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内部結露の防止について

「いい家」が欲しい。/談話室



かちとも 2005/05/24(火) 18:58:28
こんにちは。かちともと言います。
真剣に家作りについて勉強をしています。

 今、家を建てるに当たり、2社まで工務店を絞りました。
 片方は、アキレスで外張りをし、気密は0.3程、第3種換気によって結露の防止をしている、典型的な高高24住宅です。
 問題は、もう片方で、同じ高高24で外張りですが、決定的に違うのが断熱材です。木質系の断熱材で、湿気を通すので内部結露の防止になるとの事で、通気層をもうけていません。説明しますと、外側から透湿性モルタル→木質系断熱材→透湿防水シート→ダイライト→石膏ボード→内装材となります。前述のように通気層はありません。外断熱の壁体内結露の問題を、全ての材料に透湿性を持たして、湿気フリーを目指しているそうです。
 この断熱材は、木の繊維を絡め合わせて板状にした物で、比重が高いため圧縮強度、曲げ強度が高く、耐熱性も高く、撥水性に優れ、また、耐光性に優れているそうです(紫外線劣化が少ない)。また、この断熱材の基本的な概念は、水蒸気を止める概念ではなく、水蒸気を開放する概念を持っているそうです。気密は1程度だそうですが、約束は出来ないとの事、また第1種換気を採用しています。
 前者の工務店の理屈は良くわかりますが、後者の工務店の理屈が本当に理屈どうりであるのか、勉強中です。興味深い工法であるため、アキレスの工務店に決めかけていたのが、また勉強に戻ってしまいました。
 この工法について、ご意見等いただければ幸いです。
 よろしくお願いします。

kei2@北関東 2005/05/25(水) 08:22:12
はじめまして。

概念ではなく、各材料の厚さ、熱伝導率、透湿抵抗などは、いくらになりますか。

↓シミュレーションするHP
http://www.sotodan.com/main/_32school.html

かちとも 2005/05/28(土) 22:04:54
kei2@北関東さん。
はじめまして。

返信有難うございます。
さっそくシュミレーションしました。
結露の心配はないとのこたえでした。

これで安心?なのでしょうか?

この工法で問題があるとすればどのようなことが考え付くでしょうか?
今のところ私には思いつかないのですが・・・。

なにかアドバイスあればよろしくお願いします。

HIRA 2005/05/28(土) 23:14:53
木質系断熱材が具体的に何かがかいていないのですが,熱伝導率ではプラスチック系のものに比べて悪いのではないでしょうか(半分ぐらい?)。厚みにもよりますがこの断熱材を外張りにして高断熱が達成できるのかと疑問に思いました。
ちなみに木質繊維ボードであれば熱伝導率は0.040w/(m・k)程度でアキレスの半分程度の性能です。西方設計のHPに詳しく載っています。

かきくけこ 2005/05/29(日) 08:38:23
「透湿性モルタル」って、表面仕上げ無しでしょうか?それとも何か透湿性のある仕上げをするのでしょうか?透湿性のある外壁って、汚れやすいのではないでしょうか?

かちとも 2005/05/29(日) 12:08:29
HIRAさん。こんにちは。

HIRAさんの仰るとおり、熱伝導率ではプラスチック系のものに比べて悪いです。
省エネ基準に適合できるしなではなく、私も工務店の方に確認しました。
西方設計のHPにのっているものとは違い、輸入品になりますが、スペックは殆ど変りません。

この断熱材のメリットは

1.自然素材でありながら、外断熱に対応。熱伝導率・・・0.042w/mk(カタログ値)
2.自然素材でありながら、耐水性に優れている。体積比7%吸水(吸水実験8時間)
3.自然素材だから、水蒸気を通し、結露防止に役立つ
4.自然素材でありながら、厳しい防火試験に合格した。耐火性能(軸組み 耐火30分) (枠組み 30分 45分)
5.自然素材だから、吸音性を持ち、音の共鳴を防ぐ

デメリットとして

1.数値的な断熱数値は高くない。
2. 壁に使われる全ての材料に高い透湿性能が必要。
3.まだ、日本ではポピュラーでないため、データが少ない。

とのことでした。

肝心の熱伝導率は0.042w/m・kと断熱材としては高くないものですが、比熱が大きくて熱を蓄えやすい事から、夏でも断熱材が温まりにくく、実際の環境では発泡系断熱材と同等以上の断熱効果を発揮する場合もあるとのこと。また、どんなに断熱性能が高くても、断熱材自体が温まれば効果はなく、比熱が大きい事で熱の伝達を送らせてくれると想定でるとのこと。
「エコ建材ではありませんが、木繊セメント板のデータを参考として、実際の非定常下での断熱性能を表す「熱拡散率」という概念があり、数値が低い程、断熱性能が高いのですが、木繊セメント板のスペックが0.0004と非常に高く、発泡系断熱材の0.003前後と比べると優れている実験データが出ております」との意見も頂きました。

