数値化して捉えることもできるのだが、文章や曲をさらっと読んだり聞いたりしただけでは、自然過ぎて気がつかない、といったこともあると思います。
こういうのを素人が理解するのに、数値化しなさいといっては感動が薄れるわけで、まずは感性で捉えなさいといったことでよいわけです。そういうのと似ていると言いたいのではないでしょうか?(ちょっと違うかな)
でも、こういうのは「保証する」という概念と、すごくなじまない気がするのですが。この辺は完全に理解を超えています。
無口
2002/12/06(金) 16:15:51
たがみ〜さん、「温熱環境のコントラスト」とはうまい表現ですね。温度等の質の違いをうまく言い表わしているように思います。 住み心地の数値化については、まだ工事中(考えがまとまっていない)のですが、私も、なんとなくあるところまでは出来るのような気がしています。しかし数値化出来たところで、それがかなりの確かさで、しかもかなり深いところまで、住み心地評価の代用特性として使えて、普及しない限り、依然として施主は感覚でクレームしたり、要求したりするから意味ないですよ、というのがおそらく松井さんの論旨だと思います。
まったん
2002/12/06(金) 23:27:58
Yahho!さん、こんばんわ。
本題とは違うのですが、もう少し、ご意見を聞きたいので、おつきあいしてください。
Yahho!さんは、「上質」「まあまあ」「悪い」をどのように定義しているのか、分かりませんが、私が推測するには、Yahoo!さんが考えられる「まあまあ」の家は、範囲が広すぎるように思えてしまうのです。
(もちろん、ひとそれぞれの定義がありますが・・・)
別トビでの「これからの家作りは、高断熱高気密を目指すべきである。というのは、
当然供給側の義務であって、買う側の努力であってはいけない。当然、普通に家を建てたいと思う人が普通に手に入れられる、という姿だと思っています。」
Yahho!さんだけでなく、私もそうなってほしいと思っていますし、ここに参加している多くの人たちがそれを望んでいると思うんです。
家造りにさほど興味がない人たちではなく、ここに参加している人たちは、大いに関心を持ち、自分の家のことだけを考えているのではなく、少なからずとも日本の家造りが良い方向へと願っているものと思ってます。
その中で、Yahho!さんが減らしたい、なくなってほしいと思う「悪い」家とはどのような家なのでしょうか?
今は、「中断熱・中気密」の家は、普通に家を建てたいと思う人が普通に手に入れられる家だと私は思ってます。ツーバイやパネル工法ならば、気密を意識せずともC値で5.0以下になるようですし・・・。
(中断熱・中気密って定義がよく分かりませんが・・・)
ここの談話室で学んだ人たちは、家造りに興味がない人たちよりも「悪い」家の定義を一つ上に置くことが、日本の家造りが早く良い方向へと向かうと私は思うのですが。
その後、話にあがりました家を「まあまあ」と認めていては、いつまでたっても、
施主が断熱・気密を気にしない時代にならないと思うのです。
認めてなかったら、すいません。
「高断熱・高気密バイブル」の著者・南雄三さんは、おわりに の中で、以下のように締めくくっています。
『次世代省エネルギー基準が施行されて、ようやく私たちが推進してきた高断熱・高気密のレベルが基準化されたところで、高断熱・高気密という言葉はもう消滅してもよいと考えています。
・・・(略)
その「必要」の意味を本書に示して、この高断熱・高気密という言葉を消滅させたい。題名であるその言葉を消滅させるためにこの本を上梓した。』
南さんは、既にこのような心境にまで達しているのです。
「悪い」家が減ってほしい、なくなってほしいと考えるのならば、厳しい姿勢が必要ではないでしょうか?
