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リフレクテックスのメリット・デメリット
「いい家」が欲しい。/談話室
ともろこし
2005/07/12(火) 22:33:43
株式会社佐武から、次世代断熱材「リフレクティックス」というものが出ています。厚さ8ミリで発泡ポリエチレン断熱材75ミリと同等の断熱効果があり、97%の高い反射率でほとんどの熱線を反射する事ができる・・・というものです。他の断熱材と全く違う部分は、熱を反射するということです。(普通は熱を吸収してしまうそうです)。はなしを聞くと、軽いし断熱効果は高いし、外断熱には最適のような気がするのですが・・・。
過去レスにもこれを使われた方がおられましたが、果たしてメリット・デメリットは何なのでしょうか。
まっぺん
2005/07/12(火) 22:43:03
一言でいうと「詐欺」ですね。
アルミ膜をはったプチプチが平米3000円もするという値段もさることながら、
断熱性能(R値)の表記も日本の平米あたりではなく米国の単位(スクェアフィート)のようで、正確ではありません。
AccioBrain
2005/07/13(水) 00:17:38
Webサイトの説明を見てもよく分かりません。通常の断熱材でも熱線による熱伝導は少なくて、大部分が固体や気体を伝わる伝導です。それも抑えなければ、全体の断熱性は75mmポリエチレン断熱材の足元にも及びません。考えられる使用法としては、対流の発生しない、熱が上から下に伝わる部分の断熱、たとえば床下断熱とか、夏用の天井断熱とかです。しかし、熱線反射率の高いものを用意するだけなら、アルミホイルで充分な気もします。
2×6住人
2005/07/13(水) 05:45:36
リフレクテックス自体での断熱性は余り無く、リフレクテックスと床材などの間に
封止された空気の層をつくって、全体のシステムとして断熱を稼ぐというものだった
ような気がします。そのため、グラスウールやポリスチレンなどの断熱材と違い、
施工の仕方が重要だったと思います。
本家本元のリフレクテックス社のサイトには、ビルダー向けにキチンとした資料があります。
http://www.reflectixinc.com/script/uploads/AddResc/F2.pdf
お読みになれば、夢の断熱材ではないことがわかると思います。
私は、既存の断熱材にアルミシート貼っても同じ効果があると思っています。
ちなみに、私の家では、アルミ蒸着のベーパバリアシートを貼っています。
ともろこし
2005/07/13(水) 19:55:04
先日、とある完成見学会で現物が展示してありました。辺が30センチくらいの立方体にかたやリフレクティックス、かたやグラスウールで包み込み、外からハロゲンヒーターをあてて、立方体の中の温度をはかり、35度と30度と差があったものですから、つい興味があって質問してみました。今度、実際にリフレクティックスを使った家の見学会があるので、(あまり期待せずに)行ってみようと思います。皆さん、ありがとうございました。
AccioBrain
2005/07/14(木) 00:53:06
解決済みですが…
> 外からハロゲンヒーターをあてて、立方体の中の温度をはかり、
> 35度と30度と差があったものですから、
これなんです。もし
「外からお湯をかけて、立方体の中の温度をはかり」
とするなら、結果は、差が出ないかグラスウールの勝ちです(グラスウールにお
湯がしみこまないようにシールがあるとして)。
どちらの条件のほうが実際に近いかと言えば、それこそ使い方によってまちまち
なのですが、普通の壁内断熱ではお湯の例の方が近いです。
貧乏人
2005/07/14(木) 13:22:01
AccioBrain さま
すみません。お馬鹿な私にちょっとご教授ください。
1.なぜお湯をかけるとグラスウールが勝つのですか?
2.なぜお湯の例が実際に近いのですか?
物理や化学に疎い私にはチンプンカンプンです。
質問する側でこういうこと言うのも恐縮ですが、素人でも
わかるように説明していただけると助かります。
よろしくお願いします。m(_ _)m
AccioBrain
2005/07/14(木) 23:56:35
1.なぜお湯をかけるとグラスウールが勝つのですか?
2.なぜお湯の例が実際に近いのですか?
物質の中を熱が伝わるには、物質そのものが熱を伝えるか、物質の中を遠赤外線
が伝わるかすれば良いです。遠赤外線は金属光沢の表面では反射されますから、
せっかく伝わってきた熱が戻っていくことになります。リフレクティックスは、
この性質を利用していると思います。お湯という物質で熱が伝えられたら、リフ
レクティックスと言う物質自体が熱を伝え始めます。物質自体の断熱性はグラス
ウールよりずっと悪いと思います。
グラスウールの断熱性は、基本的には空気の断熱性の利用で、対流が生じて熱伝
導が激増しないように空気の流動を抑えるのが第一の目的です。空間の一部が空
気から、熱伝導の良いガラスに置き換えられるので、物質での熱伝導は、空気よ
り若干大きくなります。
一方で、空気中を自由に通過する遠赤外線を吸収することにより、遠赤外線の放
射と吸収を何度も繰り返さねばならないように、手間をかけさせます。端から端
に遠赤外線が到達するのに平均10回の吸収・放射が必要ならば、遠赤外線による
熱伝導は10分の1になります。グラスウールの中では、吸収・放出の回数を非常
に大きくして、物質による熱伝導が大半を占めるようになっています。壁の中の
充填断熱では、石膏ボードなどに触れて断熱材が温まるところから始まりますか
ら、遠赤外線での熱伝導だけを抑えても効果は薄いでしょう。
貧乏人
2005/07/15(金) 13:15:40
AccioBrain さま
わざわざ解説どうもありがとうございます。
しかし、お馬鹿な私はまだ理解できていません。
1.なぜお湯をかけるとグラスウールが勝つのですか?
