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充填断熱工法VS外断熱
「いい家」が欲しい。/談話室
断熱勉強中
2003/12/18(木) 19:50:38
一般的に、充填断熱工法は、外壁・通気層・防水透湿層・断熱材・防湿シート・内装でこれであれば、断熱材に進入した湿気も通気層で排出できると理解できる。
しかし、充填断熱工法を推進する参考書をみたりすると
外壁・通気層・防水透湿層・構造用合板・断熱材・防湿シート・内装となっており、これでも通気層が機能するらしい。
施工面で見ても、合板を張ったら良いと思いますが、
「いい家がほしい」でも書かれいたように、構造用合板は積層合板で気密性があるので断熱材の湿気は通気層に逃げないのではと考えます。それとも、湿気を排出するだけの気密性能なのでしょうか。
jasper
2003/12/18(木) 20:22:55
===============
失礼しました、Dummyに書き込んでしまいました。先ほどまでは
このトピがもうひとつあったのですが・・・。
================
そういう時こそ、他トピで話題?の「結露Kさん」の出番です。
納得いくまでシュミレーションしてみてください。
お住まいの気象条件によっては、安全かもしれませんし、危険かも
しれません。気密等の施工精度は、各材質の透湿抵抗、水蒸気圧等
の数値を変更することで代替してください。また、局所暖房して低い
温度の部屋を作ってしまった場合も計算させてみてください。
断熱
2003/12/18(木) 20:29:43
再度、質問させてください。
外断熱と充填断熱は木造の場合では、どちらが良いというのではなく施工精度や外壁・内壁の仕様によって使いわけると思うのですが、先ほど質問したように、充填断熱の一つの疑問があります。
建築雑誌等でも、外壁材+通気層+防水透湿シート+構造用合板+断熱材+防湿シート+内装
というのを良く目にします。
それに加えて、外壁がモルタルの場合は構造用合板に通気層を取らずに仕上げている場合などは論外なのでしょうか?
初歩的な質問ですみませんが、教えて頂けませんか?
断熱勉強中
2003/12/18(木) 21:13:58
アドバイスを・・・・・・・・・・・・・・・
jasper
2003/12/18(木) 21:57:43
内部結露防止の原則は湿気が入りにくく出やすいことが基本です。
また、通気工法は構造体内に侵入した湿気を外へ排除する方法とし
ては最も効果が高いと考えれます。(違うと主張される方もいらっ
しゃいますが)
特に透湿性の高い繊維系断熱材を用いる場合は、上記の例のように
透湿抵抗の大きい合板やOSBを配置すると危険が大きくなると思います。
ただ、施工精度、気候条件により大丈夫な場合もあれば、危険な場合
もあります。あとは「結露Kさん」で・・・。
(結露結露Kさん普及委員 jasper)
ほし
2003/12/18(木) 22:41:20
「充填断熱工法を推進する参考書」がどんな資料なのか教えていただけると
アドバイスが得られやすいと思います。
私の認識ですが、断熱方法と結露防止については地域差と気密住宅であるか
否かが大きいと考えています。
「新在来工法」のオリジナルバージョンは、内外温度差が国内で最も大きい
北海道でスタートしたので、そこで成立した防湿気密の方法である以上、充
てん断熱だから結露するという論法は暴論だと思います。
新在来工法の温暖地域向けバージョンである「ボード気密工法」では構造用
合板で気密を確保し、先張りシートによる防湿措置を簡易化していますが、
これはある程度温暖な地域(4地域以南?)でのみ成立する方法ではないかと
推測しています。
室内温度30℃80%RH−外部温度5℃40%RHという温度条件で、室内側からせっ