ふんわり雲
2002/12/07(土) 22:18:41
このトピは、ほんの2日でずいぶん進んでしまうので、
お返事するのが遅く感じますが・・・
Yahho!さんへ、
>ふんわり雲さん
>私の発言にレスをつけていただけるとは思っても見なかったので恐縮です。
本当は、Yahho!さんの、その前の書き込み「・・・日本の家の本当の問題点は見えてこない。・・・」を見たときに、書きたかったことがあったのですが、あっという間に、たくさん書き込みがなされていて、書きそびれてしまったのです。そしてあのレスになりました。
でも、そのことについて書こうとすると、長くなってしまうので大きくはしょりますが、
わたしには娘がいますので、つい日本の将来を考えてしまいます。
日本のものの売り方には、モラルがなさすぎ。と思ってしまうのです。
それは、「日本の家」にも感じました。
わたしは娘が成長していく日本の「日本社会、日本人の考え方の問題点」を考えてしまうので、
その中の一つとして、「日本の家の問題点」も考えてしまうんです。
ただ、わたしがあれこれ考えてもしょうがないから、
「皆様のご意見を読ませていただくだけにしようっと。」と思ってます。
でも、たまに書きたくなって書いてしまいます。
>あらためてふんわり雲さんの発言を見ると、意外と私の言っていることと近いんです ね。
>多分考え方感じ方が随分違うと思うのに、発言だけよく見ると似ているというのは
>不思議なもんですね。私もふんわり雲さんを見習わなければ(←既に遅すぎる)。
なんだか、目指すゴールが同じでも、その道筋は、考え方感じ方も含めて
たくさんあるんだろうな、と思いました。
だって、Yahho!さんとわたしの考え方感じ方は、きっと違ってますよね?
それで疑問なのですが、一体わたしの何を見習うと?ぼお〜っとした感じでしょうか?
とってもうれしい言葉なんです。ありがとうございます。
でも、「なんだろうな、なんだろうな」と不思議です。それとも言葉の綾???
まったんさんが引用されていた本をわたしも建築初めに読んだことがあります。
わたしも、その部分はそうだな―と思いましたが、
(「高気密・高断熱という言葉はもう消滅しても良い・・・」というのは、
当たり前になってくると、その言葉はわざわざ使われることがなくなってくるんだな、という点で。)
自分勝手ですが、たまに、
「でも、温暖な田舎の方の素朴な低気密、低断熱の家も捨てがたいなー。」と思ってしまいます。
地方地方で、その風土、暮らし振りにあった家のつくり方ってあるのでしょうから・・・
ゆっくりゆっくりな時間の過ごし方ができる人たちが暮らす場所に
ふさわしい家といいますか・・・
寒いときには、暖炉や囲炉裏でゆっくり暖をとり、
暑いときには、川の上を流れてくる風から涼を取り、といったような。
でも、そんな場所の家は、高気密・高断熱である必要はないのでしょうか。
ただ、暖を取るにはエネルギーが必要ですし、悪い空気もたくさん出ますね。
と、あれこれ考えていると、様々なことがごちゃ混ぜになってきて
また、わけがわからなくなってくるのでした。いつも、すみません。
でも、勝手とはいえ、ど素人のわたしでも、談話室に参加させていただいて、
あれこれいろいろ考えているのですから、本当に、建築に携わる方々には、
日本の家・住まいつくりが良い方向へ進むように頑張っていただきたいです。
Yahho!
2002/12/07(土) 23:53:57
まったんさん
>なくなってほしいと思う「悪い」家とはどのような家なのでしょうか?
私が「あまり良くないだろう家」と思っているのは、選択の余地なく建てられている建売の多くです。さらにいうと、家を窓開け以外の換気する仕組みを持っていない家です。気密性の高いマンションなどでも、未だにADSLや床暖房はあっても、換気システムは標準ではありません(もし気に障る方がいたらゴメンナサイネ)。
>施主が断熱・気密を気にしない時代にならないと思うのです。
施主が気にしなくとも断熱気密がOKなのがあるべき姿で、施主がものすごく努力(金銭面も含めて)しないと良い家にならないのは、おかしいのでは?というのが意見です。
だからマンションも含めて、建売で高断熱高気密計画換気の三点セットが当たり前となって、初めて日本の家は良くなったといえるのだと思っています。
>「まあまあ」の家は、範囲が広すぎるように思えてしまうのです。
>〜
>ここの談話室で学んだ人たちは、家造りに興味がない人たちよりも
>「悪い」家の定義を一つ上に置くことが、日本の家造りが早く良い
>方向へと向かうと私は思うのですが。
確かにそう言われてしまうと、私は他の方に比べて無節操かも知れませんが。
でもそれとは別に、「自分が建てない家」=「悪い家」と言い切ってしまうデリカシーのなさが、今回私の大変気に障ったことなのでした。
ふんわり雲さん
またまた恐縮です。
>一体わたしの何を見習うと?