の方はなんとなくわかりましたが、
2.なぜお湯の例が実際に近いのですか?
の方はまだ???です。
遠赤外線というのはハロゲンヒーターのことでしょうか?
通常の環境、つまり太陽の熱が伝わるのとはどう違うのでしょうか?
お湯という物質で熱が伝えられるのと同じ(あるいは近い)とは
思えないのですが…。
もし御手隙ならご回答のほどよろしくお願いします。
ナチュラー
2005/07/17(日) 20:55:02
>通常の環境、つまり太陽の熱が伝わるのとはどう違うのでしょうか?
>お湯という物質で熱が伝えられるのと同じ(あるいは近い)とは
>思えないのですが…。
つまり断熱材に太陽の光が直接さらされることはなく、外壁に伝えられた
熱が断熱材に伝わるからじゃないですか。
貧乏人
2005/07/19(火) 14:09:22
ナチュラーさま
レスどうもありがとうございます。
> つまり断熱材に太陽の光が直接さらされることはなく、外壁に伝えられた
> 熱が断熱材に伝わるからじゃないですか。
外壁と断熱材の間は、通常通気層があるのではないでしょうか?
そうすると直接お湯をかける場合とはやはり違うと思うのですが…。
あまり反応がないということは、こんな簡単なことを理解できない
のは私だけなのでしょうか??
AccioBrain
2005/07/19(火) 23:16:41
> 外壁と断熱材の間は、通常通気層があるのではないでしょうか?
> そうすると直接お湯をかける場合とはやはり違うと思うのですが…。
やっと問題にしている点が分かりました。
リフレクティックスが多くの人から疑いの目で見られているのは、
「厚さ8ミリで発泡ポリエチレン断熱材75ミリと同等の断熱効果があり、」
といったような宣伝文句が原因です。それはリフレクティックスを、どのような
場所に施工しても発泡ポリエチレン断熱材75ミリと同等の断熱効果があるかのよ
うに主張した言葉です。リフレクティックスは、その両側に水や木やグラスファ
イバーのような、物質を通しての伝導が主であるものをおけば、ただの8mmの空
気層でしかありません。リフレクティックスが効果を発揮するには、輻射伝導が
主である空気層のようなものが片側か両側になければいけません。立方体をリフ
レクティックスやグラスウールで包み込み、外からハロゲンヒーターをあてる実
験では、ハロゲンヒーターと立方体との間の空気が断熱材です。
だから正確には、
「厚さ8mmのリフレクティックスでガードされた75mm厚さの空気層は発泡ポリエ
チレン断熱材75mmと同等」というようにする必要があると思います。
床下断熱や、夏の屋根断熱はそれでよいのですが、壁のような場所では対流が付
け加わるため、さらに綿密な検討が必要だと思います。また、普通の断熱材では
ほこりがついても構いませんが、リフレクティックスにほこりがついたら効果は
激減するでしょう。
輸入代理店のウェブサイトには、自分が取り扱うものがよく分かっているのかと
首をかしげるような説明文が載っている場合があります。物がよければそれでよ
いとはいっても、断熱材のような施工技術が密接に絡む商品の場合には、とんで
もない施工をされないかと心細くなります。私の家で使ったアイシネンの場合も、
ウェブサイトを見る限り、変な表現がそこかしこにありました。例えば今でも
「一般的に、(外壁中の)水蒸気の動きの99%は空気の流れによって生じ、残りの
1%は拡散によって移動します。」と書かれていますが、なにが「一般的に」な
んでしょう。これは、元になる英語の文献をたどると、一種の単純化した実験で
の値であって一般的にというには程遠いものでした。(この部分には、製造元の
説明のまずさも付け加わっています)アイシネンの良さを納得するまでにどれだ
けウェブサイトをあさったことか。
リフレクティックスの場合には、システムとして初めて断熱性能が発揮されるも
のですから、代理店の商品理解はさらに重要になると思います。その目でウェブ
サイトを見ると…心配ですね。
熱移動は5%が伝導熱、20%が対流熱、75%が輻射熱であるという数値の妥当性には
目をつぶるとしても、従来の断熱材が伝導熱、対流熱しか遮断していないとは、
事実誤認も甚だしい。第一、そのま放って置けば0.026W程度の断熱性(輻射伝導
は含まず)を持つ空気に、わざわざ0.5〜1Wの高い熱伝導率をもつガラス繊維を追
加して、その結果、空気より2割以上悪い断熱性(ただし輻射伝導を含む)を達成
して、よかった良かったと言っている人たちは何のために努力していると考えて
いるのでしょうか。グラスウールは、伝導熱に対する断熱性を犠牲にしても、対
流熱と輻射熱を減らすための物以外の何物でもありません。
貧乏人
2005/07/21(木) 13:37:23
AccioBrainさま
解説どうもありがとうございます。
しかしながら、お馬鹿な私にはどの部分が質問に対する答えなのか
すらわかりません。
他に反応が無いということはやはり理解できていないのは私だけなのでしょう。
このトピ自身はすでに解決していますし、これ以上お手数をおかけするのも
何ですので、自分で勉強してみます。
どうもありがとうございました。
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