こうボード/袋入りグラスウール/構造用合板(有無)/透湿防水シート/通
気層/外壁材という壁構成で実験をしたことがありますが、構造用合板の有
無に関係なく壁内結露は起こりませんでした。
その時は色々と事情があって壁内結露を生じさせる必要があったので、最終
的にはせっこうボードにコンセント程度の穴を開けてようやく構造用合板有
りの方で結露が生じました。
旧式の住宅で壁内の断熱材が濡れたいたとされるケースでも、原因が雨漏り
であるのか、壁内結露であるのか切り分けができている訳ではなく、これも
私見ですが気密住宅でない在来工法の場合には雨漏りの方が遙かに多いと考
えています。切り妻の妻側や軒天まわりの防水処理が外壁に比べて遙かにい
い加減なので…。
モルタル外壁の通気層なしですが、昔からあるモルタル外壁は防水層がアス
ファルトフェルトのみなので結露よりも開口部まわりの防水の面で問題があ
るように思います。
ただし、最近はモルタルでもタイベック+防水テープ併用等の新しい工法が
増えているようなので、そちらは何とも言えません。
アンポン
2003/12/19(金) 08:04:36
室内温度30℃80%RH−外部温度5℃40%RHという温度条件で、室内側からせっ
こうボード/袋入りグラスウール/構造用合板(有無)/透湿防水シート/通
気層/外壁材という壁構成で実験をしたことがありますが、構造用合板の有
無に関係なく壁内結露は起こりませんでした。
<30℃80%RH>の露点は、たしか24℃ですね。
その状況で結露が発生しなかったということですと、
何らかのバリアーが働いていて、水蒸気が壁内に滲入しなかったか
滲入はしたのだが、結露に至らない何らかの要因があったと解釈できませんか?
T2C
2003/12/19(金) 11:16:58
ほしさん、アンポンさん、こんにちは。
>何らかのバリアーが働いていて、水蒸気が壁内に滲入しなかったか
滲入はしたのだが、結露に至らない何らかの要因があったと解釈できませんか? <
石膏ボードにも多少の透湿抵抗はありますし、外側のグラスウールにより石膏ボードの室外側の温度は上がり、ここでは露点温度に達しません。また、耳つきグラスウールは、全体が防湿層に包まれて、耳の部分も防湿層になっているわけですから、きちんと施工されて防湿層としても機能していれば、構造用合板の室内側では水蒸気圧が下がって、さらに露点温度が下がっているはずです。結露しなくても不思議はありません。
ほしさんの実験と、大体同じような壁と室内外の温湿度を想定(耳つきグラスウールは16K100mm、透湿抵抗は50程度と想定)して、結露計算したところでは、構造用合板の室内側がぎりぎりで結露領域に入るという感じですので、現実に結露するかどうか微妙なところです。石膏ボードの透湿抵抗は、合板の1/3程度ですが、この透湿抵抗を無くすと若干でも露点温度が上がりますので、その分結露する可能性は高まります。
構造用合板がない場合(構造用合板をタイベックに置き換えた)は、さらに水蒸気が抜けやすくなるので、計算上は、同じく耳つきグラスウールの透湿抵抗を50程度としても、石膏ボードの有無に関わらず、結露は起きないという判定になります。
以上の計算結果は、耳つきグラスウールの評価(=トータルで50程度の防湿抵抗になる)が正しいとすれば、実験結果とかけ離れてもいないように思いますので、逆に結露計算もまんざら捨てたものではないと感じました。
断熱勉強中さん、こんにちは。
構造用合板でも、スタイロフォームでも全く湿気を通さないわけではありません。あくまでも、
流入する水蒸気 < 排出可能な水蒸気
ならOKというのが充填断熱の基本だと思います。入ってきても出て行ってくれればいい訳です。また、寒冷な地域ほどこの比率を大きくして余裕を持たせておいたほうが安全ということです。以下は、別トピでろくさんにご紹介いただいた過去ログの内容です。設計品質と施工品質さんと仰る方のカキコですが、再びコピペして紹介させていただきます。