私はつい人をケシカケてしまうような書き込みをしてしまうので、その反省を込めてです。(←反省していないくせに)
>日本のものの売り方には、モラルがなさすぎ。と思ってしまうのです。
>それは、「日本の家」にも感じました。
確かにモラルもそうですし、ゆとりもなくなりつつありますよねえ。
町には大型量販店が闊歩し、こじんまりした商店街は瀕死状態です。また、24時間営業、正月から無休なども当たり前になってきています。まあ確かに便利ではありますが。
家に関して言うと、モラルがないのは、やはり大金が動くからでしょう。家に夢を託したいのとは裏腹に、いろんな業者がてぐすね引いて待っているわけです。
Yahho!
2002/12/08(日) 00:15:51
もうこれ以上はこのトピに書き込むのはやめにしたいですが、一応一言だけ。
日本に高断熱高気密の家がどんどん普及することは、住む側にとって本当に良いことですが、一つ厄介なことがあります。それは断熱材として何を使うか?です。
私はこの点では、鎌田先生の指摘が気になってしまっているのです。実は私にとっては「上質」と「まあまあ」の区別より大問題なのです。
別に談話室の皆様を巻き込もうなんて思っていませんので、こういう人もいるのだ位に理解してください。
松井
2002/12/08(日) 07:43:48
以下は、過日の私の書込みです。
住み心地にも松竹梅があることをご存知ですか?
言い換えますと、上質、まあまあ、悪いとなります。
「悪い」もしくは「良くない」と住人から評価された場合には、欠陥に等しいのです。社会通念上はどうあろうと、クレームの対象になります。問題なのは、そのような自覚を持たない造り手が未だに横行していることです。
さて、その評価ですが数値よりも体感を大切にしなければなりません。数値がいくら優れていたとしても、住み心地が上質でない場合があるからです。
住み心地が良くないといっている人に向かって、数値で説明すれば責任を逃れられますか?
暖かさ、涼しさには質があるのです。着心地に置き換えてみれば、よく分かると思います。最近では、わが国の先進の家づくりは、そこまで進化しています。
同じ建てるなら、「まあまあ」ではなく「ベーリーグッド」な住み心地を得る方が、はるかに得します。
「上質」=「とってもよい」は、ソーラーサーキットの家にしたら必ず得られるというものではありません。正しく施工されたSCの家であっても、換気と冷暖房の設計が疎かにされたとしたら、住み心地に対する評価が「悪い」となる場合もあるはずです。評価が下がってしまう要因は、他にもいろいろとあります。
Yahho!さん、大事なことは「かけた予算に見合った家」を手に入れることだと思います。私の問いかけは、高気密・高断熱に対する投資が、相応の住み心地と、安心に見合うものであるのか、ということなのです。
それが見合っていない場合に、改善を約束してくれる依頼先であるかどうかを問うべきだと言いたいのです。
noah
2002/12/08(日) 10:56:44
>その評価ですが数値よりも体感を大切にしなければなりません。数値がいくら優れていたとしても、住み心地が上質でない場合があるからです。
私はこの意味が良くつかめないのですが、どういうことなのかもう少し説明していただけませんか。
例えば部屋の中の温度が30度で寒いと感じる人は病気でしょう。10度で暑いと感じる人も異常です。だから、20度前後がちょうど良く湿度も50パーセント前後で快適に感じられるのが普通の体感というものでしょう。加えて空気質が良いということは新鮮な酸素があって埃の浮遊が少なくマイナスイオンなどが多いということではないでしょうか?
家の中全体がそういう快適な数値で表せても尚、上質でない住み心地ってあるんですか?
設計品質と施工品質
2002/12/08(日) 17:05:47
Fkinさん、他の方のお話が進み、書く機会を逸した点、おわびいたします。私の問題点を的確にご指摘いただき、私の情緒的手作りの推奨、自然回帰コメントとの不整合をご指摘いただきありがとうございます。
まさに人間の生き方の根源的な方向性をはっきりさせないといけないのかなと。そして、日本人全員が一人一人として、また仲間としてこのことを深く考えなくて良かった、必要が無かったことが、今の戦略的(世の中を戦いとはみていませんが)思考が全くないことが、日本の政治・経済・文化の混乱に拍車をかけているのかもしれません。これ以上はどんどんトピの主旨から外れてしまいますのでこの辺で失礼します。
Fkinさんより、松井さんの著書への感想を求められましたので、感じるままに書きますが、松井さんの信念として書き上げた著書は、今までの住宅業界・造り手が本当にいい家とはどんな家なのかはっきりと提示してこなかった点を明確にしたことだと思います。内断熱対外断熱・大手対工務店・木造対非木造などどちらがいいのか、という表現が注目を集めていますが、その点の議論では利害がぶつかり合い収集しないでしょう。これからの市場が決めることだろうと思います。
実は、造り手自らが信じるいい家とはこういう物ですと明快にすること。その信念やポリシー理念で、デザイン、性能、素材、プラン、外回りなど、家造りを行なう事を、造り手に警鐘を鳴らし気付かせた点が、[いい家が欲しい]の価値と言えて、日本の家造りをひとつ上に押し上げたのではないかと思います。これからは家造りの明確な信念ポリシーの勝負になるのではないでしょうか。
fkinさん、記述内の深遠なご配慮どうもありがとうございます。これからも様々なお考えをお聞かせください。
Yahho!