かきくけこさん。こんにちは。

透湿性モルタルについては、まだ調べることが出来ていません。
汚れやすいとは盲点でした。確認してみます。
汚れといえば、他の工務店で、光触媒入りのモルタル?を使っているところがありました。このように対応できれば、良いのでしょうが・・・。

かちとも 2005/05/29(日) 12:43:07
前述の光触媒入りのモルタルは、樹脂モルタルに光触媒入り塗装でした。塗装をすると当然のことながら、透湿性は失われてしまいますので、このアイデアは駄目ですね。

雨小僧 2005/05/29(日) 22:32:15
雨仕舞は、どうなるのでしょうか?透湿防水シートの位置が気になりますが。
耐水性は優れているらしいですが、モルタルはいつかヒビが入るので、
木質系断熱材は外壁側に何らかの防水処理がないと、断熱効果・耐久性が落ちるのではないのですか?

かちとも 2005/06/03(金) 22:44:52
 透湿性モルタルについてですが、表面仕上げはあります。
 汚れについて確認しましたが、一般のものと比べ汚れやすいことはないですが、普通に苔がついたりしますとの事でした。苔がつくことで性能が落ちるわけではないので、そうなったときでも、それが味になるようなエクステリアにすることが大切だ、とのことでした。私もそれが理想だと思っていますので、この点は解決と言うことで・・・(無理やりですが)。
 雨仕舞についてですが、このモルタルは5層塗りになっていてそのうちの2層ほど?(ちょっと記憶が曖昧で何層かは?です。)が防水仕様になっているそうです。また、断熱材の内側に透湿防水シートを施工しているそうです。また5層塗りにすることで、一度に断熱材までひび割れる事を防止しているとの事でした。
 ひび割れたときの断熱材の断熱効果・耐久性については、まだ聞いていませんが、個人的には落ちると思っています。ただ、断熱効果・耐久性が落ちるといっても、すぐにと言うわけでは無いですから、ひび割れを早期に発見して補修することが、解決策ではないかと考えています。

からつゆ 2005/06/19(日) 21:22:21
構成をみてるとかなり問題です。雨小僧さんの指摘どおりです。
断熱材の外側に、透湿防水シートを設置し、さらに好ましくは
防湿処置(ダイライトだけよいか?)をなにか施した方がよいかも。

断熱棟梁 2005/06/21(火) 11:49:07
>外側から透湿性モルタル→木質系断熱材→透湿防水シート→ダイライト→石膏ボード→内装材となります。
特に透湿抵抗が低いとのうたい文句であるダイライトを室内側に施工し、通気層が無く
透湿性モルタルを施工した場合、おそらく、冬季モルタルの壁内側に結露するでしょう。
内装材に透湿抵抗の大きい塩ビ壁紙等を使用すれば別ですが、木質系断熱材の吸・放湿
性能にも限りがあり、結露は防げないと思います。
モルタルの透湿性能がいかほどかにもよりますが、ダイライトよりは抵抗は大きいと思います。
モルタルの透湿量が解れば、結露の有無は簡単に計算できます。
明確な結露まで行かない場合でも、木質繊維そのものが、吸湿量が大きく、水分率高い状態が続いた場合には、木材腐朽菌の繁殖を助長するため、余りよい工法とは思えません。
ダイライトの代わりに、構造用合板を使えば、かなり変わってくるでしょう。
(透湿抵抗が大きい)
また、外壁側に、雨じまいがないというのは、構造上問題が大きいと思いますが、
いかがでしょうか。

ECOじゃらし 2005/06/23(木) 14:55:23
かちともさんが検討されている木質系の断熱材(ECOボード)ですが、私も興味を持っています。
確かにプラスチック系断熱材と比較すると断熱性能は高くないのですが、
扱っている工務店では、木製サッシを標準採用するなど建物全体の断熱性能を高めることで、カバーできるとの説明です。
ただ、私も雨仕舞いについては心配なところもあり、
断熱棟梁さんのご指摘どおり、「構造上問題が大きい」のであるとすれば、
考え直さなくてはなりません。
ここはぜひ、製品を扱っている株式会社エコライフ研究所から、
科学的な根拠を示した説明をお願いできればありがたいです。
(以下、株式会社エコライフ研究所HPからの引用)
http://www.ecohouse.ne.jp/index.htm
平成17年5月25日プレリリースより
「ECO断熱ボード」は世界トップクラスのエコ商品です。木繊維100%なのに耐火性に非常に優れ、モルタルを直塗りできる外張り断熱材です。
特徴は、
○防火関係の大臣認定取得済み、
○接着剤や難燃剤は一切使用なし、
○断熱性能は羊毛やセルローズファイバーと同程度、
○将来解体破棄される場合でも自然に還る素材、
○コストが施工手間を含め安価 などです。


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