(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v
設計品質と施工品質さん 2001/03/25(日) 10:58:41
景様
外壁合板のみで気密を取ると、内部結露の危険が高まりますので、お住まいの地域を考慮して壁断面を構成して下さい。本当は設計・施工者のアドバイスがいると思います。様々な論点が交錯していますので、焦点を気密(防湿)の場所の一点に絞らせていただきます。
★内部結露対策
室内側のポリフィルムには気密性と防湿性を持たせる役割があり、冬の場合の防露対策上は、室内側と室外側で透湿抵抗(湿気の通しにくさの数値です)が外側の方が開放されていなければなりません。よく言われる『外にいくほど開放』されていないと、湿気が抵抗の大きい部分で止まり結露してしまいます。外壁合板での気密を取る場合、透湿抵抗が大きい(10.3)ので、室内側で必ず合板より透湿抵抗の大きいポリエチレンフィルム(透湿抵抗260)を精密に施工させて下さい。ただ、寒冷地温暖地で透湿抵抗の安全な内外差比率は異なります。
★透湿抵抗内外差と室内側最低透湿抵抗値
この透湿抵抗の内外差は、寒冷地と温暖値では、安全比率が異なります。さらに室内側の内部結露防止に必要な透湿抵抗の目安も付記すると
★内外安全比率と室内側安全透湿抵抗目安
T地域では5:1 120以上
U地域では4:1 120以上
V地域では3:1 60以上
W地域では2:1 30以上
X地域では1:1 30以上
となります。当然、コンセントボックスや施工不良による穴が無い事が前提条件です。
★主要な材料の透湿抵抗値
モルタル20mm 4.25
アスファルトフェルト 5.0
タイベック 0.087
合板 9mm 10.3
石膏ボード9mm 0.78
防湿層付GW50mm 17.0
GW50mm 0.8
ポリエチレンシート 260
壁の断面を柱の外と内壁でこの数値合計の比較をして上記安全比率の中にあるか、室内側安全透湿抵抗以上あるかで結露に対して危険かどうか判断して下さい。
当然、透湿抵抗値は穴があると0に近くなりますので、その部所にて内部結露の危険が高まります。穴が無い事が条件です。
(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v(^_^)v
無口
2003/12/19(金) 15:15:18
><30℃80%RH>の露点は、たしか24℃ですね。
>その状況で結露が発生しなかったということですと、
>何らかのバリアーが働いていて、水蒸気が壁内に滲入しなかったか
>滲入はしたのだが、結露に至らない何らかの要因があったと解釈できませんか?
想像ですが、ほしさんの実験で部屋側の石膏ボードにはビニールクロスが貼られていて、これがバリアーとして働いていたのではないでしょうか? でないと、外気温度5℃のとき24℃(私の計算だと26℃強)の露点では直ぐに結露してしまうような気がします。なので、コンセントぐらいの穴が開いて初めて水蒸気が壁の中に浸入した・・・のでは?
断熱勉強中
2003/12/19(金) 15:17:20
大変勉強になりました。本当にありがとうごさいます。
参考資料なんですが、「外断熱が危ない」「建築知識」です。
私の解釈としては、室内側は気密性を高くし、外壁側は透湿性を高めるのが基本だと思います。
そこで新在来工法は合板で気密性を高め、先張りシートを簡易化の意味が良くわかりません。外壁側で気密を高めてそれで良いのでしょうか?
もちろん室内側は防湿シートを天井まで貼り、気流止めをすれば先張りシートは必要なくなりますが。
合板で気密化をはかるのでなく合板は透湿シートとしての変わりになり、気密化は室内側に気密シートを張らなければいけないのではないでしょうか?