2002/12/09(月) 23:27:30
松井さん
>Yahho!さん、大事なことは「かけた予算に見合った家」を
>手に入れることだと思います。
>私の問いかけは、高気密・高断熱に対する投資 が、相応の
>住み心地と、安心に見合うものであるのか、ということなのです。
>それが見合っていない場合に、改善を約束してくれる依頼先で
>あるかどうかを問うべきだと言いたいのです。
なるほどこれは良くわかります。失礼ながらお得意の言い回しに、私が感情的な反応をした部分はあります。
ただ現実問題として改善が不可能に近い要素もあるでしょう。ですから事前の検討が極めて大切ですね。
おそらく、ハウスメーカでも工務店でも、次のような会話が必要でしょう。
「住み心地を保証してくれますか」
「あなたにとっての住み心地を説明してください」
「これこれ、こうです」
「なるほど、この部分を大切にすると、替わりにこの部分は我慢してもらうことになるかも知れませんが、いかがでしょう」
「わかりました。それでお願いします」
多分、高高で建てて「こんなはずでは」となってしまうのは、こういう手続きをしないからでしょう。でも、当然満たされるべきと思っていて事前確認を忘れていたのが、そうでなかったということもあるので(例を挙げて恐縮ですが音の問題にあとから気が付くとか)、工務店さんの事前の誠意も必要ですね。つまり高高にはこういう問題点(といってまずければ、今までの家とは勝手が違う点)があると、つつみ隠さず説明することです。
逆に、こういうことを綿密にすれば、SCであるかどうかは、それほど重要でないと思います。SCは閉じる/開くのオプションを持った優れた工法の一つだと思いますが、それを求めない人も当然いて、事前に納得していればよいわけですよね。
折角なのでお応えいただけませんか?
Yahho!
2002/12/09(月) 23:47:36
誤解のないよう付け加えますが、SCがダメな家だと思っているわけでも、松井さんの本を全く評価していないわけでもないのです。私だってもともと松井さんの本を読んでSCに憧れていたときもあります。
ただ、私の誤解かもしれませんが、あきらかにSCの呪縛から抜けられなくなっている人がいると感じていて、多くは自己責任だとは思いますが一部にはミスリーディングしている部分もあるでしょう。そういう人がいることは松井さんにとっても本心ではないでしょう。
だから、先に私が書いた手続きをして、納得すれば、極端な話高断熱高気密でなくとよいわけで、要するに家作りをおろそかにしなさんなよ、ということだと、説明していただきたいのです。
松井
2002/12/10(火) 07:34:58
「SCの呪縛」、そのようなものがあるのでしょうか?
「より住み心地の良い家を求めるこだわり」と言い換えてはいかがでしょうか?
今までのところ、「家づくりの根源的な価値は、住み心地にある」という主張が極めて少ないので、私が推奨しているSCが目立ってしまうのだと思います。
住み心地に関する事前の説明と了解は、とても大事なことです。
それが当然あるならば、「住み心地を保証してくれますか?」という質問は不要なのです。ですから、私に依頼されるお客様でそのような質問をされた方は今までのところ一人もおりません。
○○中のはる
2002/12/10(火) 12:35:41
「かけた予算に見合った家」
これが分かりやすいものであればいいのですが、現実には難しいですね。
特に評価が体感なら、さらにややこしい事になります。
最近どうも辛口?なんですが、誤解してほしくないのは今の家(SC)に満足していないという事ではありません。
住み心地はどうか?と問われれば「ウチはいいです」と答えます。
ただ、もっと良くならんかな〜と思う点も色々とありますし、そのヒントを得たくていまだに談話室に出入りしているわけですから、トピから外れますが松井さんの
「私が知る限りでは、SCの家に住んで満足している人は談話室には頻繁に書き込まない傾向にあるようです」
(いい家が欲しい、のホームページの章、また過去に談話室でも同様の書込みがありました)
というのはどうかと思うし、これが発展すると
「良識ある者は談話室になど書かずにメールでやりとりするのだよ」
になってくると思ってしまうのです。
Yahho!さんの書込みをお借りしますが
>あきらかにSCの呪縛から抜けられなくなっている人がいると感じていて、
>多くは自己責任だとは思いますが一部にはミスリーディングしている部分もあるでしょう。
>そういう人がいることは松井さんにとっても本心ではないでしょう。
お答えは頂けないと思いますが、私も松井さんにこれを聞いてみたいです。
それは本の読み方を間違っているという声が聞こえてきそうですが。
Yahho!