参考資料等にも「新在来工法は合板によって気密化し・・・」と書いてあります。
T2C
2003/12/19(金) 16:59:31
断熱勉強中さん、こんにちは。
おそらく、私にはこれ以上の説明はできないと思いますが。。。
>私の解釈としては、室内側は気密性を高くし、外壁側は透湿性を高める
のが基本だと思います。そこで新在来工法は合板で気密性を高め、先張り
シートを簡易化の意味が良くわかりません。外壁側で気密を高めてそれで
良いのでしょうか? <
これについては仰るとおりです。いろいろとお悩みのようですが、『ボード気密』の目指しているものが、2x4と同じ壁構造と考えられてはどうでしょうか。
2x4では気密シートがなくとも、面材により壁内気流も抑えられており、元々からある程度の気密性を持っています。ではなぜ気密シートが必要なのかというと、壁の中に室内からの水蒸気や気流を極力進入させないためです。水蒸気は結露のことを考えればもちろんそうなのですが、グラスウールのような繊維状断熱材の効果を最大限得るには、断熱材が入っている空間をしっかり密閉する必要があります。内部に気流が生じるようではダメなのです。
軸組みでは、この壁内気流を止めることが構造上難しいのです。『ボード気密』は、面材を採り入れることで、面倒な先張りシート施工を省略して、壁内気流を追放するためのものです。だから、室内側の防湿シートは2x4の場合と同じで当然のことながら必要です。面材を使うことで、壁内から筋交いを追い出せれば、断熱材の充填がしやすくなるというメリットもあります。
確かに外側に面材を使うと、ここでの透湿抵抗が高くなりますが、先の説に従えば、この構成でも内外の透湿抵抗比から言うと十分に安全ということになります。『ボード気密』がダメなら2x4もダメということになりますが、結露計算上では、結露は生じません。ただし、室内側の防湿シートの施工が悪くて、壁内への水蒸気の侵入が十分に防げない場合には、仰る通り、結露の心配が十分にあると思います。つまり、業者の施工制度に大きく左右されるということです。
新在来工法について、これ以上詳しいことをお知りになりたければ、図説も必要でしょうから、有償ですが、マニュアルを購入して読んでみられたらいかがでしょうか。
以上、お役に立てればいいのですが。。。
T2C
2003/12/19(金) 17:22:20
↑ すみません、少しだけ補足です。
>だから、室内側の防湿シートは2x4の場合と同じで当然のこと
ながら必要です。<
だからといって、耳つきグラスウールでは、個人的には非常に不安を持っています。やはり、グラスウールとは別に施工したほうがいいように思います。気分的な問題かもしれませんが。。。 (^^;;
断熱勉強中
2003/12/19(金) 18:58:31
ありがとうございました。
頭が混乱してきました。
ボード気密の場合は、外壁の防水・透湿シートは不要。
ボード気密の場合は、室内側に防湿シートが必要(ですよね?)であると、先張りシートは必要では??(天井で気流止めの場合を除く)
アンポン
2003/12/19(金) 19:52:39
要するに、壁の中に水蒸気が入らなければ結露は起きない、
入れば結露が発生する。入っても、外側の通気層に出て行ければ結露しない、
外断熱の場合には、壁の中には露点となる温度差が出来ない、
だから結露の危険性が少ない、ということですね。
となりますと、充填断熱では結露を発生させないためには、
システム的にかなりハイレベルな注意力と良心的な努力とが必要になりますね。
であるとすれば、充填断熱工法は特別に必要な場合にだけ行って、
一般的には外張り断熱を採用する方がベターではないでしょうか?
雨漏れは当然ですが、内部結露による腐れも欠陥であるとするならば、
なお一層そうおもえますが。
ところで、水蒸気がグラスウール断熱材を通過する場合、断熱性能が落ちるということはないのでしょうか?
T2C
2003/12/19(金) 21:47:19
断熱勉強中さん。混乱させて済みませんでした。
>ボード気密の場合は、外壁の防水・透湿シートは不要。
ボード気密の場合は、室内側に防湿シートが必要(ですよね?)で
あると、先張りシートは必要では??<
ともに不正解です。頑張って下さい。 :-P)
アンポンさん、こんばんは。
結露面だけ見れば、外張り有利は確かだと思います。
繊維状断熱材は、繊維と繊維の間に空気を動かないように閉じこめて断熱しているのですから、結露して、ここに水が閉じこめられれば、性能が落ちます。水蒸気が通過したり、留まったりしても結露しなければ影響しないと思います。
T2C
2003/12/19(金) 22:09:29
断熱勉強中さん、ちょっと不親切だったように思ったのでフォローします。
ボード気密の場合でも、外壁の防水・透湿シートは必要です。これについては他の工法と同じです。
ボード気密の場合は、室内側に防湿シートが必要(です!)ですが、土台、胴差しの先張りシートは不要です。ただし、屋根部分については、『シート気密』、『ボード気密』とも先張りシートが必要です。
とにかく新在来については、地域により断熱材厚も異なり、断熱方法の組み合わせにも含めて、いろいろな納まりがあります。図面もなく、これらを説明しても誤解を重ねて泥沼化するだけになりそうですので、興味がおありなら、一度マニュアルをご参照下さい。本当にごめんなさい、悪く思わないで下さい。
ほし
2003/12/19(金) 23:43:00
前述の実験ですが、石膏ボードにクロスは貼っていません。
袋入りグラスウールを自分で施工してみて感じたのは、上下左右をステープル
留めして押し込めば、石膏ボードでも耳の部分を押さえるのでそこそこの気密
&防湿性はあるのではないかな〜です。
ただし、会社での実験でもあり正直言って気密や断熱を考えない一般的な住宅
よりも施工は丁寧になってしまったと思います。
ただ、雑な施工というのは再現が難しいんですよね。
断熱勉強中さんへ
透湿防水シートは、透湿機能を持つ防水シートです。あくまでも主目的は防水
ですので…
アンポン
2003/12/20(土) 07:34:59
流入する水蒸気 < 排出可能な水蒸気
ならOKというのが充填断熱の基本だと思います。
でありますよね。
であるとしたら、合板張りでは排出能力が小さいので、結露発生の危険が
増大しますよね。
不安なことは、住む人にも、造る側にも、その安全性の見極めが日頃はできない
という事実ではないでしょうか。
知らないうちに腐っていく、高齢化してから厄介な修繕問題が表面化する
ということです。
充填断熱を勧める人は、工事さえきちんとしてあればなんな問題は発生しない
と言います。その工事の信頼レベルの確保については、そういっている人は
一切関知していませんよね。
無責任といえば全くその通りです。
鉄骨系住宅の充填断熱方法などは、正にその典型ですよ。
T2C
2003/12/20(土) 09:56:59
アンポンさん、どうも。
>充填断熱を勧める人は、工事さえきちんとしてあればなんな問題は発生しない
と言います。その工事の信頼レベルの確保については、そういっている人は
一切関知していませんよね。 <
まず、このトピのタイトルからして、こういう方向になるのは仕方がないと思っていましたが、私は充填断熱を勧めるつもりではないことをお断りしておきます。
さて、先にも書いたとおり、結露については、施工性も含めて外断熱が有利なのは確かだと思います。ただ、理論的にはこうすれば安全と言うことがわかっている以上、上のご意見については、設計と工事の監理の問題だと思います。やはり、設計士や施行業者の選択が最重要と思います。
逆に外断熱を勧める人なら、責任を持って、その工事の信頼レベルの確保について関知してくれるのでしょうか。外断熱なら、施行がいい加減でも、高齢化してから厄介な修繕問題が表面化することはないのでしょうか。 例えば、ビスの先端につり下げられた壁が、いつまで初期の状態を保っていられるかもお考え下さい。物事を単純化しすぎるのはどうかと思います。私は、どちらの断熱方法も疑ってかかるスタンスです。
>鉄骨系住宅の充填断熱方法などは、正にその典型ですよ<
鉄骨を充填断熱すれば結露を避けられません。断熱理論を知らないからできるので、論外だと思います。木造の充填断熱の話をしているのですから、論理的なアンポンさんにしては、こういう例を持ち出されるのはアンフェアーなのではありませんか?
アンポン
2003/12/20(土) 12:25:53
>鉄骨を充填断熱すれば結露を避けられません。断熱理論を知らないからできるので、論外だと思います。
現実には、論外なものが堂々と売られていて、無知なお客様がそこに
住むことになっています。
論外を持ち出すとアンフェアーだと叱られることがよくわかりません。
天下の○○林業ですら、いまだに防湿層を施工しませんで押し込みで
やっているのですから、そういった現実を踏まえた上でこの対比は語られて
よいのではないでしょうか?