2002/12/10(火) 23:40:55
「SCの呪縛から抜けられなくなっている人」
もとは、
「SCに拘るあまり、家作りのほかの要素が見えなくなっている人(家よりもSCが大事になってしまった人)」
という意味で使ってみたのですが、はるさんのカキコを見てから、いろいろ考えてみました。
「SCで建てた(建てようと思う)自分を自慢したい、あるいは納得させたい(納得したい)ために、それ以外の工法をことさらに悪く言う人」
「SCで建てられなかった自分を慰めたいために、ことさらにSCを悪く言う人」(⇒つまり自分?)
後ろの二つはたちが悪いですね。でも談話室の活気はこんなところから生まれたりします(?)
Yahho!
2002/12/12(木) 00:01:14
もう答えてくれない可能性もあるとは思いますが、滅多にない機会なので松井さんに質問です。答えてくれることを信じて気長に待ちます。
もし、「私にとっての住み心地は、冬の湿度が60%を切らない事です」というお客さんがいたとき、保証してくれますか?
Yahho!
2002/12/12(木) 00:21:26
60%は55%前後に訂正です。
うちのかみさんが乾燥に弱いもので。前の家では50%くらいでも「乾燥した」といって加湿していましたので、湿度計は常に70%くらいを指していました。おかげで結露しまくりでしたが。
今の家ではあまり50%くらいでもあまり文句を言わないので、多少体感が改善したかもしれません。我慢しているだけかもしれませんが。
松井
2002/12/13(金) 08:03:17
私がつくる家(もちろんソーラーサーキットの家ですが)では、そこで生活が行われていない場合には、相対湿度が20%台になる場合があります。
室温が20度ちかくあって、24時間換気が行われていて、何も加湿に役立つことが無い、そして乾燥注意報が出ているという状況です。
そうなるということは、お客様にはお引渡しの前に十分説明されていますので、そのことがクレームとなることはありません。
さて、住んでいる方から湿度を55%以上にすることを保証せよと求められたとします。私は、お客様と相談します。そして、45%程度を体感してもらいます。
乾燥を極端に嫌う方でも、45%前後の湿度で満足される場合が多いからです。その程度の湿度を維持することはさほど難しいことではありません。洗濯物を室内に干すとか、観葉植物を置くとか、お風呂のふたを開けたままにしておくとか(ドアーは開けておきます)という程度の配慮でよいと思います。
もっと湿度が高いことを望まれる場合には、加湿器の使用をお勧めします。ですが60%を超えますと、今朝のように冷えた場合には、ペアーガラスといえどもカーテンが閉まっていますと、下の部分にうっすらと結露する場合があるかもしれません。
ふんわり雲
2002/12/13(金) 08:14:56
おはようございます。
最初に開いたトピがここでしたので、そのまま書込みさせていただきます。
>洗濯物を室内に干すとか、観葉植物を置くとか、お風呂のふたを開けたままにしておくとか(ドアーは開けておきます)という程度の配慮でよいと思います。
うちでは、今まさにそうしています。
わたしは、最近、とても寒くなってからは、洗濯物はもっぱら室内2階に干しています。
とてもよく乾くのを見るたび、「ああ、乾燥してるのねー。」と思います。
お風呂のふたは、秋になった頃から開けっ放しです。
観葉植物は、最初からありました。乾きっぷりは、季節が変わるごとに、顕著です。
kei2@北関東
2002/12/13(金) 12:19:08
顧客に十分に説明して、そのとおりの家を造っている、造る自信がある。
(温熱、音環境などが)モデルハウスと同様な性能の家を提供している。
こういうことですね。
Yahho!さんの質問と松井さんの回答で、松井さんが「住み心地を保証してくれますか?」
で言いたいことがやっと分かってきました。
Yahho!さん、松井さん、ありがとうございました。
Yahho!