T2C
2003/12/20(土) 13:20:25
アンポンさん、こんにちは。
>現実には、論外なものが堂々と売られていて、無知なお客様がそこに
住むことになっています。 <
仰る意味はよくわかりますし、お客が高い金を出しているものを、そのようにいい加減に作るのは許せないと思います。それで、仕方がないので、施主としても、勉強せざるを得ない情けない状態です。
いい加減な業者に対するお怒りごもっともですが、だからといってここで、
鉄骨系住宅の充填断熱は結露する→充填断熱はダメ
のように話を誘導されるのは、ちょっと違うのでは? と感じただけです。真面目に勉強して充填断熱を施行されておられる方々に失礼ではないかと思いました。気分を害されたのであれば、謝ります。
アンポン
2003/12/20(土) 16:45:01
T2Cさん、謝ったりなさらないで下さい。
実際に、鉄骨系の断熱の方法を現場で観察していますと、
メーカーには技術の分かるというよりも、常識を持った人がいるのだろうかと
心配になりませんか?
いい加減というよりも、でたらめな感じさえしませんか?
充填断熱でヒートブリッジを防げないことを承知の上で、隙間に詰め込みを
していますよ。
このテーマなのですから、それも問題にしてよいと思いますが、だめでしょうか?
T2C
2003/12/20(土) 18:15:22
アンポンさん、こんにちは。
>このテーマなのですから、それも問題にしてよいと思いますが、だめでしょうか<
難しいですね。ちょっと、私の考えをお聞きいただけますか?
充填断熱も外断熱気密断熱のための『理論』だと思っています。充填断熱も、きちんと外へ行くほど水蒸気圧を下げて、露店を下げることで断熱材内部で結露しないように計算しているのですから、デタラメではありません。外張り断熱なら、この点、誰が見てもさらに安全です。
しかしながら、『理論』である以上、そううまく『理論』通りには『実践』できません。『実践』には障壁が伴います。実際の生の材料で組み立てなければならないのですから、そこにはどちらの工法でも、施工上のミスが入りうるわけですし、そうなってしまえばどちらも机上の空論になってしまいます。施工の難しさからいって、その可能性は充填断熱の方が高いだろうと仰りたいのはわかります。なので、極力確実に施工できる方法はないものかと、新在来の工法も工夫が加え続けられているわけです。もちろん、外張り断熱においても然りです。『理論』をよりよく『実践=施工』するのための努力が行われていることについては、敬意を払うべきだと思います。
しかし私は、とりあえずこのトピでは、理論としての問題で話がここまで進んできたように思いますので、実践上での話は、とりあえず分けて考えないと、どうしても、『こんな施工不良があって、こうなってしまったから、XXX工法はダメだ』という話になってしまって、公平な判断ができないと思います。ましてや個人的には、鉄骨の充填断熱は、そもそも実践を待たずして、既に理論として破綻しているものと考えていましたので、ついつい、いきなり『アンフェアーだ』などと口走ってしまったわけで、これについてお詫び申し上げたわけです。
自分の住んでいるところに、施工に手慣れていない外張り業者と、施工に手慣れた充填断熱の業者があるとして、どちらに施工を頼みますか、ということになった場合、私は後者かな、と思っているわけです。ここを見分けることができないと、理論的にどちらが優れているかと考えても、結局ダメなのではないかと。もしかしたらアンポンさんは、上のような場合でも、理論として優れた外張りにする、と仰るのかも知れませんし、それはそれで構わないと思います。
>実際に、鉄骨系の断熱の方法を現場で観察していますと、
メーカーには技術の分かるというよりも、常識を持った人がいるのだろうかと
心配になりませんか?
いい加減というよりも、でたらめな感じさえしませんか?