2002/12/13(金) 23:55:08
ありがとうございました。
お風呂のふたを開けたままにするのですか!今までの常識からするとそれはすごいですね。
湿度60%以上は、それ以上になると停止する加湿器もあるくらいですから、多分求めるべきレベルではないのでしょう。今までのエアコン暖房ですと、湿度計が60%でも、空気の動きによっては喉が渇くケースがあったのだと思います。
我が家は大した家ではないですが、現在ではエアコン暖房はほとんど使いません(私は平気)ので、かみさんも、湿度45%前後でもあまり不満はないようです。
一般に日本人は乾燥が苦手だそうです。露点マイナス何十度みたいに、水を極度に嫌う材料を扱う作業現場があったときに、一番最初に音を上げるのは日本人だと聞いたことがあります。
日本にあった高断熱高気密は、多分安心して加湿できる(多少加湿しすぎても大丈夫な)家だと勝手に思っています。
kei2@北関東
2002/12/28(土) 20:32:07
感性的表現(?)や実体験と同様な住み心地を保証するのもよいと思いますが、
わたしは、数字で表現できるものはそうしたい、して欲しいと思います、。
北方圏住宅研究会編、北の住まいづくり、北海道新聞社発行、1997年、224pには、
居住環境性能契約について述べてあります。以下に引用します。
従来の性能保証は、構造部材の耐久性を年限とかを決めて保証しようとするものでしたが、
最近は「居住環境性能」を保証する考え方が少しずづですが、定着しつつあります。
つまり、高断熱化・高気密化された建物の中での住み心地を温度環境という視点から保証
しようとするものです。
(中略)
居住環境性能の保証水準の例
居住快適温度 20℃前後
居室上下温度差 1〜2度以内
灯油消費量 床面積100m2の場合、20℃の室温として700-900リットル以下
その他、断熱性能、気密性能、換気量、結露防止なども含まれている場合もあります。
kei2@北関東
2003/01/20(月) 22:43:00
どなたも書いてくれないので寂しいのですが、1997年に、すでにこのような
「居住環境性能」を保証する考え方があったことに驚きました。
断熱、気密、凍上、すがもりに関しては北海道は進んでいますね。
西方さんがその著書「外断熱が危ない」の第3章に、いろいろ書いていますので、
北方圏住宅研究会に参加したメンバーの社員が所属した会社のうち、
有名どころを紹介しておきます。
わたしが知っている、を有名の基準にしました。
鐘淵化学工業、サンデン、ダウ化工、トクヤマ、大雪ホーム、土屋ホーム、
他にも工務店や大学の関係者などがありました。
ろく
2003/01/21(火) 10:26:36
>北方圏住宅研究会編、北の住まいづくり、北海道新聞社発行
kei2さん、いい本読まれてますね。(^^ゞ
私も居住環境性能の保証水準の考え方はとても素晴らしいと思っています。
実践されている業者さんもいらっしゃるようですしね。
住み心地を保証するならばアメリカのように?口約束ではなくこのように文書化・明確化するべきだと思います。
noah
2003/01/21(火) 13:48:45
>灯油消費量 床面積100m2の場合、20℃の室温として700-900リットル以下
その他、断熱性能、気密性能、換気量、結露防止なども含まれている場合もあります。
これ家の大きさと燃料費は非常に大切な要素ですね。ちょうど車の排気量と燃費に似てます。これ北海道の場合だと思うのですが、一冬?それとも一ヶ月?
ろく
2003/01/21(火) 20:10:22
noahさん、これは北海道の札幌付近で一冬に使用する燃料費だったと思います。
手元にこの本がないので詳細はKei2さんに(^^ゞ
kei2@北関東
2003/01/21(火) 23:10:13
noahさん、
残念ながらその本には、重要な項目、家の大きさと、ひと冬なのか、一月なのかの
区別は書かれてありません。
北関東の人間は、ろくさんのおっしゃるようにひと冬ではないかと思います。
この部分は「例」ですから、こまかい数値は容赦いただいて、
このように保証して家造りすることも1997年にはあった。ようですから、
家の燃費も仕様書(=契約書)に入れて欲しいと思いました。
施主と工務店の幸せのために。
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高気密・高断熱の家/ソーラーサーキット(外断熱・二重通気工法)
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