充填断熱でヒートブリッジを防げないことを承知の上で、隙間に詰め込みを
していますよ。 <
仰るとおりです。上の例に限らず、断熱のことを理解せずに、おざなりに施工しているのは罪だと思います。家の寿命や住む人の健康にかかわってくる問題なのですから、一体高いお金を出して施工を依頼するお施主様をなんだと思っているのかと思います。プロとして、お金を頂戴してなさっていることなのだから、『断熱のことはわかりませんので....』などということは言い訳にもならないはずです。そこまで突き詰めていくと、理論・実践以前に設計・施行する側の意識の問題かなとも思うわけです。
ただ、先に述べた考え方から、この問題をここで掘り下げることは、トピ主様の断熱に対する公平な理解を妨げるだけのような気がしますので、例えば
『充填断熱の施工不良を提言するには?』
などといった別トピを立ち上げて、そこで議論された方がいいのではと思いました。
長くなってすみません。これについてどう思われますか?
T2C
2003/12/20(土) 18:22:34
↑ 誤字脱字だらけだったので訂正を。。。
誤: 充填断熱も外断熱気密断熱のための『理論』だと思っています。
正: 充填断熱も外断熱も気密断熱のための『理論』だと思っています。
誤: きちんと外へ行くほど水蒸気圧を下げて、露店を下げることで
正: きちんと外へ行くほど水蒸気圧を下げて、露点温度を下げることで
誤: 『充填断熱の施工不良を提言するには?』
正: 『充填断熱の施工不良を軽減するには?』
他にもあるかも??? (^^;;
断熱勉強中
2003/12/21(日) 22:33:45
皆さんありがとうございました。本当に勉強になりました。
私の解釈は皆さん言われているように、外部側を透湿性を高め内部側を気密性を高めれば、理論上は結露が起きない起きても外部に湿気は排出される。
(季候や諸条件は除く)
一つ疑問は、>ボード気密の場合は、室内側に防湿シートが必要(です!)ですが、土台、胴差しの先張りシートは不要です。
この先張りシート不要ですが、天井までで気流止めそこまでシートを張って、天井断熱しても、やはり先張りシートして気密シート張った方がよいと思います。
逆にボード工法で不要であれば、在来工法でもその方法で不要でよいとおもいます。マニュアル等でもう少し勉強してみます。
T2C
2003/12/22(月) 12:14:10
断熱勉強中さん、こんにちは。
先の寒波のため、土曜日は結局真冬日で、積雪も60cmを超えました。今朝もマイナス8度くらいまで下がったようです。
雪かき三昧で腰痛がしています。寒いところに住むのは大変ですねえ〜。
よく考えたら、トピ主である貴方の意見を伺わないで、先のアンポンさんからの問題提議に異論を唱えてしまいました。ご発言内容から、断熱の勉強をしようという意思を感じたので、混乱されることを心配してのことだったのですが、申し訳ありませんでした。どうもトピのタイトルが、ご質問の内容と一致していないような気もします。。。 (^^;;
もちろん、その気がおありなら、私の言う『実践』上の問題も取り上げられたらいいと思います。ただ、施工上の問題点をやり始めると、この談話室のような場では、きちんと冷静に議論するのが難しい内容だと思います。欠点のあげつらい合いに終始してしまう恐れがありますので、どうぞご注意ください。
>逆にボード工法で不要であれば、在来工法でもその方法で不要でよいとおもいます。
マニュアル等でもう少し勉強してみます<
非常によく理解されているのですね。疑問に出された点は、ごもっともと思います。
一応、先の私の回答は、マニュアルに沿ったものでしたので悪しからず。 :-P)
以下は、私の理解する範囲でとお断りさせていただきます。
先張りシートで土台まわりや胴差まわりを覆うことが、防湿を主眼に行なわれているのであれば、仰る通りですが、実際には、例えば土台部分の先張りシートは、室内側の防湿シートと合わせて、室内→壁内、床下→壁内への気流を止めることが主眼なのだと思います。つまりこの場合、床下、1F壁内、室内を気密的に別空間として隔てることが目的であって、先張りシート=気流止めという役割が大きいという解釈です。結果としてこの部分の防湿にもなりますが、それは副作用と考えてみてください。
『ボード気密』では、土台部分の床下→壁内への気流は、土台に直接構造用合板を打ち付ける(つまり剛床化する)などすることで、室内→壁内への気流は、室内側の防湿シートでそれぞれなくすことができますので、先張りシート不要となるという考えです。床下と壁内はボードで隔離し、室内と壁内は今まで通りシートで隔てるということです。土台、胴差、柱のような断面の大きな木部では、そこで防湿シートが途切れたとしても、その厚みゆえに透湿抵抗は12mm程度の合板などよりも余程高く、吸放湿性もあるため、通気層からの発散がきちんとされていれば、まずは問題とならないという考え方だと思います。
さらに混乱させてしまいましたか?
それを鵜呑みにしないで、(いい意味で)疑り深く、さらなる安全をお考えになるのであれば、先張りシートを張って『シート気密』にされたほうがいいと思います。この部分まで防湿されますし、気密的にもボードだけで取るより有利ですから。この場合、外壁に面材を打ち付けたとしても、それは強度獲得のため、あるいは、壁内から断熱材充填の邪魔になる筋交いを追い出すため、ということで割り切ればいいのでしょう。ただし、くどいですが、きちんと施工できる業者がいないと、絵に描いた餅です。
実際別トピでの発言をお読みいただければわかりますが、私自身、施工できる業者さんがいるなら、『ボード気密』よりも『シート気密』のほうが安心だと思っているわけです。これは私の住むマイナス10度以下まで下がる寒冷地では、4寸程度の柱といえども熱橋になり得ると思ったからで、それこそ少しでも気密を上げて、安全係数を上げて余裕を持たせておきたいからです。
またまた、長い書き込みで失礼いたしました。
T2C
2003/12/22(月) 13:02:30
すみません、補足です。
>室内と壁内は今まで通りシートで隔てるということです<
シートの途切れがある分、防湿的にはこの部分で『シート気密』よりも確かに不利ですし、さらに外壁側に面材を打つため、外側ほど透湿性を良くするというセオリーからすると、確かに安全係数は下がります。どうも、私も書き込んでいて、外壁側にボードを打つ意味が頭の中で不明瞭になってきました。壁全体の気密性(外側に対しても気密するという意味)を上げるためと、強度のためだけにやっているなら理解できますが。。。
そうなると、寒冷地か温暖地かという条件にもよりますが、『ボード気密』でも、先張りシートで室内側の気密層を連続させたほうが安全なのは確かですね。断熱勉強中さん、ありがとうございました。私も考えさせられました。貴方のお考えのほうが正しいのかもしれません。
ちなみに、このボード気密について、ある誌上の対談ででN方里見氏は次のように語っておられます。
『ある程度ラフに施工できるし、コスト的にも高くならないので、断熱気密施工に慣れていない人にもお勧めです。特に防湿層は、今までは連続的に施工しなければならないという強迫観念があったけど、これだとラフにやっても結露しないということが分かってきた。折り曲げてもいいし、下地で余ったときはぶつ切りしてもいい。』
ちょっと、額面どおりには受け取れないかもしれませんね。以上、参考まで。
断熱勉強中
2003/12/22(月) 18:17:25
本当にありがとうごさいました。
私が、充填断熱工法VS外断熱としたのは、どっちが良いというよりは、最近外断熱が良いよいう言葉をよく耳にし、実際その良さは理解できます。しかし、「いい家がほしい」では
充填断熱は絶対駄目!というような書き方をしています。
充填断熱が本当に駄目なものが知りたく、疑問点を皆さんに聞いたわけです。
原点は、良い家に住むというものですから・・・・
理論的には充填断熱でも問題ないというこで、疑問が解決です。
(あくまで外断熱より良いという意味でなく)
個人的には充填の方が好きです。理由はないです。
本当にありがとうございました。
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